「星座α」24号・作品批評 人間を詠む(抒情詩の一つの視点として)今号も収録する歌数にバラツキが出てしまった。前号は乱調気味と感じたからだが、今回は作品の豊かさゆえである。・(母が幼子を詠う歌) 今号は、この作者の作品に注目した。母となった作者が、子どもの成長に驚き、心を打たれている。その愛情は溢れるばかりだ。作品批評にない歌も是非読んで頂きたい。・(母が子どもを詠う歌)・(母が娘が身 . . . 本文を読む
相聞10首(抄)・あたたかき秋の日差しが降りたりき二人で祭りを見たりしかの日。 二人で祭りを見に行った。静香の案内だった。秋の温かい日が差していたのが印象的だった。・離婚せし相手のことを語り合い互いの生き方確かめたりき。 離婚には様々な要因がある。それを互いに話しながら、それぞれが、どう生きて来たのか確かめた。結婚、離婚。生き方の問題だ。・人生をやり直すのは何歳になってもできる、そうだ、そうだ . . . 本文を読む