海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

古材ビジネス

2008年08月31日 10時26分11秒 | 古材
最近、古材の話をしていませんが、見積依頼が来たので都城に行ってきました。

解体の依頼は、まあ、こんなものでしょう。

築80年物です。

囲炉裏があったらしく、煤けていて良い味を出していました。

某TV局 下取材

2008年08月29日 23時01分17秒 | ビジネス
何処のテレビ局とは、言えませんが、本日、テレビ局の下取材を受けました。

日向の駅舎はとても気に入ってもらいました。やっぱり、地元の杉を語るには、駅舎は、良いです。

杉の香りと良いデザインは、初めて訪れる人にも感動なのでしょう。

今回の目的とは、ちょっと違いますが、また、語ってしまいました。

本日は、「やまんかん祭り」実行委員会でした。疲れました。各林研さんに展示、プレイスポット、伝統芸能、林産産物PR、山遊びなどをお願いしています。

杉コレも同時進行してやらなければならないので、大変です。

さあ頑張ろう!!

アフガン NGO職員 拉致 死亡

2008年08月28日 03時16分12秒 | 経済・社会
とうとう、起こってしまった。

NGOの職員の方が、武装グループに拉致され、遺体で発見されたとのこと。

悲しいニュースだ。

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/K2008082700074.html

ここでひとつ危惧することは、無責任な自己責任論がでてくることだ。以前、拉致をされて方に自己責任を問う声や掛かった経費の負担論がでていた。

海杉は、国家が、国民を守るという基本的な概念がなければ、国家ではないと考えている。世論やマスコミのその場の雰囲気的な声に惑わされてはいけない。

領土を出て、領土外で生活を仕事を移動をしなければならない国民の最後のもっとも大切な守りは、自国でしかない。国家が国民を守るという基本的な姿勢を貫き通すことで、国民が国家を信頼することができるのだ。

国民を守ることを忘れた国家だけには、成り下がってほしくない。

政府の、首脳の不用意な言動や行動が、領土外の国民を危険にすることもあるということを自覚しなければ、ならない。

国際社会の中でNGOの果たす役割は大きい。その支えに国家はならなければならないし、国民は、NGOの献身な活動が国家間の信頼を支えていることを知らなければ、この国は、「鎖国」と呼ばれても仕方がない。


林業の危機

2008年08月26日 23時37分58秒 | 森林
我が国の林業界は、危機的状況に追い込まれている。

状況は、地球温暖化や環境問題などフォローの風が吹いているにも関わらずだ。

特に行政がひどい。現場を理解しようとせず、補助金のばら撒き!

体質が、補助金あり気になってしまっている。

情けないのは、情報の発信とキャッチの手法だ。

ヤフーの知恵袋を見て欲しい。素人が素人に答えを出しているが、嘘っぱちだ。本当の意味さえ分かっていない。そんな間違いがまかり通り、誤解が誤解を績んでいる。

昔、食管法は、誰のためにあって、最終的には誰のための法律であったか。行政の人間が、都合の良いように解釈して、捻じ曲げて、捻じ曲げた法律になっていた。

林業も同じだ。

どこかに大切な視線を忘れてきている。

本当の情報発信は、どのようにすれば良いのだろう。一例だが、

ヤフーの知恵袋に質問する内容は、実は、ほとんど、同じようなものが多い。これらの質問を正確に解答できるQ&A集が検索でトップになるような工夫をするだけでも誤解がなくなるのではないだろうか。

正しい情報を的確に発信できるサービスをしないと大変なことになる。

企業のインターネット対策は、ものすごい。行政が、非常に遅れている分野だ。なぜだろう。どうしても、委託、外部発注になるからだ。自前ではどうしてもできない。

林野庁は、ここに専門部会を作って資本を投入するとかなり違ってくる。

なぜ、情報発信をするのか。今までは、広く伝えるという「周知」が目的だった。ところが、行政は、情報の収集が発信によってできるということを知らない。

昔、行政が情報を持っていた、情報が行政から出ていたし収集をしていたからだ。今は、行政が情報不足になっている。

なぜ?

