*ウサギのお部屋*

日記・レビューなどなど。
最新日記は数日後に非公開にします。

映画「ハイジ」(2015)

2024年05月22日 | 映画
 
スイス(ドイツ語圏)
やってたから観た。日本語吹き替え版だった。いいけど。
原作をあまり知らないけど(遠い昔に読んだことはある)、アニメと同じ感じで進んだ。

前に、これは、大自然の少女のイメージだが、実は、資本主義に翻弄される話だというのを読んだことがあって、その観点からも観た。
確かに。大自然は資本主義の対極として出てくるのだろう。
あとは、またこの時代、また孤児の話だなっていうことを思う。やっぱそうなのねー。

ハイジもクララもめんこいですねー。
二人を見てるとかわいいなーってふふふってなる。

山の景色は、圧倒的でした。
こういうのは、実写はいいねー。

ロッテンマイヤーさんは、クララのパパのことが好き。
だから頑張って母親代わりをしてる。
でも全然脈なしだな。
切ないですよね。
昔はなかった視点(笑)

ヨハンナ・シュピリ原作
アラン・グスポーナー監督
アヌーク・シュテフェン
ブルーノ・ガンツ
イザベル・オットマン
クィリン・アグリッピ


映画「すずめの戸締まり」(2022)

2024年04月19日 | 映画
 
宮城県気仙沼市がロケ地と聞いて、ちょっと興味持った。
https://kesennuma-kanko.jp/suzumenotojiarimitinoeki/
これね。

実際は、九州や四国やなんかが多かったけどね。
どうかなと思ったけど、なかなか入り込めたのでよかったんじゃないかな。面白かったです。

タイトルの意味も明確で、そうか、ちゃんと戸締まりしましょうねってこと。そして、それを、観るまではよく分からないところもいい。

高校生が主人公だから、そうならないと勝手に思ってたら意外にもロードムービーでびっくりした。ロードムービー好きです。
旅先で出会った人たちとの交流が温かくて好き。
そして、最後は生まれ育った東北へ向かう。ってことかあ。

お話も少し紹介したほうがいいの?
311で親を亡くして母の妹に引き取られて九州で暮らす鈴芽。
ある日、扉を探す青年と出会う。
その土地土地の「扉」を開けられてしまうと、そこで大きな地震が起こる。すずめが間違って封印を解いてしまって、その青年(閉じ師)と一緒に、扉を閉める旅に出る。
みたいな感じでいいのかな。

気になったのは、父はどうした? ってこと。叔母と母の苗字が同じだけど未婚の母? 離婚? その辺が何も語られてないからちょっとなと思いました。

あ、最初とラストがつながるなっていうのは、何か分かった。
分からない人も多いかもしれないから黙っとこ。

余談は、私、自分が中身17歳って思ってるから、普通に主人公に入り込める(笑)
イケメンさんがすずめを呼び捨てにしてくれればいいのになって思ってしまった(笑)

真偽不明の余談? も一応書いておく。
この作品が放送されるたびに大きな地震が起こってるみたいな? 話もあるみたいです。WOWOWで放送されたのは元日だったとか。。こないだの四国もそうで、じゃあ、だんだん北上していくのかい? これは注視しておこうと思う。


映画「そして、バトンは渡された」(2021)

2024年03月25日 | 映画
 
以前、本屋大賞の原作を読んでいた。
ふうん、性善説のきれいごとの話だなーと思っていたよね。ひねくれててすみません(笑)
映画になったのでちょっと興味あった。だって永野芽郁ちゃん好きなんだもん(笑)

あまり覚えていないけど、原作と少し変わってたかもね?
それでか何でか、まあいい作品になっていた感じがする。
全く泣いてないけど(笑)
追いバトンする? まだ録画消してない。

あの構成は、原作を読んでいたからまあ分かったかな。ネタバレな感じだから言わないどこ。
稲垣くるみちゃんも出ていたんですね。
岡田健史君がまだ改名前ですねー。などなど。

実の母が亡くなって父と二人から、父が再婚して母ができて、父がいなくなって母だけになって、母が再婚して、、、という感じで、子供の親というバトンをつないでいく話。
血のつながらない親子でそんなことが可能なのかなっていうのがきれいごとだなあと思って疑問だったの。
多分主演の2人のイメージで、さわやかな感じになったのかな? とか思う。


映画「ラーゲリより愛を込めて」(2022)

2024年03月21日 | 映画
 
やっと観られた。
家で録画した映画を観るのも久しぶりだった。
最近録画したやつ。公開時にも観たかったけど、まだ映画館に通ってなかったからね。
ニノさんの映画は大体全部観てるかな。ドラマは観ないけど(笑)
原作というか、実話からできたお話だそうで、原作のノンフィクションも読んでみたい。

