奥付は無いし、活字は小さめの(何ポイントかは分かりません)ゴシック体で読みにくいしで、ちょっと読もうと言う気力が失せかけたけれど、読み始めたら意外に面白くて一気読み。
校正が甘いところが有ったり、固有名詞などにフリガナが無かったり、そして何より設定が荒唐無稽すぎたりなど問題点だらけだけれど、それらがあまり気にならなくなってくるほどストーリ展開が良い。
警察や海上保安庁を動かせるだけでなく、アメリカ海軍まで動かせる組織って何なんだ・・・って読んでいる最中に気になって仕方ない。
終盤は目が離せなくなる展開だけど、謎の組織も含めて伏線が拾い切れていないので、読み終わった時沢山忘れ物をした感じ。
折角これだけの面白い物語なのだから、細かいところも含めてブラッシュアップすれば名作になると思うんだけど、詰めが甘すぎて残念。
そのまま子供向けの特撮番組にしたら受けるかも。。
ところでニュートリノは方向を定めて発射できるものなのか??
自費出版