答えは簡単だ。昔が10の情報だったとすると今は、1000の情報が蠢いている。桁違いに情報が飛び交っているのだ。10くらいだと持っている価値が低い。

新しい情報の収集方法を見つけないと大変なことになるということだ。

一般の企業は、そのことに気づき始めた。

鳥居を高知へ

2008年08月24日 10時16分35秒 | 鳥居
高知へ行きました。

松山から高知へ。

西森様が待っていました。

予定より、1時間ほど遅れての到着でしたが、鳥居の組み立て作業を行い、無事建立を済ませました。

もしかすると、地元のテレビ局さんが、行くかもしれないということでしたが、残念ながら、来ていませんでした。次の機会にお願いします。でも、この鳥居の技術は、高知の会社が開発した技術と言うことを西森様に知っていただけたことは、大変有り難かったです。

高知でも有名な「はりまや橋」と同じ技術です。と言った方が分かりやすいですね。

ネタには、困らないですね。

南国市のミロクも知っていましたので・・・。

山田洋次監督のメッセージ

2008年08月21日 08時41分13秒 | まちづくり・ボランティア
山田会の方から、メールをいただいた。

山田洋次監督が、10月19日の杉コレクションに特別審査員として参加していただくことになった。そのことに対してのメッセージだ。メッセージは、山田会のホームページン掲載されているので読んで欲しい。

http://ww6.tiki.ne.jp/~yysk/

杉コレクションと山田洋次監督なんの接点のない同士が、人との関わりの中で接点が生まれ、互いに共通の何かがみえてくる。

今回の山田洋次監督は、大きなサプライズだが、日向にとっても大きな出来事になるに違いない。

そんな予感のする杉コレクションになりそうだ。

山内多門 郷土の偉大な日本画家

2008年08月20日 22時59分05秒 | 地元のこと

明治から昭和にかけて活躍した都城市生まれの日本画家山内多門の生誕130年を記念して「山内多門生誕130年展」を開催します。

 東京国立近代美術館所蔵の「日光山の四季」をはじめ全国から、大作秀作をえりすぐり、約70点を展示。橋本雅邦、川合玉堂の指導を受け、近代日本画壇で己が信じる道を貫き独自の山水画を生み出した多門の輝かしい画業の数々をご鑑賞ください。

写真は、多門の作品の中でも最高傑作のひとつ、鷲と鷹の対の軸だ。

鷲の嘴、鷹の目に注目を!!!

【会場・会期】都城市立美術館▽10月18日(土)―11月30日(日)午前9時―午後5時

【入場料】大人800円(600円)▽高大生600円(400円)▽中学生以下は無料=()内は前売り・65歳以上・障害のある方・10人以上の団体料金▽前売り券発売=7月18日(金)―10月17日(金)

【前売り券発売所】都城市立美術館、同市各総合支所教育課、山崎文科堂、コスモス画廊、ブルーリボン、県立美術館、宮崎山形屋、宮日会館1階受付、霧島アートの森、鹿児島山形屋

【問い合わせ】都城市立美術館TEL0986(25)1447

▽主催 宮崎日日新聞社、南日本新聞社、都城市立美術館
▽特別協賛 BTVケーブルテレビ

原油の下げ止まりの次に来るもの

2008年08月20日 09時18分25秒 | 経済・社会
先の先がみえたら、こんなに楽なことはない。

しかし、見通しはそんなに甘くない。誰もわからないから、面白いのだけれども…。

サブプライムローンも原油取引価格の上昇も大きなお金の動きであって、儲かると思ったらお金が集まるし、やばいと感じただけでお金は引っ込む。一番上に来てババを持っていた人が、奈落の底に落ちると言うことだ。

ではいつ乗せて、いつ引き上げるかと言う問題なのだが、海杉が予測するにマスコミの動きと連動すれば、良いのではと考える。マスコミが、これはいいぞ!と騒ぎ始めたら、「もう止め!」

株もそうで、コンビニに株の本が並んできたら、株は手を出さないと言うのはどうだろう。

経済学と言うより心理学に近いかなあ。そのモノサシを自分で決めて実行することが大切ですね。

いま、マスコミでは、インフレ、物価高と騒いでいるみたいです。このことは、以前にお話したように今頃騒いでと言う感はありますが…。

さて、今回のテーマ「原油の下げ止まりにの次に来るもの」ですね。原油は、ある一定の値でそのまま推移するのではと思っています。その価格がいくらであるか、なぜそうなのかは、別の機会に話をしましょう。

