海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

木材コンシェルジュ

2007年07月28日 20時20分53秒 | 日向木の芽会
以前肩書きの話をした。

どんな肩書きが海杉に合うだろう?

そこで考えたのが「木材コンシェルジュ」という肩書きだ。

どうだろう。

早速、ホームページでも立ち上げようか!!


杉ダラ関西 「杉絆」

2007年07月02日 12時16分07秒 | 日向木の芽会
杉ダラ関西のブログを見て、良いところに着眼しているなあと感じた。

この話もトラックバックと言うものをすればいいのだけれど、まあ、たわいもないことだから自分のブログだけにしておこう。

宮崎の活動と関西活動の活動は、同じ「杉」でも違うんだ。というところに気づき、自分たちの活動方法を見つけようと模索し始めるとても大切なことなのです。

杉ダラは、人に指図されて動くのではなく、自分のアイデアを具現化できるかに重きがいきます。そのためのサポートは誰かがしてくれるのです。サポートしてもらうためには「楽しくなければなりません」「杉」はあとから付いてくるものです。

多くの地域では行政のノリが悪いかもしれません。宮崎が特別のように感じるかもしれません。宮崎の場合は、杉に関わる人たちがたまたま行政の人だったという話です。実際、宮崎の行政の方で森林や木材行政に関わっている方は少ないはずです。それよりも「面白い」とか「楽しい」とかが先に来るのです。仕事以外で楽しくないことを一生懸命やってもちっとも面白くないはずです。杉ダラで活動していれば、やればやるほど人が増えていきます。コレを私たちは「杉絆」と読んでいます。

「杉を使ってコレを楽しくやりたい」活動の始まりはコレで十分です。応援しますよ。

何をしてくれるのかなあ、。とても楽しみです。

チェンソーアートの限界

2007年06月27日 09時12分34秒 | 日向木の芽会
チェンソーアート大好き人間だ。

何の変哲もない丸太が、まったく別のものなるのだ。すごい。

チェンソーアートが日本中に広まることを願う。

森林のことや木材のことを机の上で理解しろと言う役所の人では到底、考えつかないパワーと魅力が存在する。

しかし、いくつかのチェンソーアートを見てきたが、チェンソーアートにも流派があるように思える。

自分たちでルールと言うか縛りをなんらかつけているみたいだ。一向に構わないのだが、アートは、自己表現だと私は考えている。

今まで見てきたチェンソーアートの限界は、大きさ、形にどうしても制約ができている。資金の問題もあるだろうが、本当にチェンソーアートしたいものが丸太でなかったら作れないということだ。格好いいイーグルが翼がどうしても上を向いたものになってしまう。つまり、形でT字などはどうしても無理がある。

次の限界は、置く場所だ。通常、大きなものほど価値があると思うのだが、室内にはどうしても、置けないものになる。屋外に設置すると腐れや虫食いの心配をしなければならない。ブロンズや大理石とは違う。

いっぺんに書くとしんどいので続きは次の機会に

二番煎じの空威張り

2007年06月16日 08時56分52秒 | 日向木の芽会
宮崎県は、いつも一番がないと思っていた。

ふぐは、日向灘でもたくさん取れるが、下関向けに出荷するという。どの位の量かわからないが、相当量が、下関産で全国に行くのだという。

お茶は、宮崎では、増産につく増産して活気あふれている。しかし、それは、「国産茶」という表示をするためのもので「宮崎県産」という産地名はつかない。

県は、緑茶メーカーに宮崎県産名を入れるように指導すべきだ。その代わり、知事がCMに出てもいいと言う条件でどうだろう。

牛肉もそうだ。子牛は、宮崎で生まれ、育ったところでせりにかけられ全国の有名地へ行く。どんなに立派な牛でも松坂牛や神戸牛にはかなわない。
これも生まれたところをキチンと表示すべきだ。生まれ故郷に錦を飾れない可愛そうな子牛たちに代わって。

養豚もブロイラーも一位じゃない。

一位をとっても有名じゃないのに杉がある。

せったく日本一なのだからもっと存在価値を挙げるべきなのに・・・。

宮崎杉戦略

2007年06月16日 08時40分48秒 | 日向木の芽会
東京に行ってきた。

杉コレクションの宣伝活動だ!行き当たりばったりでアポなしのところもあったが、ほとんど好意的に受け入れていただいた(つもり・・・)

宮崎の杉の動きは、大手の広告代理店に負けないアイデアと実行力で動かしたい。

数年前、建築雑誌が一斉に国産材を取り上げた時期があった。

どの本にも宮崎の事例や宮崎の杉の話はなかった。本当の話である。国産材の事情は、何処の地方も同じと建築雑誌編集者は思っているのだろう。建築雑誌編集者の責任ではないものの、取材力の薄さにちょっと情けなく感じたのは、私だけでないはず。

