*ウサギのお部屋*

日記・レビューなどなど。
最新日記は数日後に非公開にします。

中村篤史・鵜川和久「コロナワクチン接種の爪痕 遺族の叫び」(2022)

2022年12月21日 | 
 
この出版社が、笹原さんの書籍と同じとこだった。
良心的な出版社さんもあるね。

鵜川さんたちが作った映画「真実を教えてください」の原作というか、裏話というか、映画を補完する内容と思う。
中村先生のnoteからかな? 読んだことのある記事もあった。
ご遺族のお話たち。
映画やいろいろな動画や知り合った方のお話でほとんど知ってる話だけど、改めて読んで、また泣いてる。

声を上げない方もいらっしゃる。
やはり手続が大変ということもある。
表に出ることで中傷される懸念もある。
気づいていてもそうなんだから、気づいていない方も入れたら、どれだけの数の遺族がいることだろうか?


花森はな「息子が学校に行けなくなりました。」(2022)

2022年12月17日 | 
 
発達関係、学校行かない関係のアカウントで紹介されていたので読んでみた。
漫画だから読みやすくていいかなって思って。絵が描ける、漫画が描ける人はいいな、こんなふうに記録を残せるから。なーんて思ったりしてね。
じゃあ文章で書けば? いやいや、別にそこまでじゃないかな(笑)

行けなくなった話が中心かなって思ったら、違った。
もっと、学校行かないで何してたかの話を読みたかったな。ほかのお宅ではどうなっているのかあまり知らないから。
2の話かなって思ってたら、1のほうが近い話だった。
急な変更などがあるとパニックになって泣くとか、あったなあと。

多分きっと、同じ学校行けない子の親同士で争ってもしょうがないんだろうけど。
忌憚なき感想を言えば、精神科の薬を子供に飲ませるあたりからもう無理でした。
診断名がついてほっとしたい気持ちは分からなくもないけど、そういうことじゃない、目の前の子供を見てればそれでいいから。
この人は、親のほうが子離れしてないというか、いや、私が勝手に分析することでもないや。
まあ、学校に一緒に行ってサポートとかは、すごいなーと思う。よく頑張ってたね。
家族は冷たいのに他人は優しいは共感(笑)

学校についていってサポートもしたけど、結果、苦手だった厳しい先生も変わらず、学校も全く変わらなかったってとこもまあ共感。
結局、学校では輪を乱すほうが悪いみたいにされてしまうんだよね。子供の精神がおかしいから学校に合わないのだから精神科に行けってなる。真面目な親ほどそれに取りつかれてしまう。
本当は逆なのだから、もっと堂々としていたいものである。


映画「プラダを着た悪魔」(2006)

2022年12月17日 | 映画
 
多分原題同じ? The Devil Wears Prada 悪魔はプラダを着る。かな。
そうそう、この時期の映画は全然観れてないわけ。1が生まれたのが2004年ですからね。
だから、今更観たというわけ。たまたまやっていたから。
軽く観れるのがいいなと思ってね。
アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ。
主演と話の主人公が違うのってハリウッドならではー。偉い人が主演。主人公はその次。
これぞ3Sっていう作品かもね(笑)

ファッション見て楽しい。
主人公の成長もいいね。
野暮な子が変身するさまも、マイフェアレディみがあっていい(けど、元々キレイじゃないですかww)。
同僚? 先輩のあのメイクはいいのか??(笑)
ブラック職場、パワハラ上司、女性がキャリアを求めると彼氏や何かとうまくいかないなどなどもね。
その上司が男性だったら有能だと言われるのに女性だと正当に評価されないとかもかなあ。

今観て思うのは、
普通の服でファッション誌の会社に行った主人公が、その服ダサいっていじめというか排除? みたいな感じになるって辺りで、マスク社会の中で1人抗ってる自分を思ったよね。
世界の中にいれば普通だけど、日本に入ると異質になるみたいな(笑)


映画「天外者」(2020)

2022年12月16日 | 映画
 
春馬さんの最後の主演映画。
2022年12月11日に、公開2周年記念日に、また全国の映画館で上映された。
無駄なお餅チャレンジはしたくないので、家で観た。
(お餅チャレンジ=「マスクはお餅ですか?」って聞かれたり、着用を促されたりする声かけをされる可能性がある場所に行くこと)
日付が変わってしまったが私も久しぶりに観たからレビューを改めて書こうかな。
書いたことあったっけ?(笑)ないみたい。
登場人物たちが、実はあっちだったって話も聞こえてくるが、まあそこは特に考えないで普通に楽しく観ることにした。

