海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

弥良来杉 外装に挑戦!

2007年09月30日 16時34分47秒 | 弥良来杉
弥良来杉が外装に採用されている。

今まで、このような使い方は、実はされなかった。日本中でも三日月堂さんが初めてかもしれない。

腐らない、安全と言うだけでは、建築物件では、難しいのかと意気消沈したこともあったが、とうとう、外装に使用されたのだ。

設計事務所の要望がピタリと一致した。
外壁ではなく外装用に使用されたことは、何か弥良来杉の将来を示唆しているように思える。




トニー様の質問

2007年09月29日 00時02分27秒 | 弥良来杉
トニーさま

弥良来杉へのご質問ありがとうございます。

海杉自身は、一定の条件を整えれば、弥良来杉でなくても外壁の使用できると考えています。

ただし、条件の悪いところがあります。その時は、弥良来杉の出番です。

海杉の問答無用は、きちんと守って欲しいルールを知ってもらいたいと考えて書いています。トニー様のご質問は大変有り難いと思っています。

「弥良来杉を使用しないで外壁を木材にしたい場合」

建築と言う漢字を知っていますか?
「築」という漢字は、建材を表しています。竹、土、瓦、木です。木は、全ての下になっていますよね。露天はダメなのです。昔の方はそれをよく知っていました。屋外では、木は縦使いを基本としてください。

まず、木材の含水率を20%よりも下げる。表面だけでなく中も15%にはしたい。(多くの理由があります)
1.虫がつかない(キクイムシ)
2.腐朽菌が繁殖しない
3.撥水系の木材保護塗料ののりがよい
4.割れが少ない
5.シロアリの発生率が下がる

雨水にさらされない、深い軒。雨水に当たっても構造自体で水を切り、水を壁に留まらせない。通風性は重要なポイントになります。

木材保護塗料よりもOPなどの水分を遮断するものがベストです。どうしても木材の質感を出したい時は、再塗装がしやすいことを考えておいた方が良いです。

土には絶対接触しない。外壁の水切りや土台などに「シロアリ返し」を付けておくこともポイントです。

コーキングの過信もいけません。

水滴が入っても必ず、外に出す構造や形状考えておいて下さい。

メンテナンスは取替えが簡単なようにしておくことです。

木口を露出することはできるだけ避ける。

木口を塞ぐ。(木口からシロアリは入る)

板でも柱でも元口、末口を揃える。(下を元口、上を末口にする)

定期的な点検を行い、不具合が生じたところは、対策を講じて取り替えるシステムを作る。

海杉のアイデアをひとつ
外壁が濡れても乾かせば良い訳です。壁の通気性が外壁の寿命を決まるのです。海杉は、天井に大型の工場用の扇風機を仕込みました。外壁と内壁の間を風が通るように工夫して施工すれば簡単にできます。しかも、1万円弱の費用ですし、天井内の温度をすぐにさげることができます。
ただ、音はすごいですよ。

夕刊デイリー明るい社会賞 受賞

2007年09月27日 17時21分50秒 | 地元のこと
私の所属している「日向木の芽会」が地元の夕刊紙の社会奉仕者に贈る「明るい社会賞」受賞しました。

この賞は、地元で地道に活動している団体や個人に贈られるもので今回は、東郷自治区長、日向土木事務所所長、東京大学教授の三人の推薦を受けての受賞でした。

ようやく、日向木の芽会も地元社会に貢献していることが認められたのでしょうか。大変ありがたいことです。

何よりもうれしいことは、私たちの活動を良く知っていただいている人たちからの推薦を受けての受賞ですから本当にありがたいことです。

活動を通して地元に何ができるのか常々考えていました。木材だけの団体ですからその範囲は実は狭いものです。しかし、木材の分野だけでこれだけまちづくりに力を入れて活動している団体も少ないでしょう。

