*ウサギのお部屋*

日記・レビューなどなど。
最新日記は数日後に非公開にします。

「完全版 いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ」

2015年01月19日 | 
完全版 いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ
クリエーター情報なし
朝日新聞出版


少しは心に響くかしらと思って借りてみた。
この中に書いてあるようなことを言っているけど、全然響かないのね。
それで、どちらかといえばいじめている方でもあるから、そっちも読んでほしいところだがね。

武田英子「地図から消された島―大久野島毒ガス工場」

2015年01月18日 | 
地図から消された島―大久野島毒ガス工場
クリエーター情報なし
ドメス出版


毒ガスこわい!
ナチスのユダヤ殺害だけじゃなかったなんて。

戦争で使わないように言われていたのに中国でこれを使ったんだって。
それで、使ってないって言い張って。
こういうのを認めて謝ってないんだから、何十年も憎まれていてもしょうがないなと思った。

そして、あんな時期に、設備も何も不十分だったあんな時代にそれを作ってる工場があったなんて。
作ってる人も被害を受けたというのは簡単に想像できる話。
知られていないから、原爆みたいに補償もほとんどなく。

あと、自衛隊もアメリカに言われて作ったんだと知った。
これも言いなりの1つかー。

今使われている抗がん剤は毒ガスと同じ成分であるというくだりで紹介されていた本。

奥野修二「ねじれた絆―赤ちゃん取り違え事件の十七年」

2015年01月03日 | 
ねじれた絆―赤ちゃん取り違え事件の十七年 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋


映画「そして父になる」の原案となった実話。

映画が薄っぺらく見えてしまうくらい、深い話だなーと思う。
家族の数だけ家族の形があるから、難しい話なんだと思う。
子供が成人するまで追いかけたのがすごいと思った。

これを読むまでは、取り違えとか、そんなもん自分はありえないと思っていた。
生まれた人と同じ顔が鏡の中にあったから。
でも、そういう問題じゃないんだなーと思った。
「ポテチ」もそんな話だった。それを思うともっと深く見れそうね。