海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

気がつきましたか?

2008年01月31日 10時36分06秒 | なんでも
気がつきましたでしょうか?
ブログのタイトルを変更しているのです。

実は、このブログのタイトルは時々、名前を変えています。もうこれで4代目かなあ。

今回の「海杉の木材コンシェルジュ」は、おかしいと言うご指摘をいただきました。

「海杉は木材コンシェルジュ」の方が合っているとのことです。そうかなあ。

まあ、日本初!の肩書きですから・・・。

天邪鬼な海杉は「海杉 木材コンシェルジュ」と変更したのです。

時々、講演会の講師を紹介してくれと言う依頼があります。昨日は、2件ありましてそれぞれ、紹介しましたというより、「こんな人がいますよ」と言うくらいです。

一番肝心なことは、講演を主催する方の意図と講師の話す内容がちぐはぐにならないことです。

依頼は、環境系で話をしてくれる方を探していると言うことでした。

情報の大切さ

2008年01月30日 06時34分18秒 | ビジネス
鳥居の見積をしている。

直径が600で長さが10mの巨大な鳥居だ。

材料の確保、鳥居を製作、運搬、組み立て作業、注入作業、全てが通常の考えでは上手くいかない。

どの工程もプロフェッショナルな技術が求められる。

そんな中で友人から「情報だけど・・・」と一本の電話があった。

写真のように大型丸棒加工機が愛媛にあるということだ。情報があるとないとでは大きく違う。この機械があるということが、判れば、作業工程が別の次元で進むのだ。

こんな情報を持ってきてくれる友人に感謝したい。

情報は、発信すればするほど、集まるようだ。どんな情報もいったん仕入れてどの場面で使うかが重要だ。

この情報でかなり大きな鳥居が出来ることが判った。

じっくり腰をすえて取り組みたい。

どちらが環境にやさしい

2008年01月29日 08時47分55秒 | 木工
内田洋行のWさんが、杉のお盆を指して話してくれました。

メーカーが、プラッチックの金型を作ってお盆を作るとするとデザインをして金型を作るのに数百万から数千万円掛かるそうです。
それを安いプラスチックの価格に乗せて販売するので大量に生産しなければならないと言うことです。

安くするために大量生産しているのではなく、金型代を償却するために生産していることがあると言うことです。

つまり、大量であるという数量が決まったものには、プラスチックのような素材は金型代も製品に転嫁できるけれど少量のロットだと安いはずのプラスチックも高い製品になってしまう。と言うことだ。販売数が当初の目標に届かなかったものは、原価割れを起こすと言うことにもなる。

その点、杉のお盆は、プラッチックのお盆と比べれば、高いけれど小ロットでも生産可能だ。デザイナーの出したアイデアが、大量消費と言うマーケットに向かなくても実現できる。

Wさんが仕掛け人になった無印良品の杉の箱は、3000個完売したそうだ。

「多くの人に杉の良さを知ってもらいたい」と言い続けても、経済性と言う壁はなかなか破れない。でも、きちんと説明できる人がいれば、夢のような話が現実化するのです。

「環境にやさしい」と言う言葉の裏には、必ず経済の原理が働いています。うわべだけでない見抜く目が必要だとWさんの話を聞いて感じました。


天草に行ってきました

2008年01月28日 20時12分46秒 | 建築関連
天草に行ってきました。

写真は、可動式の歩道橋です。

よく見てください。船が通っているでしょ。

船が通る度に橋が上がるのです。

天草は本当に綺麗でした。

また行きたいです。

途中で買ったみかんがこれがまたうまい!!。
 
美味しいみかんに感激でした。

割り箸とマイ箸

2008年01月28日 18時08分44秒 | 森林
国産の割り箸が「環境破壊している」と言われて、海杉は、「間違いだ」としっかり、反論できる。

国産の割り箸は、最後の端材まで使おうと言う日本の文化であり、日本人の知恵の結集であると付け加える。

しかし、割り箸が使用後に捨てられる量は、住宅の何万軒分にも相当する。外国の貴重な木材資源を使い捨てで行う悪しき慣習と言うレッテルが未だに付きまとっている。だから、住宅にはできない木材なのです。

「自分の箸を持とう」という方には、理解ができないようだ。マイ箸ブームに乗せられている人には、きちんとした情報が伝わらないのだろう。

自分の箸を持ち歩くのは、決して悪いことではない。マイ箸を持ち歩くという自分のポリシーと「国産割り箸は環境に悪いから使わない」と言う間違った情報を混同しないでほしい。