海杉は、日向木の芽会に所属して、さまざまな分野で受賞をさせていただいていますが、地元で評価を受けることは、今までの活動が本当に身に付いてきたのかもしれません。

早速、木工作品の審査会場に夕刊デーリーの記者さんが取材に来ていました。

さあ次は、日向の小学生が全国大会でも優勝するような木工作品を作ってほしいものです。

屋外木材

2007年09月25日 16時24分05秒 | 弥良来杉
写真は、屋外の案内板だ。

柱の上にステンレスのカバーをしている。これは、木口からの水の浸入を防ぐためのものだ。

屋外の木材で弱い部分がこの木口になる。そのほかに、横にした材も弱い部分だ。このくらい大きい材になると芯持ち材を使う。芯持ち材は、どうしても割れが発生する。その割れから腐りがはじめる。

そのため、この横材にもカバーが必要なのだが、ここでは使用しなかった。というのも不要なのだ。弥良来杉は…。実は、柱の木口のステンレスのカバーも必要ないのです。

下の方も注目して欲しい。土にそのまま入れている。実は基礎があるのでコンクリートのなかに入っているので、腐る心配が少なくて済む。

ただコンクリートと木部と取り合いは要注意だ。水の浸入を防がないとならない。多くの基礎は、立ち上がりをつける。弥良来杉だとコレも必要ない。安心安心。

腐ることばかり話しているが、色もどうだろうか。

防腐木材のあの緑色ではないことに気づくだろう。

この弥良来杉は、白木だ。

塗装はしていない。塗装など不要なのだ。

そして、国産材。

コレだけ条件をクリアーできる国産木材は、なかなかないだろう。

大工さんの技術

2007年09月24日 09時53分18秒 | 建築関連
大工さんの技量が此処まで落ちたと言う実例がある。

屋外用のウッドデッキを日本の伝統技術でつくりました。と謳っている。どこかのHPにあるから探してみてください。

屋外の木材に仕口、継ぎ手を使ってしまう。アホな…。

仕口、継ぎ手は、日本の建築の誇る技術だが、屋外の木造、露天での木材仕様には適さない。

「防腐処理をして加工すれば、大丈夫など」と言うだけ何も知らないのだ。

こんなデタラメなことが、堂々とHPに掲載され、販売されている自体に憤りを感じる。


写真は、「束」と言った方が、良いかもしれない。左の束と右の束を比べて欲しい。若干、左の束の方が勾配があり、水に触れない。「水を溜めない」という原則はコレだけでも分かるはずだ。
反対に右の束は、勾配も低い方だし、近くに雨どいもあるため、木口から腐り始めている。
同じことで、仕口や継ぎ手は、どうしても水を溜めてしまうつくりになる。結局、この部分から腐ってしまう。どんな伝統技術も使い方を誤れば、失敗の原因になることを一般に人にも理解してもらいたい。

転じて、プロの大工さんにもこの技術を知ってもらいたし、お客さんにきちんと説明してもらいたいのだ。

もうひとつ、メンテナンスの問題だ。メンテナンスをイコール塗装と考えている人は、コレも間違いだと知ってもらいたい。この話は、長くなりそうなのでまた、別の機会にする。

杉あかり

2007年09月23日 09時47分03秒 | 木材
大工さんのテクニックについては、結構反応が良く気分が良いので続けて書きます。

ちょっとお調子者です。

南雲勝志氏デザインのストリートファニチャー「杉あかり」

コレにもさまざまな仕掛けをしています。

でも、基本的なことは、元口と末口を逆にしないことです。特に
屋外で使用する木材は、逆にするかしないかで、耐久性が格段に違ってきます。

「木材は天然モンだから…」と大工さんや木材屋さんは、逃げ口上に良く使います。

海杉もそうでした。時々使っています。自分たちの知識の範囲を超えると自然とか天然とかどうしようもない言い訳をしてしまうのです。

大工さんの腕が落ちたといわれて久しいのですが、それを指摘する現場の監督も技量もどこか消えています。

理屈と経験が伴っていないのです。

「杉あかり」に話を戻します。この街灯は、その名の通り、街灯の柱は、杉を使用しています。二つの材はを張り合わせて八角形にするのです。この時、材の末口と元口を同じように揃えます。

