食堂のおばちゃん14
前巻で登場したばかりの相良千歳が松原団と婚約の展開は「婚活食堂」なみ。
まだまだ続く。
2023.7.18
ハルキ文庫
食堂のおばちゃん14
前巻で登場したばかりの相良千歳が松原団と婚約の展開は「婚活食堂」なみ。
まだまだ続く。
2023.7.18
ハルキ文庫
食堂のおばちゃん13
安定の面白さだけど、ちょっと物語の傾向が変わってきた?
康平はしばらくワインブームだったけれど、今度は焼酎。
日本酒党としてはちょっと寂しい。
リン子の飼い主の充希が常連になるかと思ったけれど、一話限りの登場でした。
そして万里と要に降って湧いた恋愛騒動もこの巻だけのお話。
2023.1.18
ハルキ文庫
ハードボイルドなのか、警察の裏の告発小説なのか、裏の仕事人の話なのか・・・。
そしてリアリティを持たせるためだろうけどセリフが分かりにくいし、ストーリはご都合主義。
良く分からない一冊。
2017.3.13
さくら舎
読み始めて、とにかく文章が知的だと感じた。
だから
・・・けっこう○○で・・・。とはいえけっこう××で・・・。
という箇所で、「けっこう」を続けてるのが気になって仕方なかった。
物語が始まってからは、特にそんな風には思わなくなったけれど。。
本の内容は、洗練された朱川湊人って感じ。
シュールなライトホラーと言えば良いのか。
終盤になるにつれ付いて行けなくなって、内容が理解できなくなった。
2024.10.2
KADOKAWA
落語の演目の「もう半分」「後生ウナギ」「髑髏柳(新作)」をモチーフにした3作の中編集に見せかけた長編小説。
それぞれの元ネタはホラーだったりブラックだったりで、その見立てみたいな話もホラーテイスト。
面白くて一気に読んでしまったけれど、構成が良くない。
元ネタや登場人物の背景などを、回想や会話で切れぎれに説明しながら明らかになるようになっているけれど、これが不自然でまどろっこしい。
纏めて説明して後はストーリを展開していく構成にして欲しかった。
いたるところ伏線が地雷のようにちりばめられていて、読んでいて振り返るところが多かった。
終盤に物語全体が見えてくると結末も見えてきて、ほぼその通りの結末となる。
2024.10.25
中央公論新社
ホワイダニット。
面白くて一気読みしたけれど、内容には納得はできなかった。
特に杏奈に関しては。
ラストも、もうちょっと何とかして欲しかった・・・って気持ち。
最後に繋がる最初のセクションは、以降のセクションとは時間が違っているんだから、第一章に入れずにプロローグとして独立させて欲しかった。
四年後に纏められているからしばらく時間が合わないことに悩んでしまった。
この作者はスポーツ物の方が好き。
2024.10.20
双葉社
書店でバイトしてる青年たちの物語。
一話ごとに主人公が代わっていって、それぞれの視点で一人称で語られていく。
書店を舞台にした少しドタベタ気味の友情物語と言った感じで話が進むけれど、最終章でちょっと方向が変わってタネ明しのような内容になるけれど、何が言いたいのか良く分からなかった。
伏線みたいに登場していた少女が、実は亡くなった娘で恩師に逢いたくて出てきたってことなのかな?
2021.6.15
KADOKAWA
目次を見ると4つのタイトルが有るから、連作短編集なのかと思いつつ読みはじめた。
最初の話が物語の途中で終わっているので長編なのかと思い直して次の話に移ると全く別の物語が始まって頭は混乱。
ところが終盤になって最初の話の30年後の物語だと判明。
あまりに分かりにくい構成だけど、何の話か見えなかったのがここで30年前の事件(最初の話が途中で終わった後事件が起きていたらしい)に冤罪の疑惑が有ってその真相を解明していく物語だと判明する。
そしてこの話も物語の途中で終わる。
次の話に移ると再び登場人物が一新して状況が読めなくなくなるけれど、前の話の主人公の永瀬祥子らしき人物の発言から、また前の話の終わり方からその後にも事件が起きてそれから30年経っているのだと想像させる。
ところが最後に最初の事件から30年後と明かされてますます混乱。
前の話と同時期の話?
じゃあ話の最初の思わせぶりな会話は物語とは全く無関係??
佐野隆=大島保じゃなかったの???
ついでに土屋家って茅ケ崎から引っ越してきたことになってるんだけど、実家に戻ったってこと????
最後の解決編になってまた状況が一変。
被害者だと思っていた琴美が登場して最初の話は30年前ではなく、すべての話は同時期の話だと明かされる。
そして何なの、この結末は・・・。
大崎梢だから期待したのに、がっかりの一冊。
なんでこんなに分かりにくくしたんだろう?
2020.5.30
光文社
現実からちょっとだけ変わっていると言う設定は三崎亜記に近いけれど、内容は全く異なる。
ブラックでホラーなファンタジと言うか、他に類を見ない設定。
権三郎狸と言う一見ユーモラスだけど、かなり怖い存在に振り回される村の物語。
ラストもなかなかだけど、個人的にはこういう物語は嫌いじゃない。
2018.3.20
新潮社
緒方洪庵の伝記。
とにかく登場人物が多い。
歴史好きにはおなじみかもしれないけれど、興味の無い私が知っていたのはシーボルトくらい。主人公も含めて聞いたこと有る程度の人が数人いた他は、この人誰?
文章も難しくて、特に終盤の幕末の話にいたっては何が起こっているのかさっぱり理解できない。
主人公を物語の中心にしてもう少し簡潔な内容にしてもらいたかった。
と言うわけで、結局何をした人なのか私には良く分かりませんでした。
歴史好きの人は面白かったんでしょうね。
2024.10.22
PHP研究所
食べ物が登場する話や、落語家と一緒に食事をしたエピソードなどをテーマにしたエッセイ集。
落語家の裏話的な楽しさがある。
なかでも春風亭勢朝の話には笑った。
2024.9.20
飯塚書店
光(電磁波)に特化した物理学の解説書。
ニュートン、ヤング、ファラデー、マックスウェルなどが推し進めた歴史から、SF作品まで多彩な内容。
数式を一切使っていないのでちょっと理解しにくいところも有る。
終盤は透明化に絞った考察。
プランクのエネルギ量子仮説が無理やり考えたやぶれかぶれの産物だったとは・・・。
2024.8.30
文藝春秋
子ども食堂のある一日を様々な人の視点で描いた小説。
どの人の話もそれぞれの人生の物語を振り返りながら語られる形式になっている。
感動の物語にしようという作為がミエミエな感じで、小野寺史宜の作品としてはイマイチ。
2021.8.10
講談社
最後まで読んで結局何だか分からなかった。
何となく繋がっているような、そうで無いような。。
不思議なようで、そうでもないような・・・。
2016.3.18
河北新報出版センター
食堂のおばちゃん12
表題作は、康平と瑠美が婚活食堂に行く話。
レディ・ムーンライトに灯りが見えた模様。
2022.7.18
ハルキ文庫