海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

屋外用手摺金物製作

2013年03月06日 07時29分54秒 | 手すり


このような感じでスケッチを描きます。



この手の金物は、とこで角度を調整するかが問題になります。



今回は、可動支点と固定支点を使いました。



このように亜鉛メッキをしています。

屋外用木製手すり専門店「棒屋」

屋外用木製手摺の支柱

2013年03月05日 08時09分32秒 | 手すり
手摺の話は、久しぶりかも・・・。

木製手摺には、屋外用の金物があまりバリエーションがありません。そもそも、木製手すりが屋外では、使用されないからです。

 

屋外用木製手すり専門店「棒屋」

屋外の手摺で一番難しいのは、角度のあるところに取り付ける場合です。



今回開発したのは、角度を変えることの出来る手すりの支柱です。





価格と耐久性を考慮して亜鉛メッキにしました。

飛行機の中で考えたものを作ります。





飛行機の中で描くと結構、使えるものが生まれます。


トイレの手すり考

2011年02月13日 13時02分51秒 | 手すり
トイレの手すりは、棒状の方が良いのか?



左右に棚状の手すりを取り付けた。



使う方は、全体重を手すりにかけて立ち上がる。握る力よりも手のひらで支えることが大切なのでは、と考えた。

はじめの聞き取りでは、現在の右手の横の手すりの位置が低いので位置を高くして欲しいという要望だった。

確かにアンバランスでかなり低い位置にあった。余りにも低い…。

理由はわかった。

下地がないのだ。通常手すりは、下地がなければ、手すりは取り付かない。下地を入れる作業をすると大変な労力が必要だ。お金もかかる。そこで、下地のある場所に手すりを取り付ける。下地は、@450おきについてある。

意味のない手すりは、こうして取り付けられる。

用をなさない手すりを使うと肩こりや怪我の原因にもなる。

今回の手すりは、床から支柱をとった。壁からも下地に向けてビスを入れ、固定した。下地が、なければ、下地を作れば良い。手すりは、棒状と思うほうが間違いだ。



もちろん、この手すりも弥良来杉だ。

手すりは、高さが大切だ。大変ではあるが、何度も使用される方を座ってもらい、修正を重ねた。

棚状の手すりは、幅も大切だ。

便器は椅子ではないが、椅子で考えられた人間工学は、きっと役に立つはずだ。

屋外用木製手すり専門店「棒屋」