*ウサギのお部屋*

日記・レビューなどなど。
最新日記は数日後に非公開にします。

中国ドラマ「地下鉄の恋」

2007年08月26日 | 映画
地下鉄の恋 DVD-BOX

アルバトロス

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2006年 全21話

霍建華(ウォレス・フォ)

林心如(ルビー・リン)



いっつも韓国ばっかりなので、言葉が新鮮だった(笑)

全編上海ロケだってー。



ラジオのDJをしている盲目の女性・ジンジンと、画家のユンシャン。

地下鉄で出会い、惹かれあっていく。

しかし、ユンシャンが病気になって…



最後は、彼が病気になったときから予想できた展開だった。

でも、感動したなぁ。

さわやかな2人だったな。

韓国ドラマ「ラブストーリー・イン・ハーバード」

2007年08月26日 | ドラマ
ラブストーリー・イン・ハーバード DVD-BOX 1

ポニーキャニオン

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2004年 全18話

キム・レウォン

キム・テヒ





これ、なかなかよかったよー。

「天国の階段」でいじわる子ちゃん役だった、キム・テヒの、この役はすごくかわいい、似合ってる!

キム・レウォンは、100万ドルの笑顔、って言うらしいね。うーん、確かに。



留学先のハーバード大学で出会って、彼は弁護士、彼女は医師を目指していた、学生編の前半と、法廷劇が繰り広げられる後半、という構成。

もちろん、陰謀、犯罪もあり、恋愛→結婚もあり、重い病気とか、男の友情なんてのもあり、最後には、悪いやつはやっつけられるし、見たあとはスカっとするね。

こういうハッピーエンドは好き。



しかし、日本では絶対にこういうドラマは作れないよね(笑)

韓国の俳優さんは、英語の発音がいいから、見ててかっこいいもんなぁ!

キャシー・ケイサー「ちいさな命がくれた勇気」

2007年08月25日 | 
ちいさな命がくれた勇気―ナチスと戦った子どもたち
キャシー ケイサー
主婦の友社

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2005年

サブタイトルは「ナチスと戦った子どもたち」



アウシュビッツで生き延びた、かつての少年少女を取材した、ノンフィクション。



チェコスロバキアの小さな町に住んでいたユダヤ人の少年たち。

ナチスによるユダヤ人弾圧が強まる中、新聞を作って、町の人々に勇気を与えた、というお話。



仕事も奪われ、学校にも公園にもどこにも行けなくなって、ユダヤの人々は何もできなかった。退屈ほど人を腐らせるものはないんだね。

しかし、心は自由であり、ナチスであれ、誰であれ、考えること、思うことを止めることはできない。



その思いを形にしたものが、新聞だった。

1939年から1941年の2年間続けられた。

ユダヤのほとんどの子どもたちが寄稿して、最初は3ページだったものが、最後のほうには30ページにもなった。



残念ながら、主催者だった少年は、アウシュビッツで命を落とした。

この本を書いてほしい、と言った、ジョンの家族も全員亡くなった。

ジョンの友達の家族では、友達の姉のフランシスだけが生き残った。



その新聞は、今は、プラハのユダヤ博物館に寄贈されて、誰でも見ることができる。



この本は、図書館の、児童書のコーナーで見つけたの。

あんまり、アウシュビッツものを読む気分じゃなかったんだけど、子どもたちのお話なので、ちょっと興味を引かれた。

もし、2歳の息子が、この状況におかれたとしたら…とか考えると、決して遠くのお話ではなくなるし。

日本人も朝鮮や中国の人たちに対して似たようなことをやっていたんだし…



しかし、何度読んでも、いろんな資料で読んでも、ひどい話だよね。

何も悪いことをしていないのに、侵略されて、ユダヤ人は、あれをしてはいけない、これをしてはいけない、という法律が日々公布される。

昨日まで隣人であったキリスト教徒は、今日から敵になる。

人間のいちばん醜い部分が出てくるようになっているよね、戦争って。

(中にはナチスに見つからないように協力してくれた人もいる。そういうところは人間の美しい部分が出てくるね)