ニノさんのお祖父さんも、シベリアに4年いて帰ってきたそう。
そうか。
最近は、昔の話を観ると、ほんとなのかねえと思うけど、実話だし資料が残っているから本当なんでしょう。
安田さんはすごい安定感がありますね。すっかり名バイプレーヤーに。
桃李さんが出てると、この役が春馬さんならって思ってしまう癖がついちゃってね。
セット販売、なんだっけ、バーター? だけど、ケンティもよかったね。
犬ちゃんの話も実話だったんだって聞いて、それはすごいと思った。

シベリアの収容所(ラーゲリ)に送られたけれど、希望を失わずに過ごした人の物語。
生き別れになった家族と再び日本で落ち合う約束をする。
離れていても信じあう家族の姿はよかった。
途中ちょっと眠かったけど、、最後のあれは感動でしたね。あまり言わないほうがいいのかな。後から、あのときは実はこうだったのですみたいな、謎解きっぽい展開だから。こういう構成は好き。


映画「市子」(2023)

2024年01月11日 | 映画
木曜日までで終わりって言ってたけど延びたみたい? でも行く。
これはよさそうだった。
よかった。
舞台が原作で、その演出家が映画も監督してる。舞台がどんな感じだったのか分からないけど、ロードムービーみもあるから、映画化はよかったんだと思う。

これもかなりいい映画だった。
謎解き系は結構好き。
予告を観た印象と少し違った。
杉咲花さんはさすがですね。彼女ならっていう安心感があるよね。
恋人役の若葉竜也さんは存じませんでした。なかなかいい青年って感じでよかった。

渡辺大知さん地味によく出てるよね。「正欲」にもいた。
びっくりしたのは、机君が机君そのままで出ていた。何か声が似てるけど??? 喋り方が利助っぽいけど??(「天外者」伊藤博文役) って思ったら本人だった。机君(笑)※森永悠希さん。

内容は結構ハードな感じでした。
でもその表現が婉曲だったので、抑えた表現の中で壮絶なところを想像するという感じがよかった。

最後も皆まで描かないところが好き。

全てを知った上でもう一度観たいという意見もあったようだが、、
私は一回で十分な感じでした。

余談は花さんの衣装のワンピースがかわいかった。ああいう体の線を拾わないのを着たいのよ。

お腹空いてたのでちょっと具合悪かった(笑)最後はよ終われーと思った。
次の電車でさっさと帰りました。
おわり。

映画「アメリ」(2001)デジタルリマスター版

2023年12月22日 | 映画
原題: Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain,(アメリ・プーランの素晴らしい運命)
何度も観た。でも今回予告を観ただけで泣いたのでこれは行かなければと思ったのである。
友人は観たことないかもって言ってて、そうか、2000年生まれの子がいるからそうかもなと思った。うちは2004年生まれだから、例えば「プラダを着た悪魔」(2006)なんかは観たことがなかった。
懐かしかったな。
昔は、もっとたくさんの人が映画館にいて、もっと笑いが起きたりしてたなーとか思い出したりして。今は自分の中でふふふってなるぐらい。

全て懐かしい。空想の世界にいる少女は自分と思ってた(笑)だからアメリはカフェで働けてるなら全然大丈夫と思う。。私接客駄目だったから。。
今回一番泣けたのは40年前の少年が子供の頃の宝箱に再会するところ。同い年じゃんと思いました。時がたちましたね。
恋の相手がニノってところもいい(笑)ニノさん好きw
最後の2人でバイクで疾走する場面はおしゃれ。
パリの町並みが美しかった。
携帯がないぐらいで、全然古くないね。


映画「正欲」(2023)

2023年12月19日 | 映画
朝井リョウさんの原作本は、もう既に200人以上待ちで(図書館)諦めて映画を先に観る。
映画館で別の作品を観たときに何度も予告編を見たのに、全くどんな話か想像もつかなかった。
なので、それでどうなるんだろう? 予告で見たあのシーンはまだ来ないぞなど、目が離せなかったね。
吾郎ちゃん、ガッキー、ジルベール。あとは知らない若手さん。

この人たちに全く共感できないけど、少数派という意味ではきっと同じ。誰にも言えない思いを抱えているのだって、きっと同じだ。
最近で言えば、マスクで可視化されただけだよね。
そして、多様性とは、目に見えない部分のほうが多いって、最近どこかで聞いたな?
ああ、「30」の映画の鈴木七沖監督だ。年齢、性別、国籍、肌の色、そんなもん、見りゃ分かるだろう。
だから、生物学的男が女性スペースに入りたいとか浅過ぎるよね。

