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保守記事.298 迷惑な隣国

2007-12-18 17:06:00 | 記事保守
中韓、ルーツ論争激化 「漢字」「囲碁」「孔子」(産経新聞) - goo ニュース

 中韓の間で文化の起源をめぐりホットな論争が起きている。「漢字」や「活字印刷技術」「中医(漢方)」の発明は「当然中国だ」「いや韓国だ」と熱が上が る。「端午の節句」「道教」「囲碁」の起源、「古代高句麗」の歴史、さらには「孔子の韓国人説」と争いのタネは尽きない。

 中韓両国間の“文化の闘い”は最近、韓国の歴史学者が漢字の朝鮮半島起源説を唱え、世界遺産に登録する動きをみせたことがきっかけ。これを中国メディア が報じたことなどでヒートアップした。中国のネット上で、韓国側を「文化略奪者」「恥知らず!」と非難するなど嫌韓感情丸出しの書き込みが目立った。

 漢字論争では、「『家』の字の下半分は『豚』を意味するが、豚を家で飼うのは高麗人だ」「古代中国人も家で豚を飼った」という論争もある。

 そもそも2005年に韓国の「江陵端午祭」がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたことが中国人に相当なショックを与えた。端午は中国の伝統的な祭りでもあるからだ。

 また、朝鮮半島北部から中国東北部を7世紀まで支配した高句麗政権についても、「中国の地方政権」としての一部見解について、韓国メディアは「歴史の歪曲(わいきよく)」と反発してきた。

 論争は中国の漢方医学書「本草綱目」や「針灸の歴史」まで拡大しており、両国間の文化摩擦にまで発展することが懸念されている。(北京 野口東秀)

米国発、お騒がせ韓国人 ソウル・黒田勝弘(産経新聞) - goo ニュース

 国際的に犯罪人引き渡し条約というのがある。この条約を結んだ国の間では、お互い相手国に犯罪者の引き渡しを要求できる。ビジネスをはじめ国際的に人の往来が急増し、犯罪者の海外逃亡などもあって近年、国際的によく話題になる。

 ところで韓国のメディアによると、2001年以降、今年夏まで、韓国から海外に逃亡した犯罪者は2594人で、うち約半分の1236人が米国に逃げているという。次いで中国に589人、日本に325人となっている(外国人も一部含まれているが)。

 だから韓国の捜査当局は、事件捜査に際しては、めぼしい人物に対しすぐ「出国禁止措置」を取る。日本は島国のせいか、容疑者の海外逃亡や出国禁止といっ たことはそれほど話題にならないが韓国では実に多い。外国で韓国人の不法滞在が多いのも関係あるだろうか。韓国人は国家意識、国境意識が弱いのかもしれな い。

 ところで海外逃亡だが、近隣の国より、はるか遠くの米国に逃げる者が、圧倒的に多いのはなぜだろう。

 これはおそらく、約200万人といわれる在米韓国人の存在を含め、米国が韓国人にとって、それほど身近だからではないか。周辺の韓国人を見渡しても、ほとんど米国に身内がいる。反米知識人や愛国知識人だってちゃっかり(?)家族を米国に住まわせている。

 来週に投票が迫っている韓国大統領選の行方を左右するといわれ、韓国を揺るがせてきた「BBK事件」の主人公、キム・ギョンジュン(41)も在米韓国人だ。

 6歳の時に家族と渡米し米国育ちの米国籍で、韓国語より英語の方がうまい。こうした経歴の在米韓国人を“1・5世”というが、そういえば今年、世界中を騒がせた米バージニア工科大の銃乱射事件の犯人チョ・スンヒも、6歳で渡米した“1・5世”だった。

 「BBK事件」というのは、まだ30代だったキム・ギョンジュンが韓国で立ち上げた投資会社「BBK」にかかわる「大型投資詐欺」事件。被害者5000人、被害総額は300億ウォン(約40億円)以上に上る。

 大統領選の有力候補になっている李明博氏が一時、「BBK」と関係があったことから、キムや対立陣営は李氏を事件の「共犯」として騒ぎ立てた。検察捜査で「容疑無し」となっても追及、非難が続いている。

 米韓の犯人引き渡し条約でキムは米国から韓国に移送されたが、その後も米ロサンゼルス在住のキムの妻や姉が、しきりに韓国マスコミとインタビューや記者 会見する様子が時々刻々、韓国に伝えられた。キムの母親まで韓国にやってきて息子をかばうなど、マスコミをにぎわしてきた。

 米国とはまさにリアルタイムなのだ。

 余談ながら、キムの姉は弁護士で「エリカ・キム」という。彼女が米国発でしきりに“李明博疑惑”を主張し、韓国マスコミでは引っ張りだこになっている。韓国検察当局は、姉や妻も事件の共犯と疑っているのに…。

 余談の余談でいえば、韓国世論が「エリカ・キム」で思いだすのは、今から10年ほど前、やはり韓国社会を騒がせた「リンダ・キム」。在米韓国人の美 (び)貌(ぼう)の女性ロビイストで、金泳三政権時代に軍需関係ビジネスで時の国防相と懇ろになり、ロスで過ごした「サンタバーバラの夜」が後に暴露さ れ、話題になった。

 それにしても不思議なのは、キム・ギョンジュンやその家族だ。事件の被害者である韓国社会や韓国国民に「お国の皆様にご迷惑をおかけしてすみません」とまず頭を下げるのではなく、李明博非難に熱を上げているのだ。

 これは米国的なのだろうか、韓国的なのだろうか。キム本人はソウルに移送された際、空港で取材陣に、もみくちゃにされながら人気俳優気分で「オオ、スゴイネ!」などと、大きな顔であたりをながめ回していたから、あの風景は米国的か?

 BBK事件は1997年の金融危機の後、韓国でもてはやされたベンチャー企業ブームと関係がある。米国の名門大卒で見栄えのいい、在米韓国人の若手エリート起業家のうまい話に、李明博氏をはじめ韓国社会が利用され、だまされたのだ。

 それが尾を引いて今度は事件が政治的に利用され、大統領選の行方を左右する大問題として韓国では国を挙げて大騒ぎになっているのだ。

 BBK事件について、街には「在米韓国人が金持ちの米国人をだましてその金を韓国に持ってきたというのならまだしも、韓国で韓国人をだましてその金を米 国に持ち出したというのは許せない」との声もある。だから在米韓国人の話として事件は切ないのだが、それで大統領選まで右往左往という韓国政治の現状は もっと切ない。





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