五代友厚の伝記を、歴史に基づいたフィクションとして描く。
長崎で坂本龍馬、岩崎弥太郎、伊藤博文、グラバーなんかと交流があったらおもしろいかもねっていう話かな。

まあ、基本的にあまりいい映画ではない、はっきり言って。映画好きとしての立場で言ってる。
構成が、結構、後半が駆け足だったのが、毎回気になるの。バランスが変というか、ただ単に時間配分がね、そこは毎回気になるの。
もっと大阪時代のことも詳しくやってほしかったな。
バランスといえば、遊女とのエピソードのほうが妻とのエピソードより長かったのも気になったね。

この作品でさえも、ガスライティング(いじめ)があったのではないか? という説もありますが。。
私が思ったのは、船のマスト? の縄が春馬さんの首にかかってる、隣の龍馬役の首にはかかってなかった。とか。
遊女の名前が「はる」でその名を書いてるときにその文字を踏みつけられるというシーンも気になり、それを言ってる人もある。
もしかして遊女とのあれが長いってのも、そういう構成もそうなの?
あとは、菊の花が春馬さんと一緒に映ってたとかもあるみたい。そういえば、「きく」って名の遊女もいたね。A社の後輩で。
そうそう、A社の後輩まで出ているのに、A社が関わっていないこともそうですね。

それでも、春馬さんは全てにおいて光っていたよね。
この作品の公開後に、時代劇のオファーが激増したであろうことは予想されることではあったよね。
それを阻止したかったのだろうかね、A社はね。

この映画の紹介で、五代さんの紹介で、「今だけ金だけ自分だけ」ではないことがよい、っていう話をよく聞くんだけど、この言葉はその前からあったのだろうか?
最近もよく聞くんだけど、ここから来てるわけではないのかい? 私はこれ以前には聞いたことはなかったなあと思う。

余談は、「明治政府」って本当に言ってたのかなあ? っていうこと。
だって、令和政府って言わないじゃん今。

明和政子「マスク社会が危ない」(2022)

2022年12月16日 | 
 
話題になってたというか、鳥集さんが対談に出ていたみたいで、読んでみたよ。
著者は京都大学の先生で、母親でもあり、チンパンジーの脳からヒトの脳の研究をされている方。

想像してた内容だと、まあ、読まなくても分かっていたと思ってたけど、そんなわけはなく、とても勉強になりました。
読まなくても分かるような部分は特に書きません。
ちょっとだけ。
今はもう、「マスク外せ」って言っても、顔を隠すことが普通になってしまった子供たちは、例えば写真撮影をした後とかに、早くマスクをしたいって思うんだって。もうこうなってる。これはもう心の問題だから、無理に外せってなるのもよくない。みたいな。
有名な話は、赤ちゃんは大人の口元を見て真似る、それで言葉が出るようになる。でも、それができないから言葉が遅れている子が多いとかね。

脳科学の観点からの子育てっていう話だった。
前頭前野が大切。コミュニケーション、想像力。ヒトにしかない部分。

猿真似するのはヒトだけ。
ヒトだけがほかのヒトのすることを真似て自分のものにしていく。
ほかの動物は誰もこうやるんだよって教えてくれない。見て真似ることもしない。んだって。

子供は大人のミニチュアではなく、子供には子供の脳がある。
今の社会で、日本は、と言っていいかな、全く子供のことを考えていない社会であることが分かった。前からそうだったけど、このマスク社会で決定的になったね。

体はいわゆる思春期に完成する(大人になる)が、脳が「成人」するのは25歳頃。
だから、新卒の22歳の社会人はまだ未完成なのですって。
子供を産むにしても、体は若い方がいいけど、脳から見るともうちょっと歳取ったほうがいいということ。
こういう時間差があるのもヒトならでは。

母性・父性ではなく、親性っていうのもいいね。
親性脳ってのがある。実は男女差はない。個人差が大きい。子供と触れ合う機会が多い人ほど育っている。
ほっといたら父は全然親にならないからさ。でもそれは、生まれ持ったものではなくて、子供と触れ合うことで育っていくもの。まあそりゃそうさね。だから育児やってない父が「ママがいいんだってー」って逃げるの本当に嫌い。愚痴出た(笑)

子供には触れ合いが大切。
この社会が子供を大切にしてないのはもう言ったが、これも同じ。
マスクだけじゃない、距離を取ろうとする新しい生活様式は、子供の成長を阻害する。
もちろん。大人にも。ヒトとは周りと触れ合って生きていく動物なのだから。

