観測にまつわる問題

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日本の安全保障政策小考、メモ

2019-12-11 11:46:56 | 外交安全保障
①日本海方面→日韓漁業協定の再設定と遵守を求めるのはどうだろうかと思います。日本海は北朝鮮が不法操業を繰り返し、拉致問題の部隊となった日本の海の守りが求められる重要海域の一つです。今は何だかんだで交渉が決裂し、双方EEZ内での操業が禁止となっているそうですが、これが守られているか不信感しかありません。何故なら双方どちらも損より妥協した方がマシであるにも関わらず、そのまま放置されているからで、事実上操業しているのではないでしょうか。これでは永遠に信頼関係の醸成は行われません。また北朝鮮が操業したらどうなるというのでしょうか。何事もまずシッカリ取り決めることだと思います(竹島抜きの中間線が妥当と思います)。日韓の間の境界が定まり互いに遵守する姿勢を見せれば、日本海は自ずと定まります。

②南西諸島方面→北朝鮮というより中国を念頭においた潜水艦、島嶼作戦、抗堪性。北朝鮮有事は米軍が矛でひとまず抑止力は十分と言われていますが、島嶼作戦や台湾有事、南シナ海での有事を念頭に対中リスクを踏まえた抑止力向上策が重要と思われます。潜水艦は海の忍者ですが、陸で狙われる隙があると冒険を誘発するリスクがあって、忍者屋敷の警備がシッカリしていることが大切と思われます。島嶼作戦は佐世保で米軍に擬態しているようにも見えますが、距離的に佐世保からで抑止力がどれだけ保てるかは十分考えられていいところです。攻撃されて壊れてしまうようでは、先制攻撃を誘発する危険性があって、抗堪性や反撃力があることが敵の攻撃を自制させます。

③東南アジア。地震津波と都市防災。自衛隊。※ある程度予測可能な水害等は銀行による。あるいはベトナム・フィリピンのサイバー防衛、インフラ防衛。

④ロシアは極東投資を進める余裕があるようで、北からの牽制に引き続き警戒は必要です。逆に東欧・ウクライナ方面で思うように行かないと極東に資源を振り分ける余裕が無くなるとも考えられます。英仏など欧州諸国が中国に関心を持つように、日本も欧州正面でロシアに関心を持つとロシアという国の全体像が見え、北からの牽制に対応しやすくなると考えられます。東欧諸国は可能性に満ちた国ですが、投資する国があってのことであり、東欧にはその条件があります。