*ウサギのお部屋*

日記・レビューなどなど。
最新日記は数日後に非公開にします。

映画「恋する惑星」(1994・4Kレストア版2022)香港

2023年07月31日 | 映画
 
原題;重慶森林 Chungking Express
これは日本語タイトルが秀逸。原題は「ノルウェイの森」をもじって重慶の森だって。香港の地名だって。
4Kになった記念でウォン・カーウァイ監督特集やってたので懐かしくて観た。まだ何作もある。
あの頃は、中国も台湾も香港も、違いがほとんど分かってなかったっけね。

何か、今観たのが、いいタイミングだったのか、この物質世界、この3次元地球を思い切り楽しんでるって感じの映画だった。日本語タイトルの「惑星」に引っ張られてるかな。
こういうことを楽しむために、この星に生まれてきたんだ。みたいな。
うん、日本語タイトルが秀逸ですよ。

前半が金城君と、謎の金髪美女。
警察官と犯罪者というコントラストももうちょっと掘り下げたらおもしろかったのかな。
あまり職業は関係ない感じだったね。
走るときの揺れるカメラワークが、とてもよい。

後半は、別の警察官と別の女の子の話。
これの主題歌も好きだったなあ。フェイ・ウォンの「夢中人」。後半のヒロイン。ベリーショートの女の子。これは、彼女だから似合うっていう感じね。
後半のほうが話が長くてメインて感じで、不思議な構成だったな。今観てもそう思うな。

そして、女の子がストーカーなのに、不法侵入されて部屋の中が模様替えされてるのにも全然気づかないとこもおもしろいかもなあ。警官なのに。
これも警察官と犯罪者のコントラストなのか? そして男(警察官)の職業関係ない感じでね。

めちゃ余談?
金城君のウィキを見てたら、日本ではA社に所属していたと書いてあった。ああー。そうですか。。


映画「降霊会 血塗られた女子寮」(2020)R15+アメリカ

2023年07月30日 | 映画
 
原題;Seance
お化けものかなーと思って、観てみたのでした。
そしたら、スプラッタで、ぎゃー血がーってなった(笑)R15って大体血なんだよな。苦手なのよ。。

監督も女の子たちも全く知らないで観る。
ある古い女子高の寮で、少女が亡くなる。その後、空いたその部屋に転校生がやってきて。。
みたいな話。
カーストの上位っぽい同級生に目をつけられたりとか、でも転校生のくせに負けてなかったりとか普通の女子っぽい話もありつつ。
コックリさんみたいなやつをやったり、ピントが合ってないとこにお化けが映ってたり、なかなか楽しかった。

演劇の授業で、能の面を作ったりなんかしてるんだねー。

ヒロインが、アドレノ切れみたいな目元してたのは何だね?

最後はびっくり。そういう話だったんですかと。
確かに、レビューのポイントは低めですね。まあこれはこれでおもしろかったと言っておこう。

やまたつ「北米からの警告 ジェンダー政策、緊急事態法が日本の未来を破壊する」(2023)

2023年07月26日 | 
 
カナダ人ニュースさんの本の第2弾でした。

うんうん、前回もとても勉強になったけれど、こっちもとてもいいです。
やっぱり、毎日動画を見ているから、動画で言ってたお話だなあと予習してあるから分かりやすい。

まずは、ジェンダー政策、LGBT法案の話よね、あれ本当にひどい話で、結局、子供が犠牲になる。
女のふりして女子トイレでレイプする事件なんかかき消えるくらいひどいと思うけどね。比べるものじゃないけど。
ここには書いてない話、自分で決めてその性別に生まれてるってことを皆が理解すれば、途中で性別違和を感じても、その性別に自分で決めたんだって思って、変えようなんて思わないのにね。

へー、キコウヘンドウは嘘だって、脱炭素は何もならないって、去年の夏に出てたの?(30年前から知ってる人は知ってたけど)
日本の自治体では、いまだにチキュウオンダンカタイサク、ダツタンソ(時々ダツサンソって言うw)がよきものとして続いているが、、、この、一度始めたことをやめるのができないんだよなこいつら、と思う。地球先輩をバカにしちゃいかん。我々が地球先輩に影響を与えるだなんておこがましいですよね。

フリーダムコンボイは、感動的な話だったなあ。
動画で毎日追ってたね。
そこで、独裁者トルドーの緊急事態法の発動があった。
若くてイケメンだからって、いいリーダーとは限らない。
どっかの道知事のことも、最初は見た目だけでいいと思ってしまっていたなあ。
他国の暴動を称賛し、自国民が自分に抗議活動したら、蹴散らすっていう、とっても分かりやすいダブルスタンダードをしてくれたね。

もっと日本人も気づいてほしいですねー。
もうそんなときじゃないとか、言われているし、思うけれど、まだ何も気づいてない人が大半だからさ。
分かりやすいから、目覚めてない人にもおすすめですね。