国産の割り箸が、偽の情報に惑わされて、国産の割り箸を作る業者さんは、「自分たちは環境に良くないことをしているんだ」と思い込まされ、自責の念でやめていった方もいるという。

国産材割り箸撲滅を叫ぶマイ箸論者が、実は、国産材の環境破壊を推進していることになることに早く気づくべきだ。

では、マイ箸論者さんは、どうすれば良いのか。国産材の割り箸をきちんと店主に求めてください。なければ、マイ箸を使ってもらえれば良いのです。

本当に環境にやさしいことをするために何をすべきか、もう少し議論してから行動に移るべきなのです。安易な行動が実は、環境破壊を起こしていることを私たちはいくつも見てきたではありませんか。

屋外仕様の木材

2008年01月28日 14時24分17秒 | 弥良来杉
屋外でプランターを置いてあるのですが、いい味を出しています。この使い方は、勉強になります。壁ではありません。家具でもありませんが、木材をここまで使うとは・・・。

工事中に近所の方が「木材を使ってここまでする会社は、素晴らしい」と声をかけてきたそうです。

ジャズが似合うビルが出来上がりました。

お酒もこの雰囲気で飲むと美味しいでしょう。

竣工祝いには、宮崎の焼酎を贈りたいと思います。

杮落としには、ビッグイベントも考えてあるようで楽しみです。

本当は未公開ですが!!!

2008年01月28日 09時01分47秒 | 木材
内部もすごいです。

ステージに杉を使っています。通常の杉は、柔らかくステージなどの過酷な使用には耐えられないのですが、このフロアは、圧密杉材を使用しています。

約100名規模の講演会や展示ショーができる設備があります。

そのほかにもゲストルームとして使えるようにさまざまな仕掛けがありますが、これは、企業秘密です。

木材関係の皆さんは、是非、行かなければならないポイントになりそうです。

大手の住宅メーカーでも!!

2008年01月28日 08時55分32秒 | 弥良来杉
内田洋行のスタッフに案内され、今回、改装中のビルを見学しましたが、とにかく、これでもか、これでもかと国産材を使っていただいています。

写真は、正面玄関の階段です。

友人を2名ほど連れて行きました。その友人が、「大手の住宅メーカーの本社ビルには、木材なんて使っていない」

そうです。国産材と宣伝していながら、自分たちは全く使っていないのです。モデルハウスを見るより、「お宅の会社を見せてください」と言いましょう。

本当に良いものを進めるなら自分たちが率先して使うはずです。

それができないハウスメーカーは、失格ですね。

内田洋行さんの取り組みには、敬意を表します。

東京のど真ん中で

2008年01月28日 08時49分27秒 | 弥良来杉
内田洋行さんとお付き合いしていると以前、ブログでも書きました。その内田洋行さんが、新川のビルに杉を贅沢に使っていました。

写真には暗くて判りにくいかもしれませんが、玄関階段が杉でできています。

東京の木材関係のビルでもこんなに使用していないと思います。

施工に当たったゼネコン会社は、頑なに杉を拒んでいたそうですが、施主である内田洋行さんの想いが通りました。

ゼネコンに意識改革をしてもらわないと始まらないことが判っただけでも収穫です。

変なボックス

2008年01月25日 08時18分16秒 | ビジネス
ただいま、出張中です。
ホテルでこんなBOXを見ました。
アンケートBOXなんです。
目安箱とも言いますね。

良く見るとこのボックス扉は、エレベーターの枠に当たっていて、完全に開かないです。

手も入りませんから、アンケート用紙は、取り出せないですね。

あまり、意味のないボックスですね。

お客様の声をと言うパフォーマンスは、返って逆効果かもしれません。

もう少しお待ちを

2008年01月23日 06時43分59秒 | 鳥居
しばらく、お休みしていますが、カウンターはすごく上がっています。東京からの最新情報ということで期待を持たせた前回のブログでしたが、鳥居専門店の方が、すごいことになっているんです。

見積依頼や問い合わせなどです。今回は、巨大な鳥居の見積もり依頼がきて、できるかどうか?棟梁とも相談です。

棟梁は心強く「出来る」と言ってくれましたが、金額や施工方法などまだまだ解決しなければならない問題がたくさんあります。

施設の設備は、できるモノを揃えたつもりですが、実際にやってみないとわからないことがたくさんあります。

まあ、やる時はやりますよ。鳥居専門店は!!

