*ウサギのお部屋*

日記・レビューなどなど。
最新日記は数日後に非公開にします。

モンゴメリ「もつれた蜘蛛の巣」(1931)

2022年09月23日 | 
 
何度も読んでいたのだけど、上下巻だったのが文庫版になり加筆されて1冊にまとまったと聞いて、買った!
これなんか、ものすごくすごい傑作ですよ。
赤毛のアンの人が書いたんだーふふん、くらいで読み始めたらすごく裏切られると思う。
ミステリーだし、ロマンスだし、一族の物語、群像劇、などなど。悲劇もあり、喜劇もあり、人間の美しいところ、醜いところ、深いところ、人生のおもしろいところ。全てが詰まっている。
ちょっと、登場人物の数が多くて、最初はこんがらがるかもしれない。それも含めてタイトルですよ(笑)

「ダーク」と「ペンハロウ」という2家族の物語。
2つの家は、特別な縁があり、その家同士での結婚がめちゃくちゃ多い。
60人のダークが60人のペンハロウと結婚した、その結果、家系図が蜘蛛の巣のようにこんがらがってしまった。
っていうのがタイトルの意味。
ミセス・ダークは、元ペンハロウだし、その逆もあり。

その一族(二族?)の長老的な存在の80歳のベッキーおばさん。
彼女が亡くなる前に、家宝である水差しを誰に遺すかということを発表するとして、一族の者たちが呼ばれた。
結局その発表は1年後にするということであった。
で、その1年間に一族の者たちに何が起こったか? 1年経ってどうなったか? 誰が水差しを受け取ったのか?
というお話。
この水差しに導かれて集まった一族が、そこに集まったことによって運命が変わるのがおもしろい。

ダークorペンハロウ以外の男性と婚約してる18歳のゲイ。
結婚式で新郎の付添人に一目ぼれをしてしまい、新居から戻ってきて10年そのままのジョスリンとヒュー夫妻。
小柄なビッグ・サム(年上)と大柄なリトル・サム(年下)は仲良く一緒に暮らしていたが、仲たがいをすることに。
オールドミスのマーガレットは、現在誰も住んでいない家に名前をつけて、いつかそこに住むことを夢見ている。
などなど、人物たちも皆生き生きと描かれている。

ゲイの物語は、やっぱり、若くてかわいい女の子だから、いいなと思う。これって、でも、「エミリー」の結末の逆にしたのかなとかちょっと思った。
ビッグ・サムとリトル・サムは、さすがのユーモアのセンスだなあと思う。好き。

一番好きなのは、やっぱり子供が幸せになる話。
小さなブライアンは、母親が亡くなって親戚の家で愛されずこき使われていた。
前述のマーガレットと、その親友の子供のブライアンが出会ったのは何度読んでもいい話だなー。書きながらまた泣いてる(笑)

最後は皆、めでたしめでたしで終わるのもよい。

訳者のあとがきに、著者本人もダークとペンハロウがこんがらがって、登場人物の名字を間違って書いてる箇所があったんだって。
訳者がそっと直しておいてくれたそうな。ありがたい。読んでてもこんがらがるもね(笑)


映画「糸」(2020)

2022年09月11日 | 映画
 
やっと観た。3月ぐらいに録画されててやっと観た。
北海道ロケと聞いてやっと観る気になった。
中島みゆき「糸」からインスパイアされたお話なんだって。オリジナル作品。中島みゆき氏が北海道出身だから、北海道ロケだったのですねー。

平成元年生まれの主人公たちが、平成が終わって結ばれるみたいな、平成の時代をパッケージしたともいえる感じの作品にもなっているのねー。
なかなかおもしろく観ました。
小松菜ちゃんと菅田氏が結婚した話は、あまり信じていないので、これで結ばれたのですねーとかはあまり思っていない。

がんで闘病して死ぬみたいな話は、もう無理。医療に殺されてるだけだから。
この奥さんが死なないで、もしビタミンCなり、重曹クエン酸なりで、がんが完治してたら、2人結ばれなかったねとか思って観てしまう。