つまり、街灯の柱は、杉が生えていた時と同じように立てるわけです。

迷信のようなことに思われますが、屋外で木材を使用する時は、十分気をつけて欲しいテクニックです。

当たり前のようなことでも、今の大工さんはしないのです。家の柱でも平気でさかさまに立てる人もいるのです。大壁式なら構わないじゃないかと言う訳です。

そんな大工は二度と使いません。手抜き以前の問題ですから。

では、なぜ?屋外の木材は、末口と元口を生えていた時と同じ状態にするのでしょう。

それは、導管の太さの違いからです。どうしても、根元の方の導管が太くなります。ラッパ状の導管とイメージしてください。木材は、水分を溜めていると腐りが起こってしまいます。ラッパを上に向けているか、下に向けているかで水分が入りにくくなるか入りやすくなるか、ずいぶん違います。

木口をカバーすることは、腐れを防ぐことになります。と言ってコーキングなどを塗りつけることは、愚の骨頂です。

屋外に出す木材は、木口を見せないコレが原則ですね。

ボートウォーク

2007年09月22日 07時57分44秒 | 建築関連
油津のボートウォーク。

もちろん、オビスギを使っています。

この仕事は、私は直接関係していませんが、アドバイスはしました。

それがこのボードウォーク。

見た目は、なんら変わりませんが、全て「木裏」を表に出しています。

屋外でデッキを張るなら木裏でと設計者に話をしましたところ、アドバイスを聞いていただきました。

設計者の話だと施工をする大工さんは、木表を出したいと言ったそうです。

そうでしょう。木表の方が、きれいですから。

木裏にする理由はいくつかあります。

割れが目立たないということです。屋外で使用すると木表はどうしても割れが出てきます。

このことは、建築雑誌のコンフォルトにも書きました。


もうひとは、割れに対する防腐剤の溶脱を抑えることができます。

日本の大工さんは、こんなことも知らないんです。というか、屋外で木を使用するノウハウを持っていません。

このボードウォークでも心配なことがいくつかあります。

ひとつはビス穴を込み栓で塞いでいることです。コレは、腐食の元になります。これには、こまめな点検と補修が必要です。

小さい込み栓は、少しでも反ったり、割れたりすると外れてしまいます。


大工さんサポート

2007年09月20日 17時44分22秒 | 木材
大工さんのサポートをどうするか?

大工さんは、仕事を取れないのではなく、大きな仕事を請けられないというジレンマに陥っている。

大工さんの仕事は、まだまだたくさんある。なのに・・・。住宅の物件は、大手ビルダーに行ってしまい、下請けしかない状態だ。

あえて、大工さんに言いたい。大手のビルダーが宣伝をし、さまざまな特典を用意して、モデルハウスを建てあの手この手でお客さんを捕まえようと必死になっている。いい腕があれば、食っていける時代はもう終わりだ。2×4ハウスは、日本の大工の技術までいらない。それでもお客さんが喜ぶハウスができてしまう。

必死で仕事を掴まなければならない時代がやってきたのだ。

海杉は、大工さんのサポートいつも考えている。どうすれば、大工さんがメーカーやビルダーに対抗できるか?自分の腕で対抗するアイテムはなんなのか。


笑わないで欲しい。写真は、アルミのカーポートに木製の物干しを付けただけの仕事だ。コレでお金をとろうとは考えていない。サービスだ。しかも、コレもきちんと防腐処理(弥良来杉)をしたモノを使う。

この写真で見てもらいたいのは、防腐処理をした木材(弥良来杉)を使えば、大工のできる仕事が増えるというアイデアだ。

物干しをホームセンターで買えば、8000円からする。今までは、アルミに木製品を取り付けようとはしなかったはずだ。

大工の仕事をつくる為には、アルミやプラスティック製の製品と競合しなければならない。

全国の大工さんに呼びかけたい。どこでも使えるアルミやプラスティックより手軽で加工しやすい弥良来杉を使おう!!

