日本では、DIYは、なかなか根付かないと一昔前までは、言われていました。それは、大工さんがたくさんいましたし、日本の木造の加工方法が、素人では扱えない技術を要する方法だったからです。木材の規格寸法も建物を建てるための規格寸方であり、価格も、立方単位で取引されています。日本の木材屋さんが、DIYユーザーに目がいていないのは、手間や取引量などから敬遠されるのでしょが、細かいアドバイスやメンテナンスまで対応ができないことも要因に挙げられそうです。
何よりもお得意様の大工さんの商売敵を作るようなことと思っていた節があります。
かなり昔の話ですが、トヨタが住宅部門に進出すると言う話になり、全国の木材業者は、トヨタ製品の不買運動をはじめてことを聞きました。トラックやフォークリフトなどは、かなりのシェアですから大変な運動だったのでしょう。
DIYは、ホームセンターの発展と連動して大きく躍進してきます。余暇の過ごし方、自然への憧れ、格安の2×4材の輸入など条件が、内外に整ってきているのでしょう。
まったく別の話ですが、在来の工法住宅が、なかなかシェアが伸び悩んでいる、逆に減ってきていると言われています。国産原木価格の下落、健康住宅、自然住宅と木材への関心が高まり需要が増える要素があるにもかかわらず、なぜでしょう。大工不足や輸入住宅の需要の高まりなど数え始めたら切がありません。
わたしは、大きな要因にエンドユーザーの声を直接聞かなかったためにこのような事態を招いたように思うのです。国産材の持つ弱点をエンドユーザーから聞かないでそのまま何も変えずにきたことが大きな要因のような気がします。
国産材とDIYは、国産材の生き残るキーワードのような気がします。
何よりもお得意様の大工さんの商売敵を作るようなことと思っていた節があります。
かなり昔の話ですが、トヨタが住宅部門に進出すると言う話になり、全国の木材業者は、トヨタ製品の不買運動をはじめてことを聞きました。トラックやフォークリフトなどは、かなりのシェアですから大変な運動だったのでしょう。
DIYは、ホームセンターの発展と連動して大きく躍進してきます。余暇の過ごし方、自然への憧れ、格安の2×4材の輸入など条件が、内外に整ってきているのでしょう。
まったく別の話ですが、在来の工法住宅が、なかなかシェアが伸び悩んでいる、逆に減ってきていると言われています。国産原木価格の下落、健康住宅、自然住宅と木材への関心が高まり需要が増える要素があるにもかかわらず、なぜでしょう。大工不足や輸入住宅の需要の高まりなど数え始めたら切がありません。
わたしは、大きな要因にエンドユーザーの声を直接聞かなかったためにこのような事態を招いたように思うのです。国産材の持つ弱点をエンドユーザーから聞かないでそのまま何も変えずにきたことが大きな要因のような気がします。
国産材とDIYは、国産材の生き残るキーワードのような気がします。