(元)道民として言いたいことは、
真冬にコートの前を開けてたり手袋がなかったら普通に死ぬということと、
美瑛から函館は、気軽に行ける距離じゃないということ! ←これはすごく思った。
札幌から函館でも仙台から東京ぐらいですから。その1.5倍はあります。なのに、ぱぱっと行ってたから、これはおかしいと思った(笑)そんなんだから旅行者がバグを起こすのですよ。。

あとは、北海道だからって、チーズ工房や、酪農や、漁業しか仕事がないわけじゃないからね。。。

関係ない話は、成田凌さんは、映画「弥生、三月」でも震災に遭っていたよなーとか(笑)

春馬さんの共演者が出ていて、少しざわついた。
菅田将暉さんは、春馬さんの教え子役、息子役。
その菅田氏の娘役の稲垣くるみちゃんは春馬さんの娘役でもあった。撮影期間を考えると同じ時期だったのかと。
賠償さんもそうかー。
などなど。


笹原俊「マッドフラッド 泥海に沈んだ先進文明タルタリア」(2022)

2022年09月05日 | 
 
笹原さんの書籍第3弾。
こちらもブログからまとめたもの。少し読んだことある箇所もあった。でも、まとめて読めるのは嬉しいな。

概要。
今から200年余り前、タルタリアという帝国があった。今よりも文明が進んでいてフリーエネルギーもあり食料も不足せず人々は平和に暮らしていた。
しかし、それをよく思わないDSが1816年頃に核戦争を起こし、世界は泥の洪水に沈んだ。
我々が今いる世界は、その後、DSにより嘘で隠された世界なのだ。

これも、陰謀論ですかね。
だとしたら、陰謀論って楽しい、わくわくするね。
隠されてきたものではあるけれども、今も残るタルタリアの痕跡を、丁寧にたどっていけば、ちゃんと出てくる。
本当の歴史を知りたい。隠されて、嘘まみれのではなくて本当の歴史を。
洗脳教育を受けてきたけれども、こういうのを受け止めることができる自分でありたい。

タルタリアといえば、フリーエネルギー。
今の寺院や宮殿、お城などは、当時は全然使い方が違ってて、エネルギーをつくる場所だったり、工場だったり。日本でも、五重塔とか、函館五稜郭とか、各地のお城も、必ず水があるのは、水を活性化させて使っていたから。
水を活性化させるってのは、すごいな。
どんな言葉をかけたかで水の結晶が変化する写真を見たことがある。この本にも載っていた。LOVEとかはきれいな形になる、HATEなんかはぐちゃぐちゃになる。など。
今もあるし、人間もほとんど水でできているのだから、心がけたいね。
最近、子らに、「かわいいなー」って言ってるよ(笑)直接言うと気持ち悪いから心の中や小声で。特に、下にはいつも言っていたけど上には言っていなかったので。

不思議だったのは、昔とかよく、冷戦時代とかに、「核戦争になったら、その後核の冬が来る」って言われていたでしょう。何で分かったんだろう? ってこと。
そりゃあ、経験したから知ってるに決まってるね。
こういうところから、少しずつ崩れていく。
全てを捏造することなどできないのだから。

核の冬が来て、初めて「冬」というものがきたらしい。
雪も初めて降った。
それまでは温暖な気候だった。
こういう方面から言っても、今言われている温暖化は嘘だって分かるね。正常に戻ってきてるだけっていうこと。

本当の歴史が出てきたら、勉強したい!