子どもが読むにはちょっと難しいかもしれないけど、こういうのが読まれるといいなぁ、と思う。

松谷みよ子「ミサコの被爆ピアノ」

2007年08月22日 | 
ミサコの被爆ピアノ
松谷 みよ子
講談社

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2007年

絵;木内達朗



絵本だからすぐ読める。

ミサコが4歳のときにピアノを買ってもらった(当時は家を買えるくらいの値段!)。

それからずっと弾いていたけれど、小学生のときに戦争が始まって、17歳の夏に被爆。

やっとの思いで家に帰ってきたら、ピアノはガラスの破片を多数突き刺して立っていた。



涙なしでは読めない。

そりゃ、どの表現も、どこかで聞いたことのある話だったりする。

「ふたりのイーダ」ともかぶってたりする。

でも、やっぱり、涙なしでは読めない。



絵本だから、いっちゃんも見たい、って言うので読んであげたりもした。

まずピアノがわかんないのよね。でも絵を見ながら、なんとか。

それから、ピアノにガラスの破片が突き刺さってるさまを説明するときに、自分でもリアルに想像できてしまって、恐ろしくなった。

こんなことは、もう二度と起こってはいけない。

「源氏物語」円地文子・訳

2007年08月22日 | 
源氏物語 1 (1) (新潮文庫 え 2-16)
紫式部
新潮社

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文庫で全5巻なんだけど、1巻が見つからなくて、その部分はダイジェスト版になってしまったのがちょっと気がかり。

機会があったら1巻も読んでみよう。やっぱ最初のほうがおもしろいから。



今、改めて読もうと思ったのは…

まぁ、本棚を整理してみたのもあるし、最近、いちんちくらいで読み終わってしまう本が続いたのもあるし、スピリチュアルな世界を知ったあとでこれを読んでみたらおもしろそうだなって思ったのもあるし。

たとえばさ、迷信だと思われてたこととか、スピリチュアルな考え方に合ってるってのがわかったから(影響されやすい??ww)



生霊とか、夢に出てきたとか、夢占いとか、前世の因縁とか。

高校~大学の頃に読んだときは、なんだそれ、都合よすぎだろ、ありえねー、くらいに思ってたけど(笑)

最近は、あ、なーんだ、そういうの、ちゃんとあるのねー♪って。

やっぱ影響されやすい(笑)



でも、前世で徳を積んだから、現世で容姿が美しい、とか、身分が高い、とかいう部分はちょっとね。

その辺はしょうがないのかな。あれだけの身分制度の中にあっては、そんなお世辞でも入れないと(笑)



千年も前から、物語に書かれる心に違いはないんだなーと改めて実感。

洋の東西を問わず、よね。外国でも広く読まれているんだから。

どんな時代、どんな環境にあっても変わらないのだ。

「女って…」と思ってしまうわねー。



立ち居振る舞い、軽々しくしないこと、など、学ぶべきこともたくさん。

実行はできないのだが。



日本語の原点というか、掛詞(かけことば)も勉強になるよね。

葵=あふひ=逢う日

宇治=憂し



子供を生んだあとでは、子供の記述なんかは読んでて楽しいね。

若君のハイハイする姿、とか。めんこいんだろうなーw



数え3歳でも乳母をつける、という部分を読んで…昔は自然に乳離れするまで飲ませていたのよねーきっと、と思ったり。

むつき で、【襁褓】変換できないから字を調べちゃった。

オムツのことね。どんな風にしていたのかしら?あんな長い髪で、キモノ着てオムツ替えるのって大変そう…



あんな雅やかな世界に、こんなやっかいな生き物がいたら大変だったべなー(笑)とか。

びょうぶとか倒して遊びそう(笑)



子供の将来を思って、身分の高い継母に預けようと決心する明石の上は、偉いなぁ。

でも、その葛藤が、すごくよくわかるのよね。



大学時代に読んだときは、どっちかと言えば研究みたいな感じだったから。

なぜ、本妻とのあいだに子供がなかったのか

なぜ、光る源氏が亡くなったあとも物語はつづくのか

なぜ、なぜ、って思いながら読むのは、ちょっと台無しだわねー。



ただ、味わえばいいのだ。

物語の中に入っていってしまえば、「なぜ」なんて出てこないのよ。そう書かれてるんだから、そうなんだよ。

きっと、書いてる方も、「こうなったらおもしろいぞー」程度で書いてたんだと思うよ。

んで、「続きはー?」っていう人の期待に応えてどんどん書いていったんだろう。



ただ、最後はちょっと書く方のエンジンが切れたのかな?