本音が見えてこなければ、対策の打ちようがないにもかかわらず、うわべだけの取材が目立つのは、読者にも責任の発端がある。編集方針に読者は入れないが、部数を決めるのは読者である。今月号が買うに値するかきちんと本屋で判断しなければならない。なんとなく、惰性で毎月買っていると言う雑誌ではだめに決まっている。良い本を作るのは読者であり、それに支えられている雑誌編集者の宿命だろう。

近頃、コレはすごいというものがないのも残念でならない。

私は逆にコレはチャンスだと感じた。今、売り込めば、相当その窓口を広めることができるはず、杉日本一と宮崎県内で騒いでも日本中の建築関係者は知らない。宮崎には、情報と技術そして豊富な素材があるこのことを売り込む手法をみんなが身に受けてもらいたいと願っている。宮崎は宣伝上手、売り込み上手と早く言われたい。


猫に鈴

2007年06月07日 23時27分25秒 | 日向木の芽会
「猫に鈴」

良いアイデアだけど誰がやるのかという時に使う言葉だが、まちづくりで話をしているとよく出くわす。

肝心なところが抜けているのだ。

そのポイントを押さえないと「絵に描いた餅」であり、「猫に小判」かもしれない。

私が目指すまちづくりの基本は、まず、自分がする。小さな実績を確実に自分のものにする。その小さな実績を踏まえて次なるステップへ挑戦する。失敗もするだろう。良かれと思って行なった好意が逆に仇になることもある。それを恐れずに自分が始める事だ。

新しいことを始めるにあたって、何かを期待する必要はない。自分が行なうことで「経験」と言う誰も得られないノウハウが身に付く。

初めてのことでも簡単だ。勇気を持って自分が一歩踏み出す。

ただバカの一つ覚えに漫然とはじめてもダメだ。じっくり考え、回りに迷惑にならないかを確かめる必要がある。自分の周りの大切な人、自分と行動を共にしている同志などははじめから頭に入れておかないと初めての一歩は安易に行なってはいけない。

大分県

2007年05月24日 20時54分45秒 | 日向木の芽会
今日は、大分県へ行ってまいりました。
大分大学工学部の教授にモックル処理の説明です。
教授は、竹についても研究なさっていてモックルと竹には大変興味があるみたいでした。

私たちの工場を見てみたいとのことです。光栄ですね。

竹の最大の弱点は、腐ると言う点だそうです。

私も何度か竹について調べるために大分を訪れています。友人で竹細工している方がいてよくお世話になりました。

旅館の改築の時、竹を使った旅館をと言うご希望だったので別府へ行ったりもしました。やはりそこでも腐食やカビが問題でした。燻煙処理もありましたが、時間と費用がかかりすぎるみたいでしたし、外部ではあまり竹を使用しないとのことでした。

もう20年前になるとお思います。大阪の茨木市で講演を頼まれました。青年海外協力隊の話をしました。その講座の最終日に講演をした講師も集めてのパーティがあり私もご招待を受けました。その講師陣の中にネパールの方がいまして、竹筋コンクリートの話をして盛り上がりました。ネパールの水槽の話です。とても面白い話だったのですが、後に私の会社に彼が入社していた時はびっくりしてしまいました。偶然ってあるんですね。

竹とコンクリートなんて面白い組み合わせですが、考え方によっては、途上国ではすばらしい技術になると思います。

東大 五月祭

2007年05月23日 06時01分56秒 | 日向木の芽会
東京大学の学生が、宮崎の杉を使ってドームを作ったそうです。私たちは、杉を提供しただけなのでその概要はわかりませんが、たのしみです。
東大のお近くの方、今週末だそうですので見に行ってください。

嬉しい話

2007年05月18日 11時10分02秒 | 日向木の芽会
嬉しい話が来ました。

3年前かなあ、中国(大連、上海)に研修に行った際、通訳で同行してくれた方が、日向に来るというのだ。

この研修は、当時、日向市の木材業界は、中国へ木材を輸出することが、どんなものなのかその目で確かめたいと言う想いからだった。

国産材の自給率が18%であると話したら驚いた様子だった。

ご自宅も国産材を使ったそうで、スギの机が欲しいそうだ。

そんな話ならお安い御用だ。どんなものでも取り揃えられる。日向市の木材の取り組みもホームページなどで知っているらしい。

でも、数年前のたった数日間の出会いの中で再会できるのも嬉しい話だなあ。

仕事や人とのつながりは、このようにして作られていけばどんなに楽しいだろうなあ。

土曜日は、楽しい日になりそうだ。

木工教室

2007年03月30日 23時38分07秒 | 日向木の芽会
今木工教室のマニュアル本を書いている。

不思議なことに書けば書くほど今の教育方法を否定しているような書き方になってしまう。

多分、私が今の教育方法を理解しようと知ろうとしないからだろう。私にとって、どの時代から間違った教育方法になったのだろう。

教職者は、労働者じゃない。

コレが私の基本姿勢だ。

今の教育を子供たちが受けている。手法の問題ではなく、何を学ばせるか。どうして学ばなければならないのか。この答えを自問自答しない限り、教職者は、子供たちの前で教えてはならない。こんな簡単な問いに答えられない教職者はいてほしくない。

