*ウサギのお部屋*

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公文 公「悪いのは子どもではない」

2009年12月27日 | 
悪いのは子どもではない―公文式教育法81のポイント
公文 公
くもん出版

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1994年

もらったからとりあえず読んでみたよ。

確かに、なるほどなーと思う部分はある。
でも、そこまでは…とか、それは、一部分の人の場合でしょ?みたいな気持ちもあるわ。

自分のことを考えて…
小学校にあがる前にはひとりで黙って本を読んでるような子供だった。
が、読書の歓びを知ったのは本当に最近。
だからって人生を損したとは思わない。

なるほどなーと思う部分を書いておく。

著者が教師をやっていて思ったこと。
同じ授業料を払っているのに、全員にわかるように教えてあげられなかったことは、教える側が悪いのであって、子供のせいではない。
これはそうかもしれない。

どうも、できないと、自分が悪い、できない方が悪い、という考え方がしみついているようだ。
教えるほうも、自分が悪いとはちっとも思っていないよね。
ここは変えていかないといけない気はする。

違うんじゃない?って思うところは…忘れてしまおう(笑)
いいところだけ書いておこう。

2歳で本が読める、とかはなぁ。どうなんでしょうねぇ。
そこまではとりあえずいいかな。

でも、かなよりも漢字のほうが子供にはわかりやすい、ってのは賛成。
長男の文字の覚え方を見てて思ったことだからね。

英語のことが書いてあるあたりは、今始めた英語の教材とも通じるものはある。

2009年 読んだ本

2009年12月27日 | 
1月

コーヒープリンス1号店(イ・ソンミ)

青い城(モンゴメリ)

私の名前はキム・サムスン(チ・スヒョン)

西の魔女が死んだ(梨木香歩)

ぼくらのなまえはぐりとぐら・絵本「ぐりとぐら」のすべて

容疑者Xの献身(東野圭吾)

石田衣良の人生相談室

2月

予知夢(東野圭吾)

ひそやかに影はささやく(モンゴメリ)

小公女(バーネット)

春(島崎藤村)

3月

4TEEN(石田衣良)

フランダースの犬(ウィーダ)

赤い指(東野圭吾)

春(島崎藤村)

毒笑小説(東野圭吾)

「少年A」この子を生んで……(少年Aの父母)

淳(土師守)

約束(石田衣良)

彩花へ「生きる力」をありがとう(山下京子)

カツラ美容室(山崎ナオコーラ)

4月

翼は心につけて(関根庄一 編)

REVERSE リバース(石田衣良)

指先からソーダ(山崎ナオコーラ)

ガラスの街(ポール・オースター)

風味絶佳(山田詠美)

チョコレート工場の秘密(ロアルド・ダール)

マリー・アントワネットの生涯(藤本ひとみ)

青い鳥(メーテルリンク)

モダンタイムス(伊坂幸太郎)

5月

奇跡の子

6月

プーさんの鼻(俵万智)

7月

間宮兄弟(江くに香織)

紫の履歴書(美輪明宏)まだ

埋もれる(奈良美那)

8月

シューカツ!(石田衣良)

田村はまだか(朝倉かすみ)

沈黙博物館(小川洋子)

下北サンデーズ(石田衣良)

愛と美の法則(美輪明宏)

9月

淳 それから(土師 守,本田 信一郎)

あいのり本11

アンネ・フランク-その15年の生涯(黒川万千代)

足みじかおじさんの旅(やなせたかし)

10月

「アンネの日記」を訪ねる(黒川万千代)

天国からのラブレター(本村洋・弥生)

わが闘争(A・ヒトラー)98ページまで

11月

ノムさんに聞け!(野村克也・原田雅史)

恋空(美嘉)

空飛ぶタイヤ(池井戸潤)

