*ウサギのお部屋*

日記・レビューなどなど。
最新日記は数日後に非公開にします。

俵 万智「かーかん、はあい 子どもと本と私」

2010年08月30日 | 
かーかん、はあい 子どもと本と私
俵 万智
朝日新聞出版

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2008年

いっちゃんが昔私のことを「かーかーかー」「かかっかん」「かーかん」と呼んでいたので、親近感を覚えて読んでみたよ。
これに載ってるのを参考に、いろいろ借りてみようと思う。
私はこんなに子供に本を読んであげてない、と思ったら、著者がまぶしく見えてしまうのね。
五味太郎さんのイラストがかわいい♪

エリオット・アロンソン,キャロル・タヴリス「なぜあの人はあやまちを認めないのか」

2010年08月16日 | 
なぜあの人はあやまちを認めないのか
エリオット・アロンソン,キャロル・タヴリス
河出書房新社

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これは、すごく勉強になった。

タイトルを見て、「あいつらのことだな」と三人ほど思い浮かべたけど(笑)そういうことじゃない。誰にでも当てはまること。もちろん私にも。

今まで疑問だったものが、なぜかわかったよ。

・民主党が、野党のときに反対して、廃止する、と公約してた制度を、与党になっても廃止にしないどころか、もっと悪い方向に進めようとしていること。沖縄の問題もしかり。

・自分の生活が苦しくなる政策をもってくる政党を支持している人たち。私の支持する政党を、名前だけで毛嫌いする人たちも同じく。

・「殺すことなかれ」の宗教の信者が多い国が、戦争をどんどんやっていること。

・同じ宗教の違う宗派ってだけで憎みあう人たち。

・ホロコーストが起こってしまったこと。

こういうことをして、なぜ大きな顔をしていられるのか?という疑問。
恥ずかしくて人の前になんか出ていられないんじゃないのか?と思ってたけど。

ピラミッドの例は、とてもわかりやすい。

友人があやまちをおかした場合。
友人はいつまでも友人であり、あやまちはいつまでもあやまちである。
↑この言葉を知っていたら、あの人と今も友達でいられたんだろうか。

村上 春樹「1Q84 BOOK 1」

2010年08月04日 | 
1Q84 BOOK 1
村上 春樹
新潮社

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2009年

遅ればせながら、読んだよー!
図書館で、予約600人待ちとかでね。
(ふと、図書館の予約状況を見ると900人超え)
2冊目と3冊目は、もっと先になるので、とりあえず1冊ずつ更新。

うーん、これは、おもしろい。
どんな世界に連れてってくれるのか、続きまで時間があくってのも悪くないね。

これをどう読むか?っていう本がたくさん出てるのは、ちょっと意味がわからないけど(別に、そのまま読んだらいいじゃないのと思う)、大学でお世話になった先生が、これをどう読むのかな?ってちょっと思った。この人の作品を、とても評価していて、その読みが的確だった。

内容にあんまり関係ない瑣末なことだけど、おもしろい言葉をメモ。
ものごとには二種類の側面がある。すなわち、良い面と、それほど悪くない面だ。