クハ201-156の鉄blog

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トップナンバーが回送されなかった理由を考える

2008年02月05日 | 鉄道撮影記
1月31日に201系H1編成の廃車回送が実施されましたが、トップナンバーの4両(クハ201-1・モハ201-1・モハ200-1・クハ200-1)は回送されませんでした。
201系量産車が初めて誕生した昭和56年7月10日から平成20年1月31日までの約27年間、営業線上を走り続けた201系最古の車両でもあるトップナンバーの4両。一般的な考え方なら、全検切れも目前に迫った車両を残しておく必要はなく、現在の流れで廃車解体するのが方針と思います。なぜ4両1編成の回送がされなかったんでしょうか。あくまで私見で考えてみました。

1.保存
  以下の理由により保存の可能性はあると思います。
 1)当時の国鉄の技術を駆使して作られた画期的な省エネ車両である。
 2)栄誉ある第一編成である。(クハ201-1の乗務員室にオリジナルプレートが取り付けられるなど特別扱いされてきた)
 3)長年中央快速線で親しまれてきたオレンジ一色の車両である。
  保存場所候補として…
 ・鉄道博物館(4両保存は可能か?)
  …チョッパ制御の仕組みがわかるシュミレータがあると面白いかと
 ・青梅鉄道公園(展示車両の充実として)
・東京総合車両センター(クモハ101-902跡地に)
 ・豊田車両センターか武蔵小金井派出に中央線資料館新設し保存展示
  …勝手な妄想です
 ・私鉄車両の様にどこかの公園に展示
  …悲惨な姿は見たくないので是非辞めて欲しい
 ・民間施設(幼稚園、学校、公園等)

 4両保存できるなら半分の2両は登場当時の姿に是非復元して欲しいです。

2.201系の在籍期間維持
 201系が国鉄からJR東日本に継承されて約21年。誕生してからは約27年。201系は国鉄のお金で製作された車両であり、30年未満での廃車・解体は早過ぎと考えます。中には23年にも満たない車両が解体されています。しかも製造コストが高価!トップナンバーを残しておくことにより「201系は30年間解体しないで大事にした」という歴史を残すため在籍期間の維持する為にトップナンバーを残したということも考えてみました。

3.さよなら運転
 さよなら運転に使用する説もあります。中央快速線からの201系最終撤退は三鷹~国分寺間の高架工事完了後と言われています。そうすると2年くらい先でしょうか。但し全検を通して走行状態を維持しないと、さよなら運転の可能性は低かと思われます。走らなくても車両センターの一般公開時にに展示して欲しいと思います。

4.特に理由なし
 とりあえずトップナンバーだから残しておいた。どこかの個人や企業が購入する可能性もあり、現時点では未定だけど今後のために保存したと考えることもできます。

以上、妄想や勘違いもあるかもしれませんが、201系トップナンバーが回送されなかった理由を考えてみました。

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