表題作の中編に2つの短編という構成の本。
3作とも何だか良く分からなくてイライラする内容。
特に表題作は何故か二人称で書かれている。
それも「彼女は」と書けば良いところをただ「あなたは」としただけの意図かまるで理解できない書き方で、ひたすら気持ち悪い。
この作者の作品はもう二度と読まないと思う。
2022.11.8
講談社
表題作の中編に2つの短編という構成の本。
3作とも何だか良く分からなくてイライラする内容。
特に表題作は何故か二人称で書かれている。
それも「彼女は」と書けば良いところをただ「あなたは」としただけの意図かまるで理解できない書き方で、ひたすら気持ち悪い。
この作者の作品はもう二度と読まないと思う。
2022.11.8
講談社
面白かった。
シリーズ物らしく、前作を読んでいないと分からない話とか出てくるけれど、本筋のストーリにはあまり関係無いので大丈夫。
本に使用する紙の話と言えばはらだみずきの「銀座の紙ひこうき」を連想するけれど、こちらはそれ以上に専門用語満載。
一つも覚えられなかったけれど参考にはなった。
2023.8.14
宝島社
物語は面白くて最後まで楽しめた。
いつの時代の話だ?って思ったけれど、H県のS知事の例もあるから今でもこんな会社有っても不思議じゃないかも・・・。
映画にも俳優にも全く興味の無い私には比喩がちっとも近い出来なかった。
2017.7.17
小学館
いかにも山田宗樹らしい設定がぶっ飛んでる小説。
今まで読んだ中では一番リアリティが有ってストーリも面白かった。
弁護士や妻と思考実験をする場面が多く登場するけれど、合理的に考えてちょっとおかしいと思う部分も色々あるもののぶっ飛んでいる設定をそれらしくうまく説明していていい方法だと思った。
ただ、タイトルが内容を上手く表していなくて残念。
2024.9.8
角川春樹事務所
やっぱり出来損ないの三崎亜紀みたいな作品。
書いてあることは理解できるのに、全体を通してなんだか分からないと言うのは「百年泥」と同じ。
「百年泥」はまだ面白いと思えたけれど、これはちょっと・・・。
同じく理解はできなかったものの同時収録の「星晒し」の方がまだ少し良かった。。
2020.9.25
新潮社
飛ばしていた食堂のおばちゃんシリーズ5。
6以降に登場する様々な事項の経緯が明らかになった。
特に内容が盛沢山の第四話がお気に入り。
ついに地元の酒が登場したけれど、私のお気に入りの銘柄じゃなかった。。
2019.1.18
ハルキ文庫
食堂のおばちゃんシリーズ8
今回は「婚活食堂」みたいな展開で辰浪康平と菊川瑠美が一緒になる巻かと思っていたら、それはお預けで、なんと最後に後藤輝明が亡くなってしまう。
2020年covid-19渦中の夏まで。
2020.7.18
ハルキ文庫
食堂のおばちゃん7
今回は特に大きな出来事は無くて、これからの伏線になると思われるエピソードが中心?
最後の話もいかにも続きますよって感じだし。
メイと中条先生に継いで真辺とハニームーン姉弟も間近??
令和元年の年末まで。
2020.2.18
ハルキ文庫
「食堂のおばちゃん」シリーズ第6巻。
5巻がすぐに入手できなかったので5巻を飛ばして先にこの6巻から。
サイドストーリを含めて色んな物語があるけれど、どの話も何となく先が読めてしまい、果たして思った通りの展開だったけれど十分満足できる内容。
ただ、20年ぶりに逢った親子が、見た瞬間にお互いのことが分かるって言うところはちょっと不自然だったかな。。
平成最後の1月から4月まで。
2019.7.18
ハルキ文庫
学生の頃は、五木寛之の文庫の新刊が出ると、エッセイ小説を問わず買って読んでいたけれど、彼の新刊を読むのはずいぶん久しぶり。
ずっと新刊が出てなかったのか、私が気づかなかったのか・・・。
五木寛之も90歳。
時間の経つのは早いものです。。
2024.8.30
新潮社
先に読んだ「@ユナ」と同じ内容をさくらを主人公に描いた作品。
有川浩の「ヒア・カム・ザ・サン」とちょっと似ている・・と言うより宮部みゆきの「模倣犯」の前半の手法と同じ構成。
セットと言うことで、星新一の本に通じるような表紙のイラストも、そのバックとスピンの色も統一感が有って凝っている。
「@ユナ」はネットの友情がメーンテーマだったのに対し、こちらはルッキズムコンプレックスに悩むさくらの成長物語で、個人的にはずっと面白かった。
販売戦略も有るんだろうけど続けて読むことでより楽しめると思うから、2冊に分けずに2部構成にして1冊にまとめた方が作品としての完成度は高くなるんじゃないかな。
その場合は、第一部ユナ、第二部さくらが良い。
2024.8.1
KODANSHA
面白かったんだけど、ちょっと違和感が・・・。
主人公は普段自分のことを「おれ」と言ってるから、はじめてさくらとビデオチャットで話したときも、勘違いさせようという意思が無ければきっと「おれ」と言ったはず。
何度目かの時、「おれ」と言いかけて「自分」と言い直す場面が有るけれど、この時は女性だと勘違いさせたままにしておこうと言う意図が有ったと思われても仕方ない。
「自分」というのも女子中学生が一人称で使うのはかなり不自然。
ここの部分は物語のキモになる部分だから、もうちょっと考えて自然な形にして欲しかった。
2024.8.1
KODANSHA
安定のシリーズ第4巻といったところ。
お花見はテーブルと椅子で行われたはずなのに、表紙の絵を描いた人はちゃんと読まなかったのか!!
「婚活食堂」とネタがかぶるのはその時の話題と言うことで仕方ないのかな。
巻末にわざわざレシピ紹介のページを設けているから、本文中に詳しい説明は要りません。
やっぱり私は「赤目」というと小籐次。
昔の常連さんに佐伯直もいることだし、意識してるのかな?
2018.8.18
ハルキ文庫
「食堂のおばちゃん」シリーズの第3巻。
第2巻が第1巻の前日譚になっていて、それが第1巻まで繋がっていなかったから今回はその続きかと思ってたけど、そこの辺りはすっ飛ばして第1巻の続きになっていた。
設定や主要な登場人物達の安定感が増してシリーズが長く続くことが約束された感じがする。
この前に読んだ「婚活食堂2」に登場したイカのキモ和えが、ゲソを使った料理にアレンジされてたけど出版はこっちの方が先なんですね。
ちなみに後妻業も「婚活食堂2」とネタかぶり。
2018.1.18
ハルキ文庫
飛ばしていた巻を後から・・・。
この巻で状況が大きく変わったところが有ったから、漸く経緯が分かった。
メニューにワカサギ料理が良く登場するけど、注文されたのは1回だけ。
それも3人でシェア・・・って人気無いのかな?
来月になったらワカサギ釣り始めよう。。
2019.11.22
PHP文芸文庫