星座かまくら歌会 2018年12月
12月7日 於)鎌倉大路ビル
星座かまくら歌会。久しぶりに尾崎主筆が出席して作品の講評をした。
作品一首について、参加者が批評して、星座、星座αの選者が講評、最後に尾崎主筆が〆の講評という展開で行われた。
僕の講評の概略は次の通り。
「言葉が重出している」「一瞬を切り取っているか」「言葉の使い方に無理はないか」
「何をどうしたかが明確か」「心情が表現されているか」「擬人法が無理に使われている」
「季節感を入れて心情の協調ができる」「表現が甘い」「詠嘆の助動詞の意味が伝わるか」
尾崎主筆の講評は以下の通り。
「切り込みは良いが工夫を」「日記風な作品は今でないとわからない」「命令形の是非」
「結句の難しさ」「心理的なものはスッと詠め」「少々興味本位だがこういうのもあり」
「技巧的だが着眼点はよい」「作品は声に出して読め」「擬人法が目立ちすぎる」
最後に大切な指摘が二つ。
「自分の歌はこうだというものを持て」
「人の作品を批評するのは自分を批評するのと同じ」
最後のこの二言に重みがあった。
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