ホツマツタヱの本を探したら、出てきたので、とりあえず読んでみたのでした。
また、ほかの人の本も読んでみるとおもしろいのかな。
結構周りにこれに詳しいというか勉強されてる方がいるので、普通に感想を書こうと思ってたけど、そもそも、ホツマツタヱを知らない人も多い?
と思うので、紹介します。
一般に流通している話だと、
日本には独自の文字はなかった。
中国から漢字を輸入して当てはめた。
そこからかな、カナを発明して今の日本語になった。
ですよね。
でも、本当は、漢字より前に、日本語独自の文字があった。
ヲシテとか、神代文字とか言われている。
そんな文字で書かれた文献の一つが「ホツマツタヱ」です。
古事記・日本書紀の元ネタっぽい感じみたいです。
記紀では解釈が分からなかったり、違う意味に取られていたりする部分も、こっちを読み解くと本当の意味が分かる。みたいな感じです。
また、意図的なのか、記紀に全く載ってない話も多々載っていて、例えば、富士山の美しさなどは全くないそう。
こんな昔から、日本を貶めようとする勢力があったのかなって思っちゃうね。
昔の文字が隠されてる時点でね、既にね。
あとは、アマテルさん(天照大御神)は、男性です。
それも、ここにちゃんと書いてある。13人のお后がいたって書いてあるんだからね。
んで、この著者は、この時点でもう30年も研究している方らしく。
とても分かりやすく書いてくださっているのは感じる。
それでも、人の名前とかが、まだうろ覚えだから結構難しいけど頑張って読んだ。
著者は、ちゃんと、その歴史の現場に行って、その場所の解説もしてくださる。そこがいいなと思った。
最初は、外国人の方を伊勢神宮へナビゲートする話から始まる。
それから、現在にまで続くお祭りを紹介して、それが記紀にはなく、ヲシテ文献にあるというので、この文献は本物だと確信したという。
原文とその読み方を載せてくださっている。下に現代文訳。
分からないけど、分からないなりに頑張って原文を読む。そしたら、ちゃんと結構通じるの。
ヤマトコトバってやつですね。
七五調、五七調で読みやすい。例えば? ・・そうだな、、「タテマツル」とかもあったね。「ミユキナス」=行幸するとかもあった。
東北民としてはこれ。
ヒタカミのクニに「ミチノク」というリーダーがいた。
なるほどと思いました。
「ナガタ」の話は、書こうとするとむずいあ。
あなたの楽しみみたいな、相手を思うような言葉みたいな。
東京の永田町も、ヲシテ文字にすれば、人を思いやれる政治ができるんでないか? って著者の皮肉もあった。それなと思いました。
昔の文字は、1文字ごとに1音ごとに意味があった。
これも大事な話だね。
だから、ほかの言語と違うのかなってのも思ったりする。
アマテルさんなど、歴代のアマカミさんたちも、
実在の人物。
神様じゃない。
ってことは、神社の本で前にあった、道真公や家康公などだけが、人が神社の神様になったわけじゃないから、みんな人だったんだから、考え方も変わってきちゃうかもね。
一番大事かもしれない話もあった。
日本も実は一神教であった? という話。
理解したので書いておこう。あまり詳しくは言えないから大分はしょります。
「アメミヲヤ」がその神様である。
それは、宇宙の始まりであり、ヒトはそこからこの世に降りてきて生まれ、死んだらそこへ帰っていく。
それは、だから、ヒトを守る存在。
「八百万(やおよろ)」は、数ではなくて、その「アメミヲヤ」の大きさというか広さというか。宇宙全体よりずっと広いということみたい。
最初はあまり分かんなくて、後半ぐらいからやっと理解してきて、2周した。
ほかにもいろいろ読んでみます。
まだ原文に当たるのは早そう。