価格が一定の価格で動き始めると物価は、その価格に合わせた値付けが始まります。一番注目をしなければならない価格が原子力です。この価格が原油の価格形成にもっとも影響を与えると考えられます。安いエネルギーにシフトするのです。今まで高いと考えられたエネルギーが原油の価格にあわせてくると考えられます。エネルギーが産地間で違う価格になる可能性もあります。技術の普及には、価格帯が重要です。どの価格帯が普及につながるかが、次世代のエネルギーの主導権を取れるのです。

意味が分かりにくい話しになってきました。

簡単に解説をすると。国のエネルギー政策だけでは、限界に来ているのです。理由は、今回のガソリンの値上げ。国自体はどうすることもできないのです。価格が倍になっても、国はなんら、ガソリンの価格を下げる手法を持っていないのです。ガソリン代わるエネルギーの技術を持つ会社が、普及を目的に価格を下げて勝負に出るのではないでしょうか。その会社は、日本全部とは考えないはずです。道州制を前提にブロックに分けて普及しやすいところから、はじめるのではないでしょうか。




宮崎ミロク協同組合

2008年08月19日 10時56分34秒 | 弥良来杉
海杉は、協同組合の代表理事をしている。

あまり似合わないポジションだ。

協同組合のイメージは、会社ではない。非営利団体にも聞こえる。

実態は、会社のような営利目的ではないが、運営を持続させるためにきちんと経費や利益もいただく。

単独の会社や個人では出来ないような設備投資を何人かの協同組合方式で達成することが出来る。

小さな資本でもできるし、さまざまなメリットがある。

宮崎ミロク協同組合は、「酸化亜鉛含浸処理」を宮崎で行ないたいという一心で設立した組合だ。

宮崎ミロク方式を使えば、日本中に酸化亜鉛含浸処理が普及できると思っている。

組合と言うものがどんなものであるか、勉強できるいい機会だ。


五輪後の中国  コンビニ経済論

2008年08月18日 23時55分52秒 | 経済・社会
さあ、五輪ももう中盤からクライマックスへ差し掛かってきた。

多くの人の関心は、五輪後の中国経済だろうか?

前回、北京五輪は、中国のメンツをかけて、万全の体勢で成功に導くと予想した。とにかく、中国首脳には、五輪成功が、至上目的になっている。

五輪自体は、成功するだろう。

しかし、それよりも失うものが大きいかもしれない。

一番恐れることは、中国への資本の引き上げ現象だろう。「次は上海万博だ」と幾らのろしを上げても、投資家が踊らないのだ。


さて経済はどうだろうか?現在でも、日本の経済は、失速の感があるが、もっと出てくるかもしれない。

海杉は、コンビニが、日本の経済をよく表していると思っている。田舎のコンビニもどきでは、とても太刀打ちできない。

よく見て欲しい。

中国製品で溢れかえっていたものが、すっかりなりを潜めてしまっている。

まずは、「食玩」あれだけ、何にでも付いていた物が、ほとんど見かけなくなった。日本の技術と中国の生産体勢が生み出したものであるが、ほとんどみかけない。

コンビニに銀行ができた。お金を取り扱うATM機能である。

エコだと言い、電力を抑えるためにLEDの電灯に切り替え始めた。

オセロの駒のようにはっきりとその動向がわかるのだ。売れないものは、すぐに商品棚から無くなり、日本人として必要な最低限のものは、必ず置いてある。

じっくり見ると凝縮された日本が其処にある。

日本人が一番知りたい情報の見出しが一番多く最新で並んでいる。本棚。しかもこの情報は、厳選されたものばかりで、日本人が一番多く読んでいるもの順に数も多く並べてある。