でも「木は腐る」という一度つくられたイメージは、なかなか消し去るのは容易ではない。少しずつ、住宅の周りに木製品を取り付けるサービスをしようと考えている。あそこの木製品は腐らないという信用は、自分たちの手で作り出さないといけない。

大工さんが有名メーカーと勝負できる。コレを使えば、ベランダだって、縁側だって簡単にできてしまう。

今まで取られた仕事を取り返すそのくらいの気概が大工さんにもほしい!!

公園の設計2

2007年09月18日 23時43分30秒 | 地元のこと
公園の設計は、細かいところに配慮が必要だ。

誰が利用するか、わからないからだ。

この写真は、ある公園の写真だ。

公園の芝生の中にコンクリートと鋼製の蓋がある。

この位置しかこの設備は置けなかったのだろうか?疑問が残るところだ?

このトイレの横は、駐車場。道を挟んだ場所にも駐車場がある。

しかし、この公園は、ショッピングセンターと隣接していて何百台の駐車場の隣の公園だ。此処にも疑問が残る?

水のみ場は、あるのだが、ベンチが少ない。しかも木陰になるようなところがなく、常に直射日光にさらされている。

設計者は、どのような意図でこの配置にしたのだろう?

野鳥の観察所も低く、見えにくい。もしかすると水辺の生き物が天井画にあったが、魚を見せるための施設も兼ねているのか?

公園の全体の計画とはマッチしないプラスチックのコンビネーション遊具が少しむなしい。

積極的な試みは感じられる。3ON3のコートは、利用者も多い。

川辺に何台も自転車が捨ててある光景は、いただけない。多分、盗難自転車だろう。






ノウハウの流失

2007年09月17日 08時59分34秒 | 建築関連
自慢の日向市駅舎です。

この駅のメイン構造体の変断面湾曲集成材を製作した会社が自己破産した話は前にもしました。宮崎県にとっては大きな損失でした。

当然、これから大断面集成材を宮崎県で製作したいとしてもできない状態です。ポイントは、ノウハウの飛散と流失です。どんなに優れた工場でも人材がなければただの箱に過ぎないのです。

人材は、簡単にはできません。大きな時間と資金が投入されていくのです。ようやく、その人材が育ちこれから動き出すというときにこの結末ですから…。本当にもったいない話です。

世界に誇りうる技術の損失となってしまいました。もっと残念なことは、この損失を県民の方は誰も知らないということです。「時代の流れ」だといって片付ける人もいるでしょう。しかし、海杉は、未来の集成材は、ヨコからタテにできると考えています。
大きなスパンを集成材で生み出す技術は、ドームや駅舎で証明されました。次は、高さや多層の技術です。日本にある資源でモノをつくらなければならない時代が必ずやってきます。日本なる資源を外国へ売れなければ、生きていけない時代もくるかもしれません。

宮崎の時代が来ると信じて宮崎発の技術を少しでも蓄積していくことを怠ってはならないのです。

そんな、未来のことに無頓着な人がたくさんいます。残念でなりません。海杉の行動は、よく分からないかもしれません。無駄かもしれません。でも、誰かがやらないと後で悔やむことになります。

世界戦略と企業のコンセプト

2007年09月17日 00時49分56秒 | 経済・社会
ちょっとお疲れ気味。

こんな日に限って見積もりが山のように…。韓国 釜山の友人が日向を訪れ、ご案内。

美味しい焼肉と夜のご接待。

次の日は、釜山の友人の希望で温泉にマッサージ、美味しいお寿司と連れて行き、青年会議所の45周年式典の出席。

式典もそこそこに宮崎市で仕事の打ち合わせ。食事は「ちゃんこ」おいしかった。

そんな話の中でも話題は…。

液晶テレビとプラズマテレビの話から韓国サムスンの売り上げ、経常利益1兆円の話、DVDがなくなるなど「次の流は…」という経営者の感覚を磨く話でした。

結論は、世界のシェアをどれだけ占めるかを戦略に持っている企業がこれからは勝ち抜くだろうでした。性能的にはプラズマの方が優位なのに価格やシェアで液晶が世界のシェアを占めていく、同時に液晶TVの性能もプラズマに近づく。解像度が上がれば、DVDでは、容量が追いつかなくなる…。