岸美一郎「先に亡くなる親といい関係を築くためのアドラー心理学」(2010・2019新装版)

2023年07月25日 | 
アドラー心理学の岸見先生の本だから読んでみた。
もっとこう、漠然とした話なのかと思ったら、ご本人がお父さんを介護した体験談だった。n=1の話ではあるけれど、0と1の間には圧倒的な違いがあるなと思う。
しかし、その渦中にこれを書いていたから、結構、ただの体験談と、アドラー心理学に結びつけていく感じが、地続きで、逆にすごい本なのかもと思った。あとがきで、つらい作業だったと書かれていたけれど。

やはり、結局、子育てのときと同じ。
子供と親で違うのは、子供は昨日できなかったことが今日できるようになるかもしれない、親は、昨日までできてたことが今日できなくなるかもしれないという部分。
でも、それも、過去、未来を見るからそうなる。

たしか、子育てで、ほめるも叱るもしなくていいって言ってたやつだっけ? アドラーさん。
何かをしてほめると、それをしてないときはよくないって思われてしまう。例えば、学校に行くという条件付きで愛するみたいな。
そうではなくて、ただ存在しているだけでいいんだっていうこと。
今、ここにいる、存在しているだけでいいということ。
きっと、そこまで思えるのは結構大変だと思いますけどねー。

もし、その関係を悪いと思うような場合、わざと自分でそういう状況にしてる、そういう状況を引き寄せてる、みたいな話もあって、それはあるよなーと思う。
結論ありきで、そこに向かう台本があるみたいな感じで、マッチポンプみたいな感じで、結果に見えることが本当は原因みたいな感じかな。
なかなか、言葉にするのが難しいかもね。

もう私は医療を信じていないからなー。
認知症も薬で作られてると思ってるし、病院に殺されると思ってるし。
だから、ちょっとその辺の話はあまり信じません。

 

映画「ドライブ・マイ・カー」(2021)

2023年07月21日 | 映画
 
ロードムービー? あと、地元北海道がロケ地になってるらしいとだけ聞いて、村上春樹の原作は読んだけど大分違うみたいというぐらいの理解で、観てみた。
あとは、タイトルが、日本語感覚だと、ドライブするのかなぐらいに思うけど、訳すと、「俺の車を運転しろ」ってことだね。誰かが俺の車を運転するのね。って理解は、合ってた。

思ったほどロードムービーじゃなかった。
何か、次の展開が読めるというか、それは、そういうふうに作ってあるのかな。例えば、泊まりの出張に行く仕事がキャンセルになって一旦自宅に戻ったら妻が誰かとしてるとか、ありがちと思ったらほんとにそうだったりとかね。

広島で仕事をするときの運転手さんだったのですね。
ほとんどが職場と宿の往復だった。これもある意味ロードムービー?
これも対比が分かりやすかったな。運転手のいない者が事故を起こすみたいな。

最後のほうで急に広島から北海道に大移動だった。

なかなか、劇中劇のセリフなんかもリンクしていたり、おもしろかったかもね。

余談は、アジア系、韓国とかの俳優さんもたくさん出ていたけど、日本人も韓国人だったりとかするんだろーなーってね(笑)


朝倉かすみリクエスト!「スカートのアンソロジー」(2021)

2023年07月15日 | 
 
「明けの明星商会」朝倉かすみ
「そういうことなら」佐原ひかり
「くるくる回る」北大路公子
「スカートを穿いた男たち-トマス・アデリン「黒海沿岸紀行」抜粋」佐藤亜紀
「スカート・デンタータ」藤野可織
「ススキの丘を走れ(無重力で)」高山羽根子
「I,Amabie」津原泰水
「半身」吉川トリコ
「本校規定により」中島京子

「スカート」というお題で、いろんな女性作家の方々に短編を書いてもらう、自分も書くという企画。
なかなかおもしろかったけど、9編中7編が男がスカートはく話で、またはそういうエピソードが含まれていて、時代なんだろうけど、ちょっとなあと思った。
ね、今見ると、ジェンダーなんちゃらのおかげで気持ち悪さしかないわよ。
スカートをはく男子を尊重しましょうみたいな流れはどうなんでしょうか。スコットランドの民族衣装ならいざ知らず。
スース―するから女子もスラックスの制服も選べるは別にいいと思うけど。

朝倉かすみさんのは、歴代の会社の制服のスカートについて。やっぱりこの人の作品は好きだ。
あと、最後の中島京子さんのは昭和から平成の女子高生のスカートの長さについてで、この2編はよかった。これも男がスカートをはいてみる箇所はあるが。

「スカート・デンタータ」チカンに遭う女性のスカートに歯が生えて、手を食べちゃう話は、おもしろい視点! 女性からすると痛快ですらある。本当にチカンの手が食べられてスプラッタ状態になる。で、これも、元チカンの男が自衛のためにスカートを買っちゃうみたいなオチでね。