株、旅行、ファッション、スポーツ?とにかく情報が凝縮されているのだ。

そうでなくては、コンビには成り立たない。

コンビニを眺めるだけで中国の経済の動きまでわかるのだ。


お盆休み

2008年08月17日 21時00分57秒 | なんでも
久しぶりに休みを家で過ごした。

今日は、子どもたちと木工作品作りだ。

川で流木を集め、ノコで適当な大きさに切って、さあ組み立てだ。

ここで山本五十六元帥の言葉を

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、
人は動かじ。

良い言葉だ。

木工作品にもこのことが言える。

どんなに良い道具を与えても、まずは、やって見せないと始まらない。

なかなか、子どもと遊ぶ機会が無いのだが、たまにはいいもんだ。


地元の経済 怪しい経済学

2008年08月13日 09時08分32秒 | 経済・社会
宮崎県建設会社のトップが、民事再生法を申請した。事実上の倒産だ。

この情報は、以前から囁かれていた。風評が、風評を呼んでどうにもならない状態を早く作ってしまった例だろう。

まあ、話は、そこまでなのだが、海杉は、肝心なことが欠落しているといつも感じている。

法律と商習慣が、一致していないのだ。

会計のシステムで流動資産を保有している会社が、良い会社であるようになっているが、固定資産が負の扱いを受けている。

手形のシステムもおかしい?現金決済なら、ほとんどこのような事態にはならないはずなのに・・・。

便利であるはずの日本の商習慣が現在の会計システムとは、マッチしていないと指摘しても捨てきれない銀行や企業が、多いだろう。

実は、このことは、第一次産業の市場システムにも言えることだ。

日本の米の価格は、ほぼ決まっている。しかし、国際価格が存在するし、関税という枠もまだ維持している。誰のためのシステムなのかをしっかり理解していないで運用している。はじめは、農民のためと言っていたが、近頃は、国益、国防ともいう方がいる。強いては、国民のためなのだ。ということらしい。

もちろん国際的なシステムが、全て正しいとは言うつもりはない。ただ、日本が現在使用しているシステムも国際システムの中に取り入れることが出来るとそのギャップも少なくて済むのではと考えるのは私だけだろうか?

国際化、国際化と叫んでみても、良いシステムには、国境はない。堂々と主張してみるのもひとつの方法だと思う。

弥良来杉のPR

2008年08月11日 23時04分36秒 | 弥良来杉
かなり、書いていませんでした。

まあ、こんなものですね。

ちょっと、いろいろなことがたくさんありましたので、この辺で、何か書いておきます。

政策大学院の篠原教授、直々の原稿依頼は、ちょっと、恐れ多いモノでしたが、何とか書いて、その後の指示を待っている状態です。

まあ、読み返すとひどい文章なので、もう少し手を入れたいと考えています。

こんな文章で本になるのは、イヤだなあとも思っています。

もう少し書きたいと言う本音もありますが、ご指示を頂いたところが、2箇所なので・・・。

今日は、原稿の事ではなく、弥良来杉の話です。

「住む。」の掲載されて、すこぶる調子がいいです。やはり、広告よりも記事ですね。意外と見る人は、少ないと思っていたのですが(住むの編集の方すみません)

読んでいる人は、読んでいるのですね。

問い合わせが、来ます。

資料、サンプル、カタログの一部を送っています。もちろん値段表もです。

そこで感じたのですが、弥良来杉を良いと思って気に入っていただける人は、カタログよりも、実際にその物を見て触れて人ですね。

ある大工さんが、私のところに飛び込んできました。

実は、その大工さんは、弥良来杉を使って、踏み台を作ったのですが、何気なく、地面に落ちていた、杉の端材を拾い上げると弥良来杉以外の端材には、シロアリが食っていたそうです。弥良来杉には、寄り付きもしていないのだそうです。

「これは、本物だ!」と私のところに来たのでした。

私には、「そうですよ」とそっけなく、言ってしまったので、ちょっと怒っていましたが、海杉は、一所懸命売り込んでいないのだと思われてしまったかもしれません。

大工さんにしてみれば、衝撃的だったのでしょう。

そう言えば、弥良来杉のノコくずも、腐っていませんでした。まあ、あそこまで、細かくすれば、いずれは、自然に帰るのでしょうが、かなりの時間、掛かるのだと思っています。

弥良来杉とは、我ながらよくつけたものです。

しかし、今回の件でよく思い知らされました。大工さんには、幾ら説明してもダメだということが・・・。

この品物の良さを本当に理解してもらうには、サッシ屋さんの方が、理解は早いということです。

サッシ屋さんから勧めてもらう方がいいみたいです。

今までと、ちょっと逆の発想に取り組んで見たいと思います。

それと、サッシ屋さんは、情報のツールをちゃんと持っています。

代理店と言う強みです。

大工さんには、この情報の発信するところがないみたいです。

非常に残念です。

もし、このブログを読んで大工さんがよく読む雑誌、大工さんの団体の機関紙が、あったら、教えてください。

本当に大工さんは、情報を集めないのです。