整理するといろいろなモノが出てきます。
昭和60年頃、父から牧水公園の牧水庵を描けと言われた。下手な私の絵です。
当時、入札制度には、保証人制度があって、落札すると落札以外の指名業者に保証人にならないと受注できないシステムでした。
つまり、工事の途中で落札者が倒産しても保証人が工事を完遂させなければならない制度です。
今考えるとおかしな制度ですね。
この時、海野建設は、牧水庵を、受注していませんでした。
しかし、受注した建設会社は、倒産。
牧水庵は、コンクリート基礎だけで工事が止まってしまいました。
大変だったと思います。
先代は、上物を完成させ、落成させました。
当時の話を先代はしませんが、母は私にはしてくれました。いろいろな人の助けで乗り切れたと。
知っていても、この話は設計事務所の副所長さんくらいでしょうか?
この後の話もありますが、別の機会に。