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保守記事.393 長く続く大雨

2011-09-05 15:43:46 | 記事保守

台風12号、捜索活動本格化 死者24人不明者55人

 台風12号の通過から1日たった5日、和歌山県や奈良県の被災地で行方不明者の捜索活動が本格的に始まった。各地で道路が寸断され、救助隊がたどり着けないところもある。全国の被害は死者24人、心肺停止が1人、行方不明55人となった。

 5日朝現在、和歌山県で約1万9千軒、奈良県で約2700軒が停電している。

 記録的な豪雨となった紀伊半島の被害は、和歌山県が死者15人、行方不明32人▽奈良県が死者3人、行方不明20人▽三重県が死者2人。ほかに徳島県で2人、愛媛、広島両県で各1人が死亡し、徳島、兵庫、鹿児島3県で各1人が行方不明になっている。

 

写真:土砂崩れがあった集落の現場では、自衛隊、消防隊員らが捜索活動を始めた=5日午前9時17分、奈良県五條市大塔町宇井、池田良撮影拡大土砂崩れがあった集落の現場では、自衛隊、消防隊員らが捜索活動を始めた=5日午前9時17分、奈良県五條市大塔町宇井、池田良撮影

図:各地の主な台風被害拡大各地の主な台風被害

 

結納の日、町長の娘「流された」…連絡の妻不明

 8人が死亡、13人が行方不明になっている和歌山県那智勝浦町。


 町の災害対策を指揮する寺本眞一町長も妻昌子さん(51)と長女早希さん(24)の行方がわからないままだ。早希さんは近く結婚予定で、4日は結納だった。

 寺本町長によると、役場に泊まり込んでいた4日午前2時頃、昌子さんから携帯電話に「外の様子を見に行った娘が流された」と連絡があり、直後に通話が途絶えたという。寺本町長は「あの時、自宅が押し流されたのかもしれない。大水など今までなかったのに」と語った。

 連絡があった後も、役場の会議室に詰めた寺本町長は、救助活動や避難者の状況について報告を受けたり、県と電話で協議したりした。気丈には振る舞っていたが、時折つらそうな様子をのぞかせていた。

(2011年9月5日01時51分  読売新聞)