TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

旅猫リポート

2019年04月27日 | 映画鑑賞日記
レンタル店で借りてきて観た映画2本目は『旅猫リポート』でした。有川浩さん原作本の映画化作品でした。原作は読んでいませんでした。野良猫ナナ(声高畑充希さん)と心優しい青年悟(福士蒼汰さん)との心温まるストーリーでした。ナナの心の声がリアルでもありとてもおもしろかったです。悟の両親が彼が小学生のとき、京都へ修学旅行に行っていたときに事故で二人ともなくなってしまいます。その修学旅行で彼の母親に買ってくると決めていた、京都でのお土産の有名なあぶらとり紙を買ってこれなくなってしまっていました。悟の友達が代わりに、買ってきてくれて、悟の両親のお葬式に手渡したとき、悟の号泣シーンは見ていても彼の気持ちを考えたら悲しすぎるシーンでした。その後、悟は、叔母に面倒を見てもらうことになるのですが、その当時悟が飼っていた猫のハチを一緒に暮らせそうにないと叔母に言われたときに、一生懸命叔母に訴える姿も悟の気持ちを想像したら切な過ぎて悲し過ぎるシーンでした。叔母に両親と悟の3人がどこに行ったときにでも3人と一緒にハチが写っていたアルバムを見せて、「ハチは家族なんだよ。」と叔母に一生懸命訴えていたときの悟の気持ちが痛いほど伝わってきました。もう、これ以上家族を失いたくないという究極の悲しさが描かれていました。一人っ子の気持ちは自分と同じなので痛いほどよくわかりました。家族の優しさや父と母に対する普段は気づかなかった自分の本当の思いは父と母が本当にいなくなってしまったらよくわかることもあるのだろうと思いながら、自分のことと重ねながら観賞してしまいました。両親がいなくなり悟がひとりぼっちになってしまうというストーリーのこの映画は今の自分の状況下ではこの映画を観なければよかったと思ってしまいました。もう少し、自分自身が元気なときに観たほうがよかったなあと今は思います。
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昨日の出来事

2019年04月27日 | ひとりごと
昨日は、2日ぶりに朝から仕事に行きました。午前中は、2日休んでしまったので、溜まってしまっていた仕事をし、連休明けに買いにいかなければいけない物品の書類を提出するなど連休明けの仕事の段取りも済ませ、午後から違う仕事にとりかかろうとしていたときに、電話が入り、病院に入院中の母の容態が侮れないという連絡をいただきました。お昼ごはんも食べてなかったのですが、急遽、午後から仕事を休み、帰宅し、病院に直行しました。帰宅するときに、職場の皆さんが連休明けに来れなかったら仕事上、困ることがいっぱい出てくるかもしれないと話したら、普段あまりお話していない方々から優しい言葉をいただき、嬉しく思いました。帰り際、職場の最寄り駅まで自転車で走っていたときに自然に涙がこぼれてきました。いつもの自分の体調と変わらないはずなのに精神的にはいつもの自分と違っていました。身体がなぜか重かったです。病院に出向くと母は見た感じでは昨日とそれほど変わっていない状況でしたが、しんどそうにしていました。1年前も同じ病院にいた母を見ていたら、自分が歳を重ねた同じ1年でも母の1年は自分よりももっと歳を重ねていたのだと感じました。年齢が上がるほど、1年は若い年齢の人とは違っていたんだと感じました。横に座って心配そうに母のことを見ていた父も1年前よりは歳を重ねていたというのを実感しました。それを見たら、自分が弱気になっていたのではどうしようもない、自分がしっかりしないといけないと自分自身に言い聞かせました。
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