著者はサラダ記念日の俵万智。
彼女の著作は、歌集とエッセイを合わせて10冊ほど持っているけど、小説を書いているのは知らなかった。
読んでびっくり、俵万智ってこういう小説を書くの??
短歌にはそっち系のものも有るけど、外見や経歴(学校の先生)やエッセイからはまるで考えられない内容。
短歌だって、エッセイの中で言い訳めいたこと書いていたし・・
落合恵子の文体を使って、瀬戸内晴海が書いた小説を、斉藤綾子が手を加えたような感じ。
読書好きな人には分かってもらえるかなぁ・・・(笑)
腑に落ちないのは、登場人物の名前。
みんなちゃんと名前が付いているのに、一番肝心な恋人の名前は「M」だし、昔の恋人は名前が出てこないで「アイツ」。
適当な名前を付ければ良いのに・・って思うのは私だけ??
女性はこういう風に思ってるの?と思わされました。
この本、20年前に読んでいたら、人生変っていたかも(笑)
失恋から立ち直るには、一定量の悲しみを、くぐり抜けなくてはならない。
どーんと落ち込んだ場合は短時間ですむが、中途半端な落ち込みかただと、それなりに時間がかかってしまう。
どうしようもない深い傷なら、じっと耐えるしかないが、かさぶた程度だと思うと、ついいじってしまう。
その結果、かえっていつまでも、ぐじゅぐじゅしてしまう。
中公文庫 定価590円+税
彼女の著作は、歌集とエッセイを合わせて10冊ほど持っているけど、小説を書いているのは知らなかった。
読んでびっくり、俵万智ってこういう小説を書くの??
短歌にはそっち系のものも有るけど、外見や経歴(学校の先生)やエッセイからはまるで考えられない内容。
短歌だって、エッセイの中で言い訳めいたこと書いていたし・・
落合恵子の文体を使って、瀬戸内晴海が書いた小説を、斉藤綾子が手を加えたような感じ。
読書好きな人には分かってもらえるかなぁ・・・(笑)
腑に落ちないのは、登場人物の名前。
みんなちゃんと名前が付いているのに、一番肝心な恋人の名前は「M」だし、昔の恋人は名前が出てこないで「アイツ」。
適当な名前を付ければ良いのに・・って思うのは私だけ??
女性はこういう風に思ってるの?と思わされました。
この本、20年前に読んでいたら、人生変っていたかも(笑)
失恋から立ち直るには、一定量の悲しみを、くぐり抜けなくてはならない。
どーんと落ち込んだ場合は短時間ですむが、中途半端な落ち込みかただと、それなりに時間がかかってしまう。
どうしようもない深い傷なら、じっと耐えるしかないが、かさぶた程度だと思うと、ついいじってしまう。
その結果、かえっていつまでも、ぐじゅぐじゅしてしまう。
中公文庫 定価590円+税