昨日は時間間隔がなくなってしまってました。時間間隔は普段仕事をしていたり、楽しいことをしていて楽しいと感じているときには今何時かなあなどと感じることが多いのですが、昨日だけはなぜか全くなくなってしまってました。仕事のこともしないといけなかったこともすべて何万光年も先に飛んで行ってしまっていたように仕事もある意味大事なときもあるけれど、自分の中では大切なものの位置づけの順位がそれほど高くなかったというか、仕事以上に大事なものが大変なときは、仕事のことはすっかりと忘れてしまっていた自分がいました。時間間隔をきっちり意識できるときは、平穏な精神状態のときに限るのだと思った昨日の出来事でした。つい一昨日まで、いつも仕事に出かけるときに自宅の2階から手を振ってくれたり、気を付けていきなさいと言ってくれていた家族の姿がないとやはり寂しかったということがよくわかりました。
4月20日に放送されていた『旅サラダ』の番組では、オーストリアが紹介されていました。だいぶん前にオーストリアに旅したことがあって、訪れた同じ場所に行かれていたのが放映されていて、見ていると思い出したことも多々あって、とても懐かしかったです。ミラベル庭園の入口で『サウンド・オブ・ミュージック』のドレミの歌をジュリー・アンド・リュースが子どもたちと歌っているのはあまりにも有名なシーンです。トラベラーの方が『サウンド・オブ・ミュージック』の大ファンの方だと言われてましたが、大ファンとまで行かなかった私でもこの場所だったなあと当時思い出しながら門をくぐった記憶が蘇りました。ハッシュタルトの岩塩坑の長い滑り台を滑っておられましたが、当時、この滑り台が怖かったのも思い出しました。かぶっていた帽子が風圧で取れてしまったのも思い出しました。今となれば、私と母と二人で訪れたときの思い出がとても懐かしかったです。あのとき、思い切って旅しておいてよかったなあと思います。行けるときに行っておく、できるときにしておくというのが年を重ねた今となってはよくわかるようになりました。今できることがあれば今のうちに思い切りしておこう、10年後後悔しないように・・・・・。