*ウサギのお部屋*

日記・レビューなどなど。
最新日記は数日後に非公開にします。

映画「屍憶」

2021年08月31日 | 映画
 
2015(台湾・日本)
実話がもとのホラー映画だって。
おもしろかった。
よくまとまっていて、最後には謎も明かされていく。
台湾の俳優さんたち美男美女(笑)

冥婚(死者との結婚)の風習がもとになった話。
アジア圏はもちろんあるが、フランスの一部にもあると聞いてちょっと興味わく。なぜだろう。。

なんかA社がしゃしゃり出てるなと思ったら出てる日本人キャストがA社の人だった。。

映画「そらのレストラン」

2021年08月25日 | 映画
 
2018
大泉さんの北海道シリーズの映画第3弾。
せたな町の実在の集団からできたお話。
チーズ作りと、野菜作りと、稲作と、畜産と、漁業、そしてシェフ。
みんなでレストランをやろう。みたいなお話。
こういう、地方で若い人たちが産業を元気にするのはいいねー。
道民には見慣れた何てことない景色もきれいに撮ってくれてるのもよい。
ただ、小道具や衣装がいちいちおしゃれで高そうで、子供も聞き分けよくて、入り込めないね。ファンタジーって感じ。

内容には関係ないが、畜産は羊を飼ってて、羊ってこんな感じかあと思った。
今、洗脳されてる人たちのことをシープル(羊人間)って呼ぶから、羊ってこうかあと思ったのだった(笑)

門田隆将×石平「中国の電撃侵略2021-2024」

2021年08月22日 | 
 
2021
読んだ。
前書きが門田さんで、後書きが石平さん。
本編は対談形式なので読みやすかった。
2020不正選挙で売電が大統領になったことによって、この4年間は親中に傾いていくだろう。警戒しなきゃ。みたいな話よ。ハンター君の件もあるし、選挙不正に中国がかかわっているであろうという話もね。
でも、こっち側(いわゆる西側・自由民主主義の国たち)が、もっとかの国を追い詰めなきゃいけないよね。
いちばんやるべきなのは日本なのにね。何してるんだよ。っていう話よ。

ここに書いてあったわけではないが、これを読んだりいろいろな情報をかんがみて、
最近、だんだん思ってきたのは、中国人民と中国共産党は分けて考えなくていいということ。
前は、中国人民も中狂の被害者である。と思っていたんだけど。
そうじゃないのかもね。っていう。
つまり、ウイグルなどを侵略していったのだって、嬉々としてやってる部分はあるよね。党に言われたからじゃなく、自ら犬となっておいしい目を見ようとかさ。
男性がいなくなったウイグル人の家に漢人が住み着く、ウイグル人の娘と漢人が結婚するとかいう話や、収容所でウイグル人女性を辱める役も漢人だったりさ。
清水ともみさんの本も久しぶりに読んだんだよ。

わが故郷の土地がばかみたいに買われていることなんかもそう。
こんなの、人民が自ら党のやり方に共鳴してやるんじゃなきゃ、組織的には無理だよ。
脅されてやるんでなく。

だから、知り合いの個人個人はいい人なのかもしれないけれども、知り合いはいないから分からんが、中凶も人民も同じだと基本的には考えている。
中国という国名がまずそう。
世界の中心の国っていうんでしょう。
人のものも欲しがる。
ジャイアンですよ。

独裁システムが人民に合ってたんだろうね。
っていう話よ。
我が国じゃそうはいかないぞ! という気持ちも込めて。


長尾和宏「薬のやめどき」

2021年08月20日 | 
 
2016
子供の散髪に行く近所の髪切り屋さんに置いてあり、気になってた(笑)
長尾先生、最近地上波に出て、567を2類から5類にするべきと提案して、各方面から攻撃されている方。タイムリーでした。
正しいことを言う人が攻撃されるなら、私はおかしな人と思われていいよ。

著者、長尾先生は、在宅医療もやっているクリニックの先生。
病院だけで診ると、病気しか見ないが、在宅医療は人間を診る、生活を診る。

医療には、始まりはあるが、終わりはない。
それは、アクセルしかない車のようなもの。
誰も、薬のやめどきを考えたこともなかった。
ここで考えていきましょう。
という趣旨の本です。
すっかりなくすのではなく、たくさんある人は少しずつ減らしていきましょう。みたいな感じだね。

最初は、血圧下げる薬とか、そういうのだったから、あまり関係ないかなーと思ってたけど、だんだん核心に迫ってきた。

3種類以上の薬を飲み合わせた際に、どのような作用があるかの研究はいまだにない。
なのに、日々、何種類もの薬を実際に現実に飲んでいる人たちがいる。
本当に無責任だよなあ。

薬には必ず副作用がある。
いろんな薬の副作用で認知症のような症状になることが分かっている。
なのに、その症状を抑えるために、また認知症の薬を追加・・とか。くるってる。
つまり、本当は認知症じゃないのに、薬の副作用でそうなっているのに、認知症とされてしまう人がかなりの数いるってこと。

認知症の薬は、必ず増量しなければならないという決まりがある。
何これ?
少量でいい感じだったのが、増量規定で増量すると、副作用か本作用か分からないけど、狂暴になることがある。
何これ?
誰も得しない。
得するのは増量された製薬会社か。
日本だけ。
日本だけに適用されるおかしな決まりは反日が決めたに決まってるんだから、正しく直ってほしい。

