goo blog サービス終了のお知らせ 

海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

木製イーゼル開発中!?

2012年04月12日 19時33分45秒 | 木工


これは、普通のイーゼル。A型イーゼルとでも言っておこうか。



現在、開発中のH型イーゼル。
このイーゼルの特徴は、安定性、足元が丸棒なのでどの角度でも接地面が同じだ。天地を入れ替えることで、角度にもバリエーションを増やした。

韓国 ソウル研修 感心したこと

2011年12月21日 08時31分27秒 | 木工


今回の韓国研修で一番感心したことは、宮殿のパーティションでした(笑)



すべて、上に釣り上げるタイプで置き場も邪魔になりません。



このような感じだったら、日本でも採用できるかも!!

2000冊近いコミックを棚に

2011年05月06日 05時40分18秒 | 木工


我が家には、2000冊近いコミックがある。これを整理するには、書棚をつくらなければ、とても、整理できない。そこで1×4材を使って廊下の壁を利用して書棚を作った。

もし、地震の時は、廊下は使えないかもしれない。

絵本が300冊くらいあるだろうか?

絵本は、サイズがまちまちで、中々難しい。

これは、既成の書棚を利用して和室の境に置いた。

本だらけの我が家である。


ものづくり 製品開発

2010年10月01日 05時35分53秒 | 木工
木製品の製品開発は、意外と難しい。

企画自体が受け入れられるか?

開発自体不慣れで何が起こるかわからない。

様々な制約が多すぎる。

大抵は、総論賛成、各論反対だろう。

賛成したやつも「どうせ、失敗するだろう」と思っている。何よりも自分から手伝わない。

木製品は、古くからたくさんあり、製品開発と言っても簡単ではない。

自分が新しいと思っても大抵は、誰かがやっている。それもほとんどが失敗している。

そこで、オーダー型の新製品開発法を考えた。

木製品の特徴を考えると大量受注は、中々ないからだ。

「こんな製品が欲しい」という依頼に対して見積を出すように心がけている。



木の芽会

2010年01月31日 11時43分08秒 | 木工
木の芽会の新年会に出席した。

今年で50周年だそうだ。

記念式典をやりたいとのことだった。OBとしてできることは応援しよう。

講演会が中止だそうだ。金額が折り合わなかったらしい。残念だが、緊縮財政では、致し方ないことだろう。

九州の木青会の来年の会長が内定したようだ。難しいことを考えないでじっくり、事業に取り組んで欲しい。応援したい。

港区のエコプラザで杉のコンテスト森のめぐみのデザインスクールを行っているそうだ。杉コレクションを参考にした取り組みで応援する協議会に宮崎県や諸塚村、日南市なども参加しているそうだ。その流れから入選した作品を5つ作って欲しいという依頼がきた。

木の芽会で4つは作ろうということになった。

海杉はそのうちの一つを担当する。森のめぐみのデザインスクール





実は、5つの作品のうち3つを建具屋の先輩に作っていただくことに残り二つだが、一つを海杉が作ることになった。

何気なく、できるかなあと考えていたのだが、朝になり図面を良く見ると金物の使用が不可だった。

これでは、たてることもできないではないか!

建具屋の先輩が引き受けないわけだ。

飲んだ席でこの手の仕事を請け負うと大変なことになる。

まあ、作り方、次第だろう。

施工図の元となるスケッチを起してアイデアをまとめる。これを知り合いの大工に発注すれば良いのだ。

予算?!!

またやり直しだ!

大阪屋台デビュー!!

2009年11月05日 05時15分55秒 | 木工
先日、大阪で屋台を製作しました。

大阪府立大学デビューです。



トリノ大学学長 Pelizzetti 先生の特別栄誉教授称号の授与と記念特別
講演会後の懇親会のなかでお披露目だったそうです。

パーティーも屋台で和むでしょう。

送られた写真を見るとまるで主役のようです。

日本の建物は、無機質な空間が、多すぎます。有機物の塊である杉屋台の力は、癒しこうかもあるのでは?

大阪へ行って良かった!!



屋台の良さは、居心地の良さと機動性です。

面白い演出は、閉じて運んで広げてすぐに開店できるようにして、次々といろいろな屋台が登場して屋台村が会場に即興でできるというのいかがでしょうか?


木と暮らしのふれあい展 カットマン

2009年10月08日 23時51分46秒 | 木工


この木製の看板は、文字の部分が浮き出ている。周りを削っているのかなあと覗き込むと…。

飛び出している!!



裏から見ると文字の部分をカットしているのだ!!



店の様子を見てもなかなか実演してくれない。



カットマン



ようやく、実演してくれた。

どうやら秘密は、この調整器にあるようだ。

電熱線で木材を焼き切るようだ。

かなり、厚い部材でも切れるみたいだ。

この道具があるといろいろなカットができるだろうなあ??

どちらが環境にやさしい

2008年01月29日 08時47分55秒 | 木工
内田洋行のWさんが、杉のお盆を指して話してくれました。

メーカーが、プラッチックの金型を作ってお盆を作るとするとデザインをして金型を作るのに数百万から数千万円掛かるそうです。
それを安いプラスチックの価格に乗せて販売するので大量に生産しなければならないと言うことです。

安くするために大量生産しているのではなく、金型代を償却するために生産していることがあると言うことです。

つまり、大量であるという数量が決まったものには、プラスチックのような素材は金型代も製品に転嫁できるけれど少量のロットだと安いはずのプラスチックも高い製品になってしまう。と言うことだ。販売数が当初の目標に届かなかったものは、原価割れを起こすと言うことにもなる。

その点、杉のお盆は、プラッチックのお盆と比べれば、高いけれど小ロットでも生産可能だ。デザイナーの出したアイデアが、大量消費と言うマーケットに向かなくても実現できる。

Wさんが仕掛け人になった無印良品の杉の箱は、3000個完売したそうだ。

「多くの人に杉の良さを知ってもらいたい」と言い続けても、経済性と言う壁はなかなか破れない。でも、きちんと説明できる人がいれば、夢のような話が現実化するのです。

「環境にやさしい」と言う言葉の裏には、必ず経済の原理が働いています。うわべだけでない見抜く目が必要だとWさんの話を聞いて感じました。