toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「凛の弦音」 我孫子武丸

2022年10月19日 | 読書日記
弓道に打ち込む女子高校生が主人公の連作短編集。
ミステリーと言うことになっているようだけど、それらしいのは最初の2篇だけ。それもミステリーと言うほどの物じゃない。

弓道の用語が何の説明もなく出てくる(というより、専門用語だらけ)が、何となく理解できるので特に支障なく読める。
金持ちお嬢様の美少女ライバルが出てきたり、ちょっと安っぽい展開も有るけれど、全体としては良くまとまっていて面白い。

ちなみに高校生の頃、近所の女子高(当時)の学園祭に行って、一回打たせてもらったけれどそれが的のど真ん中に命中。
それ以来一度も弓を引いたことはないので、私の弓道の生涯打率は10割です!!




光文社
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