プツっと終わってしまった感があるね。あれ以上続けるのも冗漫だったのもあるだろうけど…



宇治のお話になってから、一気に読めなくて、ちょっと飽きてた(笑)

なかなかおもしろい展開にはなったんだけど、なんかねー。



まぁ、「男って…」っていうのも語りたいところだけど(笑)そういう時代だったんだからしょーがないか…。

小川洋子「妊娠カレンダー」

2007年08月11日 | 
妊娠カレンダー (文春文庫)
小川 洋子
文藝春秋

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1991年

収録作品;

妊娠カレンダー

ドミトリィ

夕暮れの給食室と雨のプール



表題作について



「博士の愛した数式」で大好きになった小川洋子さんの、芥川賞受賞作品を読んでないなーとずっと思ってて、最近図書館に通ってるから、借りて読んでみようかなーと思ったの。

タイトルはずっと聞いてたけど、どんなもんかしら?子供を生んでから読んだらよけいおもしろいかしら?とか思って。



うーん?

こんなんで芥川賞ってとれんの?(失礼!)

基準が私とは違うのかしらね…



でも、きっと、読むほどに味わいが出てくるような気はする。

とまどいとか、わかるかも、って感じだし、最後は、子供が生まれて、この家族は幸せに変わっていくといいな、とか思えたし。



もっかい読んでみようかなー



全体について



「だから何?」っていう話ばっかりだったけど、この人のお話は嫌いじゃない。

「わたし」が誰で、何歳の、どんな立場の人なんだろう?っていうのがわかるまでのタイムラグがなかなかいい。

韓国ドラマ「スマイル・アゲイン」

2007年08月07日 | ドラマ
スマイル・アゲイン DVD-BOX

ジェネオン エンタテインメント

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2006年

キム・ヒソン

イ・ドンゴン



http://www.bs-n.co.jp/pickup/smileagain/index.html



昨日最終回だった。

例によって、最初の方は見逃したんだけど、たぶん大丈夫w



辛気臭いドラマだったなー(笑)

お勧めはしないね。



それっぽい要素はたくさんあるし、主役の2人も好きなんだけど、なんか、パッとしなかったな。

それっぽい要素;

裏切られた初恋の相手に再会してまた惹かれあう

生き別れた娘がヒロインである

大会社の御曹司

ライバルの陰謀

からみあう人間関係



ハッピーエンドだったのが救いだね。

それでないと「ガラスの華」の二の舞(笑)



韓国ドラマは、同じ会社で、なまら私情を挟めて仕事してる人間模様を描くので(笑)業界見学が楽しかったりする。トップとヒラ社員の恋愛とか、格差社会も見れるしね。

今回は、化粧品会社の香水部門。

それはなかなかおもしろかったな。

韓国ドラマ「私の名前はキム・サムスン」

2007年08月02日 | ドラマ
私の名前はキム・サムスン DVD-BOX 1[日本語字幕入り]

アミューズソフトエンタテインメント

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2005年

キム・ソナ ヒョンビン

英語タイトルが「My Lovely Samsoon」。



http://www.kntv.co.jp/prog/dra/p0157.php



写真を載せれないから、見つけたURLを載せる。



すっごくおもしろくて人気なんだよーって友達(貴恵ちゃん!)に教えてもらったっけ♪

あれから2年か…。

あのとき最新のドラマだったのね♪って今知った(笑)



太め・30歳・美人ではない・彼氏にふられたばかりの(でも腕は確かな)パティシエのサムスンと

彼女の勤めるレストランの社長で、男前・27歳のジノン(ヒョンビン)

最初は契約恋愛だったのが、いつのまにか、本物の愛へ…♪

とかいうお話。

気づいたらもう始まっちゃってたから、最初からは見てないんだけど。コメディなので問題なし。



昨日最終回を見て、最後、ちょっと、ん?って感じだったけど、これはオススメに入るね。

だってヒョンビンかっこいいんだよー!

そんな彼が、自分と重なるような彼女にラブラブなんだよー(笑)そんな目で見ないでー(妄想)みたいなw

まー、美男美女のほうが見る分にはいいけどさぁ(笑)

おもしろかった♪