岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「星座α」24号:作品批評・茂吉と佐太郎に学んで

2021年04月08日 23時07分00秒 | 作品批評:茂吉と佐太郎の歌論に学んで
「星座α」24号・作品批評 人間を詠む(抒情詩の一つの視点として)今号も収録する歌数にバラツキが出てしまった。前号は乱調気味と感じたからだが、今回は作品の豊かさゆえである。・(母が幼子を詠う歌) 今号は、この作者の作品に注目した。母となった作者が、子どもの成長に驚き、心を打たれている。その愛情は溢れるばかりだ。作品批評にない歌も是非読んで頂きたい。・(母が子どもを詠う歌)・(母が娘が身 . . . 本文を読む

「星座α」24号 相聞10首(5)

2021年04月08日 04時09分43秒 | 岩田亨の作品紹介
 相聞10首(抄)・あたたかき秋の日差しが降りたりき二人で祭りを見たりしかの日。  二人で祭りを見に行った。静香の案内だった。秋の温かい日が差していたのが印象的だった。・離婚せし相手のことを語り合い互いの生き方確かめたりき。 離婚には様々な要因がある。それを互いに話しながら、それぞれが、どう生きて来たのか確かめた。結婚、離婚。生き方の問題だ。・人生をやり直すのは何歳になってもできる、そうだ、そうだ . . . 本文を読む