覚醒剤・売春強要、少女保護の児相は虐待見逃す
覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された札幌市の無職少女(16)が、実母から売春や覚醒剤の使用を強要されていた事件で、児童相談所が3年前に少女を保護しながら、虐待を把握できていなかったことが20日、わかった。
少女は実母に言われて小学6年の時から売春を始め、中学校にほとんど通っていないが、虐待と認識していなかった。深刻な家庭環境の中で続いていた虐待は見逃されており、教育委員会や学校側の対応にも課題を投げかけている。
北海道警によると、40歳代の実母は覚醒剤の乱用者。少女は小学6年の時から、実母が使用する覚醒剤の費用を稼ぐため、売春を強要されていた。3年前に実母が覚醒剤使用で逮捕され、少女は1年以上、児童自立支援施設で暮らした。その後、実母、少女とも同居を望んだことから再び一緒に住み始めたとみられる。児相の職員は「性的虐待を把握していれば、同居はさせなかったはず」と話しており、当時、少女の売春は把握していなかった。
今年5月に実母から「気分が悪いときに使うとすっきりする」と勧められ覚醒剤を始めた。児童自立支援施設では、薬物乱用防止教室もあり、少女は「覚醒剤の恐ろしさを学んだつもりだったが、母の勧めに逆らえなかった」と話しているという。
少女は母親の再婚相手に覚醒剤を注射されたり、少女にわいせつ行為をしたとして20日に道青少年健全育成条例違反容疑で逮捕された元暴力団員山本憲彦容疑者(36)の元へ、覚醒剤を買いに行かされたりしていたという。中学校にはほとんど通わず、高校には進学していない。少女は先月末、家裁に送致され、今月下旬にも少年審判が開かれる。
(2011年9月21日11時51分 読売新聞)
母にすすめられ覚醒剤、命じられ売春の16歳
先月中旬、札幌市の無職少女(16)が、札幌西署に覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された。
少女は、小学6年の頃から実母に命じられて売春をし、そのほとんどを実母に渡していた。覚醒剤も実母に勧められて始めた。道警捜査員は「あまりにひどい家庭環境」と虐待ともいえる生活実態に言葉を失う。
同署は20日午前、少女にわいせつ行為をしたとして、暴力団関係者の男(36)を道青少年健全育成条例違反容疑で逮捕した。
少女が逮捕されたのは8月中旬。札幌市内の自宅アパートにいたところを任意同行を求められ、尿検査で覚醒剤成分が検出された。実母の再婚相手に注射されたという。
捜査員にした少女の説明では、両親は幼い頃に離婚し、実母と生活していた。きょうだいは何人かいるが、父親が誰なのか説明できないほど複雑。実母は覚醒剤の乱用者で逮捕もされている。
少女は、実母に命じられ小学6年の時に初めて売春をした。自分で出会い系サイトにアクセスして相手を探し、もらった約1万円は実母に渡した。実母からは「覚醒剤が欲しいので、やってきて」と命令されることもあったという。
実母が覚醒剤使用で逮捕された数年前、少女は児童相談所に保護された。しかし、実母が出所すると再び同居を始め、中学にはほとんど通わず、実母や暴力団関係者とのつながりの中での生活が続いた。
少女は、中学1年から2度の中絶を経験。肩や胸には母親と再婚相手に入れられたアルファベットのタトゥーが痛々しく残る。少女に、これまで逮捕歴はなく、こうした生活実態は、取り調べの中で判明した。
少女が覚醒剤を始めたのは今年5月から。実母に勧められ、逆らえなかったからだという。20日に逮捕された男は、覚醒剤の売人とみられている。
捜査員によると、少女は「家賃は大丈夫かな」と、住んでいるアパートの家賃の支払いを大人のように心配することがある。最近は「専門学校に行って仕事をしたい」と将来について話すようになったという。
少女は先月末、家裁に送致された。今月下旬にも少年審判が開かれる。
(2011年9月20日14時45分 読売新聞)
保守記事.101-122 この国の現状
保守記事.101-123 この国の現状
保守記事.101-124 この国の現状
保守記事.101-125 この国の現状
保守記事.101-126 この国の現状
保守記事.101-127 この国の現状
保守記事.101-128 この国の現状
保守記事.101-129 ぼくたちの将来は。。。
保守記事.101-130 ぼくたちの将来は。。。
保守記事.101-131 ぼくたちの将来は。。。
保守記事.101-132 ぼくたちの将来は。。。
保守記事.101-133 ぼくたちの将来は。。。
保守記事.101-134 この国の現状
保守記事.101-135 真の犯罪者は、誰?
保守記事.101-136 ぼくたちの将来は。。。
保守記事.101-137 原因は母親がブレまくっているからだと思う
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます