toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「旧主再会」 佐伯泰英

2014年02月25日 | 読書日記
「酔いどれ小籐次捕物控」の17巻。

番外編で登場した幼馴染の三男坊が、6万石の殿様になり小籐次にお家騒動の始末を依頼する話。
小籐次は信州の松本に遠征して活躍。


幻冬社時代小説文庫
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「新生」 瀬名秀明

2014年02月25日 | 読書日記
短編2編と中篇1編の構成。
どの話も、ストーリが滅茶苦茶で、最後まで読んでも、なんだかさっぱり分らない。
読むのは時間の無駄。買うのは金の無駄!!


河出書房
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「月の欠片」 浮穴みみ

2014年02月23日 | 読書日記
明治の初め、江戸から東京になったばかりの頃、切腹に偽装された連続殺人事件の謎を、西洋茶屋の書生達が解決する物語。
刀は寒いところに置いておくと、細かい破片になってしまうらしい。


祥伝社
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「シャンプーが目に沁みる」 山下貴光

2014年02月23日 | 読書日記
中学生の頃やんちゃしてた村越郁美、ヤクザの親分の息子の海江田正臣、何を考えているのか分らない伊奈三喜男の3人の高校生が事件を解決するライトミステリー。
2つの短編と1つの中篇小説の構成で、2番目の短編は海江田の中学時代の話で番外編。内容も設定もイマイチ。
最後は、本当の友達ってそんなんじゃないよ・・と言う青春物的オチになってるけど、イマイチすべってる。。


講談社
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「ラフ・アンド・タフ」 馳星周

2014年02月22日 | 読書日記
「プリズン・ホテル」と同じく主人公が短気ですぐに人を殴るという設定のため、読みはじめてちょっと嫌な気分になるけど、我慢して読んでいくと物語が動き始める。
良い人に生まれ変わって幸せを手に入れた主人公の意外な結末。感動の場面なのかもしれないけど、「ふーん」といった感じ。
「ソウル・メイト」の方が感動した。
早紀子が斎藤に何故子供を預けたのか、最後までわからない。



講談社
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「八月の青い蝶」 周防柳

2014年02月20日 | 読書日記
最初たいして面白くないストーリの話が続くが、原子爆弾が落ちたところから物語が動き出す。
広島が舞台の理由もそこだったのかと納得。


集英社
コメント (2)
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「品川の騒ぎ」 佐伯泰英

2014年02月19日 | 読書日記
「酔いどれ小籐次」の第15巻だけど、「青雲編」と付いていいる通り番外編。
『「鎌倉河岸捕物控」読本』と同じく、小籐次の昔のことを書いた短編と、シリーズの登場人物やら背景やらの解説など。
後で見直したりするとき便利だけど、当然のことながらこの後に出る作品には触れてないわけで、こういうものはシリーズが完結した後に出して欲しいなぁ・・・


幻冬社時代小説文庫
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「新春歌会」 佐伯泰英

2014年02月16日 | 読書日記
「酔いどれ小籐次留書」の16巻。
文政2年の暮れから3年の年が明けたところまでの話。
おりょうが望外川荘で暮らし始め、剣豪小説から小籐次との恋愛小説になりつつある。
一冊を通じで一つの事件が起きて解決する(合間に細かい事件も有るけど)と言う本来の形になって個人的には嬉しい。


幻冬社時代小説文庫
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「冬日淡々」 佐伯泰英

2014年02月15日 | 読書日記
「酔いどれ小籐次留書」の14巻。
三河蔦屋の染左衛門に従って成田山詣に行く話と、厚さをそろえるためか、関係無い小さな話がおまけに2つ。
最近の佐伯泰英の本はこのパターンが多い気がする。


幻冬社時代小説文庫
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「野分一過」 佐伯泰英

2014年02月12日 | 読書日記
「酔いどれ小籐次留書」の13巻。
今回は一冊の中でいくつも事件が起こるという展開。
だから一つの事件は簡単に解決してしまう。
短編集を読んでいるような・・・・


幻冬社時代小説文庫
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「手のひらの音符」 藤岡陽子

2014年02月12日 | 読書日記
会社の中で、自分の担当部署がリストラで無くなりそうな主人公が、高校時代の同級生と逢って、一緒に次の道を歩みだす物語。
合間に子供時代、高校時代、専門学校時代などの話が入って、最後まで読むとちゃんと繋がるようになっている。
こういう構成の作品は良く有るけれど、これは時代が先に行ったり後の戻ったりする割には自然に読めるようになっている。


新潮社
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「よっ、十一代目!」 佐伯泰英

2014年02月08日 | 読書日記
「鎌倉河岸捕物控」の22巻。
タイトル通り最後に,しほが11代目になる男の子を出産。


角川春樹事務所
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「春の珍事」 佐伯泰英

2014年02月08日 | 読書日記
「鎌倉河岸捕物控」の21巻。
金座裏の飼い猫の菊小僧の行方不明騒ぎの中、寺坂毅一郎の従弟が祝言を直前に控えて姿を消す。2つの騒ぎが収まったところで、関係の無い2つの事件が起こって、両方とも無事解決と言う内容。
どうも一冊の分量になるように調整したとしか思えない構成(笑)。

金流しはいよいよ政次が使うようになり、銀のなえしの出番は無くなってしまった。
彦四郎に続いて、亮吉もいよいよ??



角川春樹事務所
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「シュレーダーの階段」 小島達矢

2014年02月03日 | 読書日記
全く関係ない物語AとBが少しずつ交互に語られるという私が嫌いなパターンの作品。

物語Aは、誘拐されてしまった女性が監禁先で何とか脱出をしようとする話で、Bはある高校でのいじめの話。
両方とも理不尽で読むのが辛くなるような展開。
お約束で、最後に二つの物語が一緒になるわけだけど、Bのいじめの話は単なる前振りで、本題はこの最後の部分だけ。今までのむかつくいじめの話は何だったの??

しかも、実はBはAの一年後の話で、Bの最後の場面の原因となる話。
物語が交互に語られるのは、Bの話の次にAが続くとどうなるのか・・・と言うところで「実は1年のずれが有りました」と言うオチのため。

技巧に走りすぎです。



双葉社
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「この世界がゲームだと俺だけが知っている」 ウスパー

2014年02月02日 | 読書日記
シリーズのもの第3巻と言うことは手にした後に気づいたので、1も2も読んでいないけれど、とりあえず読んでみた。
確かに途中から始まっていて、最後もまた続く・・という終わり方だけど、これだけ読んでも充分楽しめる。

ロールプレイングゲームで遊ぶのが好きな主人公が、ゲームと同じ世界に入り込んで、ゲームをなぞりながら進んでいくと言う話らしい。
宮部みゆきとかで、似たような話をいくつか読んでいるので、ファンタジーとしてすんなり入り込めた。


KADOKAWA
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