*ウサギのお部屋*

日記・レビューなどなど。
最新日記は数日後に非公開にします。

相良 敦子「親子が輝くモンテッソーリのメッセージ―子育ち・子育てのカギ」

2010年03月27日 | 
親子が輝くモンテッソーリのメッセージ―子育ち・子育てのカギ
相良 敦子
河出書房新社

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2007年

前に読んだ「モンテッソーリ教育を受けた子どもたち」だと、モンテッソーリの幼稚園に入れないとダメだったの?って焦っちゃう感じだったけど、これは、家にいて、生活の中でできるモンテッソーリ教育のやり方がわかりやすく書いてあって、すごく参考になる。

フレーベル(幼稚園を始めた人)からモンテッソーリまでは100年の開きがある。
なのに、日本ではいまだに、「子供=遊びが大事!」という古い考え方でいる。
モンテッソーリの科学的教育法の方が新しくて、それは、今の脳科学でも実証されている。
子供は「遊び」よりも「お仕事」の方がしたいんだって。

今までの長男のやっかいな様子は、ほとんどが私の失敗だったことがわかるよ。
あのときも、あのときも、大人目線でしか見ないで叱りつけちゃったっけ。
そこで、正しいやり方を、してみせればよかったんだね。
危ないから、とか、そんな理由で隠したりしないで。

一度気に入ったら、その食材はその食べ方でしか食べない、とかもそうなんだね。秩序感。
いつも同じがいい。
赤子が、目ざとく見たことないものを探し出すのが得意なのもそれかな。

「敏感期」についても、次男でよく観察してみよう。
長男も、まだ間に合う?

反抗期という言葉を使うのはやめよう。
それだって、成長しているといういい意味で思ってたけどね。
秩序が乱された
自分でやりたかったのに大人がやってしまった
集中しているところに介入された
こんなものかな?
それで抗議しているのであって、我がままとか生意気とか反抗期とかじゃないんだってね。

赤子がもう少し大きくなって、物を口に入れなくなったら、子供が一人でできるように、環境を整えてあげようと思った。

「江原啓之 本音発言」

2010年03月24日 | 
江原啓之 本音発言
江原 啓之
講談社

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2007年

「スピリチュアル」「霊的世界」をまったく信じていない40歳代の男性記者との対談をもとにした本。
これは、わかりやすくておもしろい。
私も復習?になったしw

個人的には、気になってた香山リカさんからのバッシングにもちゃんと応えていてスッキリしたわ。

記者さんいわく、オカルトちっくなことを言わなければ、江原さんの言うことは哲学的で説得力がある。
20年前からブレないで発言し続けてきたことは評価される。
そういうふうにでもいいから、ひろまっていけばいいのになっと思う。
だいたいの男の人はこんな本も読まないだろうし、残念だね。

私も、上から目線に聞こえたら申し訳ないんだけど、人とこういうことを話してるときに、「江原さん好き」「オーラの泉好き」って言ってるわりに、相手が全然理解してないって感じることがよくあるので。
たぶん、普通の人はそうなっちゃうのかなって思う。
そういう人たちと一緒にされたくない思いもある(笑)だんだん上から目線になってきたね…。でも事実なのさ。だから、こういうことは、ブログには書くけど人と話さないさ。私が説明しても、言い方が悪いのか、聞く耳を持ってないのか、全然無駄だから。

朝倉 かすみ「ほかに誰がいる」

2010年03月21日 | 
ほかに誰がいる
朝倉 かすみ
幻冬舎

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2006年

なんだか、自己完結してる、不思議ちゃんの話。
だから、現実が本人の都合のいいように進んで、進んでいく。
最後までその世界のまんま終わった。
どんでん返しがあったけど、そこもおもしろい。

私の中にある、こういう部分をくすぐってくる。
思い込みが激しかった時代のw

他人とは思えない感性の作家だなーと思う。

「エレーヌ・ベールの日記」

2010年03月18日 | 
エレーヌ・ベールの日記
エレーヌ・ベール
岩波書店

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2008年出版・日本語訳は2009年

フランス版「アンネの日記」として紹介されていて、興味を持ったので読んでみた。
パリに住むユダヤ系の大学生だったエレーヌが、両親とともに逮捕されるまで(1942~1944年)の日記。

最初のほうは、お嬢さんの日常って感じで退屈だったんだけどね。
黄色い星をつけなきゃなんなくなったあたり(1942年6月)からはぐいぐい引き込まれていった。
アンネと違って、ずっと外の世界にいた人。
他の人たちの無理解に苦しんでいた。

その気持ちを、私も知ってる、と思った。そりゃぁ、重みは全然違うけれど。
わかってほしいけど、相手はわかりたいと思ってはいないのだ、みたいな気持ち。

返すのに急いで読んだから、またゆっくり読みたいな。

小川 洋子「ブラフマンの埋葬」

2010年03月05日 | 
ブラフマンの埋葬
小川 洋子
講談社

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2004年

タイトルからして、出会ったときから死に向かっていることを示唆していたので、どんなラストなんだろう?って思ってた。
淡々とした語り口の中に、いろんな気持ちが見えて、せつなくなった。
あのあと、「僕」は、どうしてるんだろう?なんて心配したりして。

犬のいたずらの描写が、うちの赤子とおんなじだ、と思ったのは余談w

映画「青春漫画」

2010年03月04日 | 映画
青春漫画?僕らの恋愛シナリオ? [DVD]

ジェネオン エンタテインメント

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2006年

クォン・サンウとキム・ハヌルのカップリングがかわいくて、ずーっと見たいと思ってたのだった。
幼なじみもの。
軽く見れるかなーと思ってたら、意外と重いエピソードもありつつも、ラストがわかってるから楽しめた。