「半身」は、幼女のスカートからパンツが見えていてみたいな、これもペドっぽくて気持ち悪さはある。
あと、著者が気づかず言ってるのか、そういう女性を創作してるのか知らないけど、「知らないうちにいつの間にかルールができてて」って文句言う割に、「誰かがルールを作ってくれないと困る」とか他人軸で、これ、自然に出てきてるんじゃないのかなって勝手な想像する。矛盾してる人物像を描いたと言われればそうだけどさ。

全部の感想は書きません(笑)

私が「スカート」で思い浮かぶのは、やっぱり、制服の同じ丈のスカートで(昭和)中学校では短いと言われ、(平成)高校に行ったら長いと言われた話や、こないだやっと捨てた、サイズアウトしてはけなくなった若い頃のスカートたちの話かなあ(笑)朝倉かすみさんと中島京子さんの話に似てきちゃうね。


ちなみに、いろんなお題のいろんな作家さんのアンソロジーがあるみたい。


映画「断崖」(1941)

2023年07月15日 | 映画
 
すごい前に録画されてたやつをやっと観た。
ヒッチコックの映画を時々観るの巻、久しぶり! でももう録画がない。

ケイリー・グラントは結構ヒッチコック作品に出てるのね。
ヒロインはジョーン・フォンテイン。やっぱりかわいい。「レベッカ」の人。

また、何の知識もなく観始める。
どういう方向性なのかなって思いながら。
列車の中で男女が出会う。まさか、列車の中で自分の犯した罪を告白したり、そこで依頼されたと勘違いして殺人犯したりしないよな?(前に観た作品)とか思いながらね。
列車の中で会った後に、偶然また会って、恋愛関係に。
ウブなお嬢様と経験豊富な男のカップリング。とんとん拍子に結婚してしまう。

でも、男がクズなので、顔がケイリー・グラントであっても無理って思った(笑)
早く逃げて、ここで逃げればもうこんなやつとは関係なく生きていけるよ、実家に帰ろうよー。あー、これが最後のチャンスだったんじゃない?
とかヒロインに思いながら観て楽しかった(笑)

え、これで結局どうなって終わるのさ? って思ったら、あらま、なーんだ、そんな終わりかい? っていう。
駄作と言われているらしい。
これはこれでおもしろかったよ。

映画「キャッチ ア ウェーブ」(2006)

2023年07月15日 | 映画
 
初めて観てみた。
夏にぴったりですね。
友情、恋、ライバル、成長、きれいな海。さわやかだなあ。

ウォーターボーイズぽいなと思たら、ほんとにその監督だったみたい(テレビ版)。
(演者が本当に特訓して吹き替えなしでいろいろやるのをウォーターボーイズものと勝手に言ってる)

お話としては、夏休みに湘南の海にやってきた高校生男子3人組が、ひょんなことからサーフィンのお店に下宿して、サーフィンを習って、みたいな感じ。
分かりやすくて入りやすくて観やすい。まあ軽く観れる類いの作品です。

海の映像がとてもきれい。

15歳の春馬君がひたすらかわいいかわいい。
3人組のほか2人は木村了さん、濱田岳さん。
ヒロインに加藤ローサ。

ライバル役? の子の演技が大根過ぎて、波に乗る前に勝負あったんだけど(笑)
えっ、三船敏郎氏のお孫さん? 大根なのに??

こんな感じでした。

16歳の子が書いた小説が原作だって。
読んでみましょうかね?


大花慶子「花のミラクル・キッチン」(1998-1999 2022復刻版)

2023年07月09日 | 
そうそうそう、これもレビューを書きましょう。
ハナリンさんの漫画、ずっと欲しいなって思ってて、ううむ、ネットで買うと送料がううむと思ってたら、仙台にいらっしゃることになったので、買った! サインももらた! それはよい。

絵もかわいいし、文字も、かわいくて、それ自体が作品なんだって。
だから、活字にはしないって編集さんが言ったとか。
分かるー。

雑誌の連載を1冊の冊子にしたもの。
1998年なんていうから、ほんとに25年前なんだなあとしみじみ。
何でも、パン屋さんケーキ屋さんでバイトしてて、パンとかケーキとかいわゆるグルテンばっかり食べてたらしい。それで肌荒れして、食の大切さに気づいた。

私も、食べ物が大事なのは分かっていたけど、同じものを食べてても、この子には全然出ないで私ばっかりニキビが出るのは何でだろうと思っていたっけな。
でも何もしてない。だから私は凡人なのですねー。

食べ物でパックとかマッサージとか、
やってみたい。
お豆腐パック。
ショウガの湿布。
などなど。

男女の陰陽とか、太陽と月とか、ほかにもたくさん、これも知るほど、今の性別をなくす流れが、自然に反していて気持ち悪いことだって分かるね。