山崎武司「野村監督に教わったこと」

野村克也「エースの品格」

三砂ちづる(編著)「赤ちゃんにおむつはいらない」

12月

ローリー・ブーケ「親子で楽しむ!おむつなし育児 0歳からできるナチュラル・トイレトレーニング」

ウィリアム・アンダーソン「若草物語 ルイザ・メイ・オルコットの世界」

横沢彪「それでも『人と会おう!』」

石田衣良「再生」

今枝 仁「なぜ僕は『悪魔』と呼ばれた少年を助けようとしたのか」

公文 公「悪いのは子どもではない」

今枝 仁「なぜ僕は『悪魔』と呼ばれた少年を助けようとしたのか」

2009年12月19日 | 
なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか
今枝 仁
扶桑社

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2008年

光市事件の関係で、読んでみた本。
刑事事件の弁護人ってのは大変なんだなぁーと思った。

これは、マスコミで言われていたようなイメージと違った。
たとえば神戸の少年事件とは違って、被害者が加害者になったという事件だったんだな、ってことがわかった。
それにしたって、罪は罪だし、殺された人は還ってはこないんだけどさ。
本に書いてないことだけど、本当の加害者(=虐待した親)がのうのうと暮らしてて、罪を犯してしまった子供が犯罪者となってしまうなんて、悲しいことだね。

石田衣良「再生」

2009年12月19日 | 
再生
石田 衣良
角川グループパブリッシング

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2009年

ちょっと、急ぎ足で読んでしまったのが悔やまれるところ。
そんなにひたるヒマがなかった。
たとえば大切な人を亡くした人が、ふたたび人生を歩き出す。そんな短編を集めたもの。
あとがきによると、半分のエピソードは誰かが話してくれた実話にもとづいているんだそうな。

タイトルを改めて見て、いい言葉だな、と思う。
リモコンの三角のボタンではないのだ。

横沢彪「それでも『人と会おう!』」

2009年12月08日 | 
それでも「人と会おう!」
横沢 彪
新講社

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2001年

ミクシィニュースで紹介されてたから読んでみたのだ。
著者は、元フジテレビのプロデューサーで、ひょうきん族などを手がけた人、今は吉本にいる。

かるーく読めるかなっと思ってたらかるーく読めた。
もうちょっと深みが欲しかったところだけど、これはこれでいいのかな。
会いたい人に会いに行く、それだけでいいんだよね。

ウィリアム・アンダーソン「若草物語 ルイザ・メイ・オルコットの世界」

2009年12月05日 | 
若草物語―ルイザ・メイ・オルコットの世界 (求龍堂グラフィックス―世界の文学写真紀行シリーズ)
ウィリアム・T. アンダーソン
求龍堂

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1992年

オルコットの生涯を、あんまり知らなかったので、ちょっと興味を引かれて読んでみた。
「若草物語」が自身の家族の物語である、というのは有名な話だけど、それ以上のことを知らないから。
写真とかが見れたらいいなー程度の期待だったんだけど、意外と勉強になった。

ローリー・ブーケ「親子で楽しむ!おむつなし育児 0歳からできるナチュラル・トイレトレーニング」

2009年12月03日 | 
親子で楽しむ!おむつなし育児 0歳からできるナチュラル・トイレトレーニング
ローリー・ブーケ,三砂ちづる(解説)
河出書房新社

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2008年
(訳・望月美和・2009年)

著者はアメリカの、おむつなし育児の第一人者なんだって。
アメリカでもやってる人がいるなんてねぇ。
訳者がおむつなし育児をするときに参考にした文献でもあるんだって。

おむつなし育児を始めようとする人に、わかりやすくていねいに教えてくれる本。
でも、私なんかはもう挫折しそうになる(笑)
ちゃんと規則正しくできない人はやらないほうがいい、とか書いてあると、もうね(笑)
とりあえず、もう6ヶ月以上もおむつに排泄しなさいと「しつけ」てきたのは自分なので、そんなに早くにできるようになると思わないでやってみることとする。

本に書いてあって、私もなるほど、と思うのは、「食」に対しては口うるさく、それこそ「食育」なんて言葉までできるほど大事にされているのに、その対極というか、セットになってる「排泄」についてはずっとふたをしてきていた。ふたをしている、という意識もないまま、赤ちゃんにおむつをしつづけてきた。
それが今見直されてきている。

もういっこ。
赤ちゃんには排泄コントロールはできない、と言われているらしいけど、自分の子供でもわかる。
1ヶ月すぎたくらいから、夜中にうんちをしなくなるでしょ。
お風呂の中でうんちしたことはないでしょ。
偶然ではなくて、ちゃんとできてるんだなぁ。