長尾先生みたいなお医者さんが増えてくれたらいいな。


竹内久美子「悪のいきもの図鑑」

2021年08月20日 | 
 
2020
フォローはしていないがツイッターで見かける方の本を読んでみようの巻。
著者は動物行動学研究家だそうです。
567関係で発信されていたかと思うので、ちょっと意外な感じがした。
おもしろかった。
意外と社会的だったり、人間的な動物もいて興味深いね。
性的なあれもあるけど、子供が見てもおもしろいのかもね?
と思って渡したが、あまり見てくれなかった(笑)


映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」

2021年08月18日 | 映画
 
2018
原題;At Eternity's Gate
新しい映画だったのかあ。
実在の人物は、似てる人が演じるから、いろんな人が必要なんだろうなあとかは思ったりした。
この主演の方を私が知らないだけか。
絵のように美しい景色がメインだよね?
絵から出てきたみたいに美しい景色、よかったもん。
自分がこの人生で何をすべきなのかということを、彼のようにはっきり分かっている人は、きっと幸せなのかなって思う。
あとは、2016年に新しく見つかったデッサン集も軸になっているみたいだね。よく見つかったね。

モンゴメリ「アンの娘リラ」

2021年08月17日 | 
 
1921
原題;イングルサイド(炉辺荘)のリラ
ちょうど100年前か・・・。
これは諸説あるが、私はアン・ブックスの最終巻と思ってる。
アンの末娘のリラが主人公であり、娘は母親のそれとは全く違う青春時代を過ごすことになる。
1918に終わったばかりの戦争のことだから、フレッシュなときに書かれているんだな。

前作の最後に不吉な予感のようにちょっとあった、笛吹きの話。
そんな笛吹きの男についていくようにして、若者が戦地へ向かうのだった。
残された女性や親たちが新聞やなんかで戦況を知り一喜一憂するのは、今も同じ感じね?
青春を謳歌するはずだった年月で強制的に成長していく少女たち。

感動的な話は、忠犬ハチ公。
アンの長男が出征したときに、駅へ見送りに行ったのだけど、犬だけはどうしても駅から離れなかった。
全ての汽車を出迎えて、飼い主が戻るのを待っていた。
二男が戦死したときは一晩中遠吠えしていたけど、長男が行方不明になったときは鳴かなかった。
そして、ついに、戦争が終わって、待ちかねた人が帰ってくる。この話が軸になっているね。

今も戦争中だから、なかなか参考になるね。。
新聞やメディアに一喜一憂するとか、それしか話題がないとか、似てるね。
自らわくを打ちに行く人が、戦地に向かう人と重なるな。そう思うと、実は崇高な行為なのかもしれないとも思ったりして。私はしないけどね。←反戦活動??


リチャード・ロイド・パリー「津波の霊たち 3・11死と生の物語」

2021年08月15日 | 
 
2017
前に読んだ本と、一緒に紹介されていたのだったっけな。
著者はイギリス人で、東京に住んでいる記者の方。
英語で書かれたが、翻訳に当たっては、より正確さを求めるために、議事録などの文書から引用した部分もあるとのこと。それがいい。
外国人の視点で描かれる震災は、なかなか新鮮であった。
知ってたけど、例えば、こんなことが起こっても、暴動や略奪が起こらないところとか、皆規律正しく、空気を乱さないように過ごすところなどは、外国人の驚嘆ポイントらしいね。
やはり、日本人素晴らしいな。

メインは、宮城県民なら誰でも知っている大川小学校の悲劇。
全国的に知られているのかは知らない。
これは、本当にひどい話だったね。
裏山に逃げれば全員助かったのに、なぜ、ほとんどの児童と教員が亡くなってしまったのか。
ここにも、当たり前だけど、1つ1つの物語がある。
著者は、遺族の話を丁寧に聞き取りして、きちんとそれぞれの物語を描いている。
この学校が、おしゃれなデザインの学校なのよね。これもまた悲劇を彩っているというか、何というか。。

津波については、私も全く経験がないし、当日は何が起こったのか全く知らなかったし(停電していたから)恐ろしくてそれどころじゃなくて、電気のない星空を見に外へ行くこともなかったもんなあ。。
改めて、思う。

遺族が市や県を相手取って訴訟を起こしたとき、賛否あったとのことだが、私が知る限りは、学校側の過失はありそうだったし、私個人としては、弱い存在である一般市民頑張れって思ってたっけな。
当時現場にいなかった事なかれ主義の校長、生き残ったが証言が嘘ばっかの教員。そういう奴らは許せない。
この本が出たときにはまだ裁判は途中だったけど、2019年に最高裁の判決が出て、遺族側の勝訴が確定していた。
うん、正しい。
でも、だけど、亡くなった子供は帰ってこないんだよね・・。

春馬さん事件へ追及を続ける我々、
コロナが嘘だって言っている我々、
それらと、ここで訴訟を起こした方々、
が、つながる。
日本的な考えでいけば、お上にたてつくようなこと、大きな組織を追及するようなことは禁忌とされているが、今こそ、立ち上がる者が必要。
とは、著者の言葉。
勝手に自分に言われた気になって、頑張るぞ!

それから、もう一つの話は、震災後に頻発した幽霊の話。
何度も何度も霊に憑依される女性と、そのたびに除霊するお寺の住職の話。
最初は、自殺した水商売の女性や、戦争で亡くなった兵士だったのが、津波で亡くなった人になっていく。それが子供のときはやるせない思いがあるね。。