だから、メタバースには断固反対!
ヒトがヒトじゃなくなってしまう。
ロボットになってしまう。
大人になってから、もう死ぬばかりになってからならいいかもしれないけど。
他人と触れ合うこと、体を動かすこと、これをしないとロボットになってしまう。
というお話でした。
大事なことだけど、なかなか伝わらないよね。でもがんばろ。


映画「屍人荘の殺人」(2019)

2022年12月03日 | 映画
 
観たかったやつなんだけど、3月に録画してたのをやっと観た(笑)何観ようかなってときに今まで選ばれなかったのである。
現在ガーシーに攻撃されている彼女ですが、かわいいからって許しちゃいかんのはわかるが、、、かわいいな(笑)

A社がズブズブの映画でしたねー。
神木主演(A社)、主題歌がperfume(A社)
そして、監督が木村ひ○しとは。。。事前に知ってたら観るのやめたかもね(笑)
(「カネ恋」の監督の1人。2020年7月18日に春馬さんを56したのかと匂わせるような投稿をしていた)

原作があるから、少しはネタバレしてもいいよね。
全く想像してなかった内容だったのでびっくりした。
でも、そう思えばでタイトルを見ると、そういうことかと。。
想像していたのは、単なる学生サークルの合宿の宿で殺人事件が起こる、みたいな。全然違ったわ。
ゾンビ映画だとは思わなんだー。
でも何か最後のほうは想像どおりの展開もあったかな。

神木は、ずっと高校生役だったけどやっと大学生役になってよかったねw
レビューで誰かが書いてたけど、中村倫也の役の扱われ方が残念だったと。何か冷遇的なものもありそう?

もしかしてこっそりデクラスなのかなって思ったのは、お注射を何者かが持ち込んで、そのお注射でウイルスに感染してゾンビになるという設定。
あれ、今それと同じことが起こってません??
みたいなさ。
2019に公開されてるのも意味深な感じね。

内田也哉子・中野信子「なんで家族を続けるの?」(2021)

2022年12月03日 | 
 
同年齢の2人の対談の本。
なんかね、2020年7月にも対談されてて、そこでタイムリーな話題だった春馬さんのジシについても少し話されていたということで、読んでみた。
が、今のこのマスク社会にも通ずる話だなあと興味深く読みました。
なぜ日本でマスク社会になってしまったか? みたいなね。ご本人たちはそんな話はしていなかったのだけどね。

内田さんは、ご存知、内田裕也・樹木希林夫妻のお子さんでモックンの奥さん。
中野さんは、テレビを見ないから知らないけど脳科学の学者さんだって。この人の本も読んでみたいな。
お互いをリスペクトし合って、でもって女子会みたいな雰囲気で、読んでてそこに参加した気に勝手になって、意義のある対談で、楽しかった。
気になった話をピック。

人気、景気など「気」のつく言葉は実態が見えない。
って話のところで、
「病気」もね、と思った。ウイルスは目に見えないからやっかいだよねー。

同調圧力について。
大きな集団にいたほうが生き残りやすい、安心ってのがあるんだって。
楽だからだって。
アリー効果という生物の原則があるんだって。
①ポツンと一匹いる ②小さい集団でいる ③大きい集団
一番生き残りやすいのは③
「生き延びていくには集団になるのが武器だから、自分の意思を優先するよりみんなと同じように考えましょう」
「従ったほうが気分がよくなるように仕組まれている」
これだなー。

人工子宮とかは、ちょっと、どうなんでしょうねえ。。。
何かの動物がそうだって話からの、子供を作るときだけ男と関わって、あとは女たちの集団で子供を育てるってのは楽しそうだな(笑)

くだんの箇所は、ジシが事実という体で話が進んでると、読むのが辛かったね。
でも、私もその時点では事実と思っていたからしょうがない。しょうがないけど辛い。

ドラッグで集団をまとめてきた歴史。
例えば大麻などのドラッグが宗教儀式に使われてきたという歴史がある。
大麻で酔わせて言うことをきかせてどうのこうのの部分は、、、毒汁注射をほうふつとさせるなあ。。。

こんな感じでした。
きっと主題と関係ないとこをピックアップしたね(笑)
主題は、どんな家族でも、あり! みたいな話でした。
まあ「普通」の家庭なんて幻想だしねえ。「みんな」がどこの誰でもないように。