これもかなりいい映画だった。
キリエの次ぐらい。

ガッキーは表情が違うのか、別人なのか、私には分かりようがないよな(笑)
ジルベールはやっぱこういう難しい役が多いんですね。※磯村勇斗さん。
吾郎ちゃんは、きっと、いわゆる常識的な、いわゆる正義を体現するということで、検事役だったのかね。主人公たちに向かってくる旧世界代表みたいな感じで、対立軸が見えてよかった。
その子供が不登校になって、それを理解しないことで妻とも険悪に。そうそう、こういうことになるから話しかけないんだよ私は。と思いましたとさ(笑)

エンドロールで、止めがないパターンだった。吾郎ちゃん、ガッキー、ジルベール。

はっきりきっぱり性犯罪に行く人ばかりじゃない。潜在的なこういう人はたくさんいると思う。
それと同じで、死にたい死にたいと思ってても生きてる。

映画「ヒッチコックの映画術」(2022・アメリカ)

2023年10月21日 | 映画
https://synca.jp/hitchcock/
原題;My Name is Alfred Hitchcock
ヒッチコック好きだから、古い映画なのに斬新な表現とか思うから、興味あるー。と思って観た。

監督のマーク・カズンズ氏は、前にも多くの映画から引用した実績のある方なんですねー。
内容はまあ興味あったし、それらの裏話はみんなほんとの話みたいだから、なるほどなーとは思った。
あとは、紹介されてる作品を観て、大画面でヒッチコック作品を観たことがないなと思って、いつかリバイバル上映があったら映画館で観てみたいなと思った。テレビでしか観てないもね。
映画の作り手が観たら、勉強になるんだろうなーとも思った。

ただ、眠かったです(笑)
1922年に監督デビューして、去年は100周年だったそうな。ふうん。
あっち側とか何してきたんだとかは、一応分かってて、でも観る。

ドアを開けて中に入るシーンで、観客をも映画の世界の中に入れる。
みたいな話は、なるほどなーと思う。ワクワクするね。眠かったけどね。

まだ観たことない作品もたくさん紹介されていた。
「17番」っていう作品があると知って、おおっと思った。


映画「アナログ」(2023)

2023年10月18日 | 映画
ニノさん好きなんですよ(笑)ドラマは見ていないけれど映画は観たいと思う。
サイトを見てみたときに、ちょうど、舞台挨拶の生中継があると知って、それのチケットを取ろうーと思ったのだった。それじゃなかったら映画館で観なかったかもね?

ヒロインに竹内結子さんが想定されてたと聞いた。
だとしたらニノちゃん大ファンだって言ってたから嬉しかっただろうなーとか。
という話だけで観てみる。
(竹内さんだったとしたら、年上だから印象が変わるかもしれない。でも彼女の役の設定的には合ってる感じ。実際はヒロインは波瑠さん)
原作も知らずに観る。たけしさんが書いた恋愛小説だとか。
そのおかげで、結末を知らずに、主人公たちと一緒に旅ができたなって思う。一緒に驚いたり喜んだり、戸惑ったり。

幼馴染、2人の友人がよかったなと思う。桐谷健太さんと浜野謙太さん。ダブルケンタ?
結構アドリブっぽいシーンがあり、素のリアクションみたいなところがあり、面白かった。

独特の編集だなって思った。
テンポがあったり、間があったり。いいとも悪いとも思わなかったけど、まあ珍しい感じでした。

お涙頂戴かよーと思いつつ、ちょっと泣いた。
でも、皆さんのすすり泣きがたくさん聞こえたけど、私はそこまでじゃなかったな?
うーん、設定を全部生かし切れてない感じがあった。何様な感想ですみません。
ちょっと冗漫な感じもあり、でも、後半の謎解きはなかなかよかったよね。

母が入院してるっていう設定は、もう病院に殺されるとしか見れないから、そこは冷めてしまうね。そういうあたりが、入り込めない要因かしら。

気になったこと。
包丁は左利きだけどえんぴつは右?(そういう人を知ってるけど)
その日はあれで、それはその1週間後じゃなかったか? 一瞬お化けが来た話かと思ったよ。
相手が食べることを「いただいて・・・」って言ったのは、敬語の間違いですよ。残念! きっと、「召し上がって」だと大仰な感じがしたのでしょう。だからといってね。これは気になったなー。

波瑠さんの衣装がかわいかった。でも毎日そんなかっこばっかしてたら疲れちゃいそう。

あ、タイトルバックが、いつくるかいつくるかと思ってたら、、、でしたね。
「美しい鰭」状態。分かる人いるか?(笑)

あとは、うーん、本物に見えてしまう。私にゴムは見破れないわ(笑)