サムスンの戦略が世界を相手にしているに対して、日本の家電企業はどうしても国内のシェアに戦略が目をむいてしまい、大局が読めない状態に陥っている。

唯一、トヨタが世界を相手にしている企業に育っている。などなどでした。

これからの企業は、世界を相手に商品を売り、そのシェアを不動のものにするためには、国内のシェアではなく、世界のニーズを掴まない限り無理な話。昔は、商社が情報収集などその役割を果たしていたが、此処の企業が独自の展開をしなければ、ならない状況がある。

失敗すると何千億円と言う投資が全て無駄になる。世界を相手にするときは、単に最新技術があるというだけでは済まされないシビアな世界が存在する。

海杉の感想
世界は、相手にできなけど、コレはと思った製品は、一気に日本中に展開する戦略をとりたい。「木製鳥居なんて…」と考えているけどその潜在力は、はかり知れないものがある。だって、木製鳥居をネットで売っているところなんてほとんどないんだから!!

企業のコンセプトだけは大切にしたい。以前は木製品であったものが代用品に取って代わられているモノを見つけ出し、そのシェアを奪い返す企業でありたい。

海杉の目指す企業は「木材の応援団」「木材復権」でありたい。


次期首相

2007年09月15日 23時49分25秒 | 経済・社会
あれれ???

数日の内にマスコミの予想が変わっているぞ!!

したたかなヤツだなあ。永田町の理論でやるとアウトだということがまだ、分かっていないみたいだ。

国民は、そんな党を見放したのにまだしがみついている。増え過ぎた鼠が集団心理で海に飛び込む集団自殺するようなものだ。

このしたたかさでやりぬくには、密室政治しかない。もうそれは限界なのに…。


アクセス数月10万件

2007年09月15日 09時07分36秒 | 日向木の芽会
おかげさまで宮崎県木材青壮年会連合会のHPも月10万件を超えるアクセス数になりました。日ごろの活動の賜物ですね。

鳥居専門店のコンセプトは、本当は木製品なのに日本人が置き忘れてしまった「心」。本来とはまったく別のものになっているものを取り戻すための試みです。

そんな悲しい木製品の代用品が現代にはたくさんあります。

http://www.miyazakikensanzai.com/mokuseikai/sonomanma/index.html


そのまんま知事の動画もHPに入れましたのでご覧ください。

杉コレクション2007

2007年09月14日 06時33分42秒 | 日向木の芽会
杉コレクションの一次審査に行って来た。

ハプニングは、あったが、素晴らしい審査だった。

私の感想だが・・・。

審査の基準とか、項目とか気にしていた方がいたが、口で説明してもわからない話がある。

この杉コレクションは、コンペでありながら、コレクションであるというもうひとつの側面を持っている。

とにかく、楽しみな杉コレクションが今年もやってくる。

写真は、日本を代表するデザインコンペ、グッドデザイン賞の審査委員長を務める内藤廣東大教授と同じくグッドデザイン賞審査委員の南雲勝志氏だ。鋭い視線が審査会場の空気に緊張感を与えている。

大工さんサポート

2007年09月13日 23時41分39秒 | 建築関連
写真は、4年前にデザインした「トライポット」と呼ばれる木製のプランターだ。

宮崎市の中心街に置いてあるから知っている方も多い。

これが、弥良来杉の実力!!

何がすごいかって?

それは、毎日、水をかけ、土と接していて腐らないんだからコレほどすごい実例はないんだけど・・・。

誰も宣伝しないんだ。

まあ、気づいてくれない限り、ただのプランターでしかないんだけど・・・・。

本当のすごさは、この弥良来杉の秘密の成分は、ハンドクリームとベビーパウダーの成分でできている点なのです。

だから、体には問題ないし、安全なのだ。しかも、その成分が、半永久的に持続する効果がある。

あまり上手い話で嘘のような話になってしまうけど本当なんだ。

木材を知っている人は、気づくかもしれないけど、こんな技術どこにもなかったんだ。純国産の技術です。

信じられないと思う人は、宮崎市の中心市街地に行って見るべし。