企業の力

2008年01月18日 22時22分40秒 | 弥良来杉
内田洋行㈱へ行ってきた。

杉コレクションの話やカレンダーのお礼、今後のスギダラぼ活動についての話なのだった。

宮崎の材をたくさん使ってくれている。

八丁堀のビルを改装しているが、これだけ杉を使ったビルは都内でも少ないだろう。

また使い方が、斬新で面白かった。

写真に随時アップしたいと思う。

チェンソーのかくし芸

2008年01月16日 02時00分04秒 | 経済・社会
チェンソーのかくし芸にさまざまな人にメールを送った。

結果 危険なシーンの一部は放送されなかったらしい。

というのは、海杉の家にはテレビがない。確認するつもりもなかった。

もし、チェンソーで怪我や事件が起こったら、このテレビの影響が・・・と報じるかもしれない。マスコミは、そんなものだろう。

マスコミにいつも思うことは、自分がつくったルールだけでなく、社会の定めたルールを守ってほしいということだ。多くの方は、マスコミ、特にテレビ局の視聴率主義に呆れている。このことは、かなり多くの方のメールの返事でもわかる。

そんな中で、林業関係の方からひとりだけ、「そんなにことを荒立てなくても・・・」と言う方がいました。

それぞれの立場や考えがあって良いと思います。

海杉は、この番組をやめさせようとか、抗議してくれとお願いをしているつもりはありません。また、そんなメールをしたつもりもないのです。

この問題をしっかり、覚えてほしいと思っています。どんなに完璧な瓶でも小さな穴が開いていたり、ひびが入っていたら、瓶としての役割が失われてしまう。物事を何かに摩り替えて見逃していくととんでもないことになる。そんな気がするのです。

産地偽装などはその典型でしょう。ルールがあってそれを守る当たり前のことなのです。

楽しい番組作りは、大切でしょう。その前に法令遵守という大前提があります。事故が起きてからでは、遅すぎるのです。

多くの人が今回のチェンソーのかくし芸の件で何かを考え、記憶の隅に留めたでしょう。綻びというのは、こんな些細なことから始まるのです。

黒澤明監督から山田洋次監督へ

2008年01月15日 18時00分47秒 | 映画
山田洋次監督の舞台あいさつで「ヨウヘン」と言う言葉を聞いた。

黒澤監督が、何度も山田監督に話したことらしい。

映画を撮り終え、フィルムを編集すると当初は、思っても見なかったものが、出来上がるらしい。

陶芸の世界では、これを「窯変」というらしい。

「これは、しめた!」と思いなさいと黒澤監督は、山田洋次監督に話したそうだ。

「母べえ」と言う映画は、この「窯変」がスクリーンに現れた作品だそうだ。計算してもできない雰囲気みたいなもの、映画が強烈なメッセージ性をもって観客に訴えかけてくる。

ベルリンの映画祭コンペに出品するそうだが、その意図は、その「窯変」にありそうだ。

生の声を聞いて、なんと感動的な話まで聞けて、映画も封切り前に見られる。計算ではない何かを海杉も発見できた。

山田洋次監督 新作品 「母べえ」

2008年01月14日 14時16分22秒 | 映画
今日は、山田洋次監督 新作品 「母べえ」をウチのかみさんと観にいきました。
二人の映画鑑賞は、昨年の「武士の一分」以来、1年ぶりです。

この映画会は、とってもすごいんです。まず、すごいのは、山田洋次監督の最新版を封切り前に見れるということです。こんな映画会は、どこにもありません。
次にその設備は、音響映像全て、山田洋次監督が信頼するスタッフに全て任せているのです。普段は、市民ホールとして使われているところを映画館にするのですから、それは大変だとは思いますが、すごいことです。

何よりすごいのは、山田洋次監督が舞台挨拶をするのです。
わざわざ、日向の地まで来て、挨拶をするのですから、こんな映画会はどこにもありません。

日向の山田会には、感謝です。

今回は、女優の壇さんも来てくれました。前回の武士の一分のときも来てくれたので今回で2回目ですね。

実は、サプライズで東国原知事も挨拶にきました。

すごいですね。日向は・・・・。