木工教室のマニュアル本はそこまで求められていないが、何かヒントは入れておきたい。


NHK

2007年03月10日 19時09分22秒 | 日向木の芽会
NHKに出演してきました。
福岡までトラックで行ってきましたが、やっぱり疲れましたね。
富高小学校の移動式夢空間の屋台です。

NHK福岡のロビーに屋台を置いての生放送で二宮・野尻アナウンサーとのトークでした。こちらは素人やっぱり頭が真っ白になってしまいました。
あはは。

でも、NHKの方も杉には大変興味を持っていただいたと思います。

問い合わせも来ているそうでさすがは、NHKですね。

今度は、全校版でいきましょう!!!

ちゃんと日向市駅も宣伝しておきました。

日向市に来てください。杉の取り組みはもう日本一かもしれません!!

日向市の杉を使ったまちづくりが九州中に広まった一日でした。

ものをつくり、まちをつくる

2007年02月03日 07時50分33秒 | 日向木の芽会
海杉もとうとう本に載るようになったか!

実は、1月24日発売のこの本は、ものをつくり、まちをつくる技報堂出版で私が載っている部分は、一昨年の7月に横浜で開催された景観シンポジュウムのパネラーで参加したときのものです。

何をあの時私はしゃべったのか???ですが、「とにかく楽しい!!」と言ったことを覚えています。

都市計画、まちづくり、土木家、建築家、デザイナーなど日本を代表する超一流の人たちが日本中で繰り広げているまちづくりの生の声で語られています。

ゲラしか読んでいないので早速買いにいこうと思います。

でも、宮崎では、まだ売っていないのですよね。

アマゾンで買おう!

製材所事情

2006年02月07日 08時36分00秒 | 日向木の芽会
私の住む町も昭和30年代では、100以上の製材所があったと聞いています。今では、10数件です。線路沿いで港に近い土地は、次第に宅地化され、ショッピングセンターができ新しい町の住人は、うるさくて、埃の絶えない製材所を邪魔者のように扱います。

製材所自体も港や鉄道の近くだけでなくトラックの搬入ができれば山でも構わないようですし、高くで売って他の事業や別の場所で、はじめた方もいるようです。

私が思うに民間の小さな資金でできる規模の製材所は、人件費、土地代、機械の償却費や電気代などとてもまかないきれない状況なのではないでしょうか。規模を大きくし単価を下げ製材量を増やす方向に走っても無理はないと思います。熾烈な過当競争に打ち勝つ製材所が生き残れるというサバイバルでしょう。

その中で第3セクターのような製材所は、動きがどうしても鈍くなってしまい、需要が小さくなるシェアの中で後発組みの利点を生かしきっていないように思えます。

すべての製材所がそうだとは言い切れませんが、今までのような経営(木材バブル時代)をしている製材所が淘汰されているのが現状でしょう。
でも、悲しいもので最先端で経営や手法、販路を切り開いたからといって生き残れるものでもない業界でもあります。

この業界は、流通の部分がかなり遅れていると思います。

中国の杉

2005年12月26日 08時50分34秒 | 日向木の芽会

中国の杉

 
ホームセンターや通信販売の中国の杉は、日本の杉じゃありません。福建杉とか鉄杉とかブランドで日本に大量に入ってきています。昨年、中国に行って製材所を見て廻ったのですが、大連などは、椴松、唐松などがシベリアから入ってくるみたいで杉は、日本の合弁会社が挽いていました。もちろん、日本向けでまだまだ量は少なかったと思います。

上海では、建材市場にも大量にあり主に下地材として製材してありました。径級でいけば15年生ぐらい(経っていないかも)の若い材でした。植林した材だと盛んに言っていたのを記憶しています。現地のシールにも杉という漢字が使ってありましたが、杉ではありませんでした。普通の方が見れば杉とは、見分けがつかないかもしれませんね。産地表示のほかに正式な種別の表示も必要かもしれません。最近、欧州のレッドウッドと米国レッドウッドの混同するケースが多々ありました。

東京へ行くとよ

2005年09月24日 21時41分01秒 | 日向木の芽会
10月1日、2日に東京へ行く。東京都主催の「木と暮らしのふれあい展」への応援参加だ。
木場公園で行うイベントだが、以前話した「移動式夢空間」も持っていく。グッドデザイン賞の行くへは???
そのほかにも、宮崎の木材をいろいろ集めた。榧や松、杉、桧などだ。私は、ちょっと趣向を変えて丸棒と榧の盤木を持っていくことにした。さていくらで売ろう??
宮崎をアピールするという目的ではなく、宮崎の材が東京でどこまで通用されるか挑戦だ。同日には、東京の仲間がたくさん応援に来てくれる。がんばろう!!