石持浅海は「月の扉」( http://blog.goo.ne.jp/tsurishi/e/70be09d8b822a7bcec6160197648348d )に続いて2冊目。
依然として男性か女性かは不明だけど、もしかしたら女性かも。
ここのところ私にとっては「ハズレ」が続いたから、今度こそ面白い本を・・と思ったけど、この本は装丁が酷くて全く期待感ゼロ。
表紙だけでなく中も一編ごとに黒い紙が入っていて判りやすいのはいいけれど、そこのデザインがダサすぎ。
でも、内容は良かった。
全部で8編で、全てちょっとブラックなミステリー。
どの作品もなかなか良く出来ていて、読んでいて飽きない。
表紙のセンスの悪さには目をつぶって、お勧めです。
河出書房新社