せっかくだから、プレミアボックスシートにしてみた。
「天外者」以来2度目だった。前回はマスク時代だったからあまり。。
物を置く場所がちょっと濡れてたのが気になったけど、まあ物を置く場所もあり、隣も見えなくて、画面はちょうど真ん前で、見やすかったですねー。
そこのシートは全部売り切れてたのに、全然座りにこなかった。隣も空いてた。

舞台挨拶の回なのに、舞台挨拶の前に帰っちゃった人がいた。いろんな人がいるね。
あ、思い出した。幼馴染がヒロインの後ろをこそこそ出ていくシーン、のときに、映画館に遅れて入ってきた人が、同じ姿勢で(腰をかがめる感じ)入ってきたのは草でした。シンクロ!

舞台挨拶も楽しかった。
大阪、名古屋と行って、最後は東京から全国の102スクリーンへ。
嵐の番組がなくなったから、普通に喋ってるニノも久しぶりだったなー。あまり追いかけないので。
監督と、ニノさんと、母親役の高橋惠子さんが登壇。
親子のシーンは、病院だったことを除けば、雰囲気はよかったね。たった1日の撮影期間だったんだって。そうなんだー。髙橋さんはほかのシーンは見ていないから、どんな娘さんなんだろうって想像しながら演じていたのだって。
変な間を監督が望んで、そうなったとか。まあ、普通のリアルな親子関係だったら、変な間もたくさんあるから、その辺もリアルでよかったですね。

糸電話のシーンはハイライトかな。
映画の画面を全部使うような、ああいうシーンはいい。糸を長くしても、ちゃんと聞こえるんだそうです。声の振動が糸に伝わって。こういうのはいいね。

10月17日はニノさんの実母さんのお誕生日だそうで。
おめでとうございます。
(ちょっと複雑な思い。5000円やるからオーディション受けてこいって言って、結果、そういう被害を我が子に受けさせた親っていう目で見る)

タカハタ秀太監督は、知らなかった。「ホテルビーナス」の人だって。

退場するとき、ニノさんはくるっとこっち向いて一礼してから去った。髙橋さんはそのまま去っていった。

舞台挨拶の司会の方は、前にイエモンさんのライブのニコ生のレポーターやってた方、奥浜レイラさん。数年前にハリーと2人で出てたっけな。


映画「福田村事件」(2023)

2023年10月16日 | 映画
https://www.fukudamura1923.jp/
誰かこっち側の人が紹介しているのを見て、タイトルがいいなと思って調べて、観たいと思ったのでした。
1923年9月、関東大震災の数日後に起こった実際の事件。
千葉の小さな村に来た讃岐の行商人が、朝鮮人と間違われ妊婦子供も含めて9人(胎児も入れて10人)殺された事件。
村の人々、行商人の人々、それぞれの人々が描かれていく。

あー、これが、伏線になってるんだなーと分かりやすかったのや、最後、オチまであったのは、いいまとまりだったなと思う。血が苦手なのであまり映らないのもよかた。。
私が思ったこともちゃんとセリフになってるのは、よいと思いました。
「朝鮮人なら殺してもいいのか?」とかね。それなと思ったよね。

新聞社も出てきたのはいい。今も言えることばかり。「新聞は何のためにある?」「記者が見てきたことよりお上の通達を信じるんですか?」

本当にこの時代はこんなんだったのだろうかとか、本当に日本人は朝鮮人をいじめていたのだろうかとか、地震は地震兵器にやられたのだとか、いろいろと思うところはあるけど、コロナで見えるようになった日本のおかしさがちゃんと出てていい。
例えば、警察官がデマを流して民を扇動していくところとかはデマ太郎みがあるし、例えば、内務省の通達、具体的な指示は書いてない、対策しろとかよきにはからえみたいな、で、現場が勝手に解釈して暴走とかは、マスク強制につながっていったあれっぽいよね。
朝鮮人をノーマスクに置き換えてみると、ノーマスクなら叩いていいみたいな風潮もあったな。
人権問題と思ってこっちは闘うのに、マスクぐらいしろとかマスクはドレスコードとか、うるさいんだよ。という気持ちを思い出したね。

新さんとか瑛太さんは、よく見るなー。
田中麗奈は意外とよかたね。
東出君はめっちゃよかった! 役柄も含めていい。
非国民と言われても、言いたいこと言って、やりたいことやってる人はいい。
あとは知らない人もたくさんいた。名前を見ても全然読めない人ばかり(笑)

あ、余談ある(笑)
新さんが「もう教師はしない」みたいな感じの役で、あ、教師だった頃を知ってるよ、ピンって生徒に呼ばれてたよと思った(笑)映画「君に届け」から。