先週の久留里線に続いて非電化線の烏山線に乗り鉄してきました。
■宇都宮へ
立川7:30発のむさしの号、大宮8:34発のMaxやまびこ127号で宇都宮へ移動。
在来線ホームに降りて間もなく烏山線のキハ40連が9番線に入線してきた。なんと運が良いことに昨年12月に国鉄色となったキハ40 1003が烏山方に連結されていた。相方はキハ40 1005でこちらは烏山線色。
・宇都宮駅に入線するキハ40 2連
・329D:キハ40 1003+1005
■烏山へ
329Dは9:18に烏山へ向けて定刻通り発車!
途中の宝積寺までは東北本線を走行。90km/hで軽快な走行だった。・・・が、ここでハプニング。鬼怒川橋梁上で急ブレーキ!どうやら防護無線を発報したようだ。
運転室から漏れる指令とのやり取りを聞いていると「電柱の影にカメラマンが・・・」と言っていたので、後方に確認に行ってみると、どうやらファンが線路内に立ち入って撮影していたらしく丁度逃げていく姿を目撃。この国鉄色のキハ40を狙っていたと思われるが、非常に大迷惑!列車は安全を確認して約5分遅れで発車した。
・こんな感じの車窓、鬼怒川橋梁で停車
・そそくさと去っていく、列車を止めたことに気付いて反省しているか・・・
ということで宝積寺に到着。ここから右に分岐して20.4kmの烏山線に入る。
・宝積寺駅ホーム
・のどかな田園風景がしばらく続く
・烏山線のレール
烏山線は以外にも駅数が少なく8つの駅で構成されている。全て単線で途中の大金駅で列車交換が行われる。
・大金駅で上り列車との列車交換(車内より)
・進むに連れて川のある風景も多くなる
■烏山
約3分遅れで烏山に到着。駅は2面2線構造になってはいるが片側は旅客扱いしている形跡がなく、実質1面1線となっている。駅舎は待合室のある通常改札と臨時改札がる。また、那須烏山市の近代化遺産となっている。
・烏山駅名票
・臨時改札にある「無事カエル」
・烏山駅舎
・駅終端部
・時刻表:22時を除いて発着している
・終端側から
・宝積寺方から
■キハ40
首都圏の非電化区間で唯一乗ることが出来るキハ40。2000番台からロングシート、トイレ撤去等の改造がされた1000番台が使用されている。宇都宮運転所所属で1006を除く1001~1009までの8両が活躍している。
・キハ40 1003に貼り付けされている「毘沙門天」
・烏山線は宝積寺駅を除く7つの駅に七福神が割り当てられている
・キハ40の車内
■宇都宮へ
折り返し10:59発の332Dで宇都宮へ。復路と同じく大金駅で列車交換。
・沿線の名所である龍門の滝
・大金駅名票、ご利益がありそうで・・・
・大金駅にて下り列車を待つ332D
・車窓から見える高原山
・宝積寺到着を前に東北本線と合流
・宝積寺に到着
・宇都宮運転所に留置されているキハ40
■宇都宮に到着
定刻通り宇都宮10番線に到着。宝積寺を出てからは再び速い走りだった。
・宇都宮で折り返しを待つキハ40
・宇都宮駅舎
この後、大宮に戻り、はやぶさ試乗会の様子を見た後に帰路に着きました。
今回の旅により烏山線を完乗することができました。