モンゴメリ「赤毛のアン」も出てきた。
なぜ、あの時期の欧米の児童文学には孤児が主人公の話が多いのか? というくだりで。

最近、春馬さんファンの間で話題の築地本願寺。これも紹介されていた。
これなんかがタルタリア様式の建物だよねー。


宮沢孝幸・鳥集徹「コロナワクチン失敗の本質」(2022)

2022年09月03日 | 
 
宮沢先生と鳥集さんの対談の本。
この本で、宮沢先生のことを大好きになっちゃった。テレビは見ないのでテレビでは見たことはない。「ワクチン後遺症」の記録映像で初めて見たときは、天才肌の方だなって思った。それはずっと変わらない。
ちゃんと率直な意見を言うし、失敗したことも隠さないし、分からないことは分からないって言うし、間違ってたら謝るし、まっすぐな人なんだなって。大好きです。
そんな宮沢先生の魅力が詰まった本ともいえるし、やはり、テーマであるワクチンについて、コロナ騒動について、ほかにもいろいろ、とても勉強になりました。

私が初めて見たかもと思ったのは、
筋肉注射が血管に入ったら危ない。とかいう話。
何となくそう思っていたけど、やっぱりそうだったんだね。想像していたのとは少し違ったけど。

ワクチンの話は、こないだの東北有志医師の会の動画を見たから、少し話が分かった。
文系の私が頑張って理解してるんだよ。
専門の言葉は分からないけど私が理解したこと。
コロナワクチンは、血中の抗体を上げているのだが、本来であれば、粘膜の抗体を上げなきゃならない。だったら注射じゃなくて鼻から入れるやつのほうがいい。粘膜まで上げるには血中をめちゃ上げなくちゃならん。そうすると、いろいろと危険になってくる。
免疫を抑制するから、いろんな病気にかかりやすくなる。
打てば打つほどかかりやすくなり、感染拡大する。
などなど。
ほかにもいろんな話があった。
本当は自然免疫が最強なんだけど、そこを医師はあまり習わない、知らない。

宮沢先生の、細胞の気持ちになってみるくだりは、本当に素敵だ。
変なものを体に入れられたときの細胞の気持ち。免疫センサーが混乱するという話も、なるほどでした。

製薬マネーの話。これは深い闇です。
(イベルメクチンなど)安くて効果のある薬を潰して、
高い新薬を売りつける。
大学は研究費が足りない。お金をくれた企業のことは悪く言えない。
これはほんとに国が悪いね。。

医師は元々が薬に疑問を持たない、いいものと思っている者が多い。
そして、そういう人が製薬会社をスポンサーにつけて出世していく。
そこに疑問を呈したり、おかしいんじゃないか、間違ってるんじゃないかと声を上げた者は潰されていく。
論文だって、間違っていても、権威のある雑誌に載ればこっちのもの。
科学でも何でもない。倫理もない。
そんな世界に支配されてしまった。
今、ここが、そんな製薬会社の支配する世界だと、この騒動ではっきり分かったね。
メディアのスポンサーも製薬会社だったりするんだもの。

今回のワクチンもいわば新薬。
ほとんどの医師が誰も疑問に思わずいいものとして受け入れていることには本当に驚いた。私も。

震災の復興予算もデタラメだった。
国から資料が出ているのに、野党も追及しない。はい、こういうとこですよ、野党の皆さん。
福島に会社をつくるとか何とか言えばお金を簡単にもらえるよっていう話がたくさんあったんだって。
東北全然関係ないところの修理に使われていたり、めちゃくちゃ。
もっと予算がついている今のコロナ予算って、もちろんそんなことばかりに使われているでしょうね。。。

クララ症候群、初めて聞いた。
あの、「クララが立った」のハイジのクララだって。本当は歩けるのに歩けないと思い込んで車椅子生活してるような精神的な病だって。
ワクチン接種後からそうなったのに、数値では悪いところが出なくて、心の病ってことにされる。
今たくさんの方がワクチン後遺症で病院に行ったときに、気のせいじゃないのって言われるあれ。
今回よりも前の、子宮頸がんワクチンのときにも多発していた。
そのときと同じことを繰り返している。

でも、メディアの人たちも、そろそろ気づいてきているのではないか。
自分や周りで3回打った人たちが異常をきたしているから、気づいてきて、4回目は誰も打たないってことになればいいねー。

全体主義、言論統制の話まで行った。
本当にね、我が国はもっと自由で寛容で素晴らしい国かと思っていたら、今現在、全体が同じ方向を向いてしまって、そこから外れるとハブられる、そんな国だってことが分かってしまった。
だから、私も反マスクでいきます。