新型コロナウイルスの拡大しやすさは軽症者の拡散力にあると思います。インフルエンザも感染力が強いですが、高熱が出るので、通常は患者が街を出歩きません。インフルエンザの方が感染力が強いとしても、新型コロナウイルスの方が動き回るので拡散力がある面があるでしょう。勿論新型コロナウイルスにおいても重症者の方が感染力が強いと思いますが、重症者は出歩かないので、院内感染を除けば(これはこれで重要な視点ですが)、拡散力は小さいとも言える訳です。同様の趣旨で無症状者の拡散力も疑われていますが、数的な面を計算に入れても(一説には軽症者の4倍とも)、筆者は拡散力は限定的だろうと考えています。何故なら飛沫感染にせよ、接触感染にせよ無症状での感染は難しいからです。ウイルスは飛沫を通じて感染するのであって、感染者の呼気を通じて空気感染する訳ではないはずです。これが反証されたらノーベル賞ものだと思いますが(エアロゾル感染も定義の問題でしょう。3密が揃っていれば一種の空気感染すると言いますが、元が飛沫なのかエアロゾル(とは何か)なのか発声(飛沫に分類されるかエアロゾルに分類されるかが謎ですが)なのも気になる所ではあります)。
無症状者からの感染が無いと言っているのではありません。風邪の症状がなくても、咳やくしゃみをすれば、飛沫を通じてウイルスは拡散(飛沫感染/接触感染)するでしょう。しかし風邪の症状がなくて、咳やくしゃみをすることは通常ありません。今年は幸い花粉が少ないですが、花粉症ならくしゃみをします。ホコリでゴホゴホすることもあるかもしれません。ただ無症状者は軽症者より恐らくウイルスは少ないと思われ、感染力は比較して小さいはずです。無論数の問題はありますが。ここで注意したいのは、強い発声はもしかしたら咳やくしゃみに近いのではないかということです。つまりライブハウス等でシャウトしたら、無症状者からの感染も注意が必要なレベルになるかもしれません。ただ3条件は公表されているので、皆が注意すれば、避けられるレベルの話に止まるはずで、主たる感染源とまでは言えないと考えます。
これに対し軽症者は風邪の症状があります。ここが大きな問題と思われ、無症状者からの感染を警戒するあまり、軽症者に対する警戒が甘くなっているのではないかというのが筆者の見立てです。軽症者は咳やくしゃみをするはずです。これが曲者で正にウイルス満載の飛沫を吐き出している訳です。マスクをしてない人は論外にせよ(マスクを防護のためにつける意識の人が多過ぎて、(病原体に接するので完全武装すべき医療関係者を除き)感染源の人が本来つけるものだと忘れられているような気もします)(布マスクの配布はいいと思いますが、マスクで眼鏡だと曇るので下手すると事故で死にます)、マスクをしていても感染させてしまう時は感染させてしまうと考えられます。新型コロナウイルスは接触感染すると思われ、要は飛沫から直接ではなくても、飛沫が何か固形物につくと2~3日生き延びるとも言われ、この日本で何故か注目されていない接触感染が経路不明の感染の大きな割合を占めると思います。咳やくしゃみを目の前でされれば、記憶に残るでしょうが、咳やくしゃみではなくても唾液(よだれ)や鼻水にもウイルスは含まれている(唾液・鼻水・よだれは飛沫という理解でいいんでしょうか?ひとりでには飛びませんが(唾は飛ばす人がいますが)(くしゃみで飛びますが)。エアロゾルではなさそうで)訳で、ここから接触感染されると何時何処で感染したか分からないということになろうかと思います(鼻水から感染するなら北の方に拡大する傾向があるのも分かります)。ここで無症状も危ないと思う人もいるかもしれませんが、ゼロリスクはない訳で、筆者が言いたいのはそういうことではなく(手洗いでかなり感染は防げると言い、不安を煽っている訳でもありません)、軽症者が顕著に拡散しているのではないかということです。新型コロナウイルスには風邪症状がありますが、風邪において鼻水・くしゃみとはウイルスを体外に追い出す仕組みなのだそうです。感染の原因になる訳ですが、ウイルス拡散マシーンと化した軽症者を隔離してきたことが、中国に近い日本が感染の拡大を抑えてきた原因なのではないかと思いました。
医療崩壊の危険性を考慮して、検査を絞ってきた日本ですが、東京を中心とした大都市での感染拡大傾向が見られ、本当に今のままでいいのか疑問が出てきていると思います。しかし感染が拡大したのは中国から遠い欧米の方でした。接触感染を誘発しやすい習慣もあると思いますが(握手・ハグ)、日本の対策が劣っているのに日本の感染者数が少ないなんてことはありそうにありません。今までは検査してないからだと言われてきましたが、欧米での死者を含む増加ぶりで、日本での感染の広がりは抑えられているのは自明になってきています。一つには医療崩壊を防いでいることですが、もう一つ優れているのは軽症者を隔離してきたことではないかと思われる訳です。自宅療養も本当に注意して自宅療養すれば、ある程度感染の拡大は抑えられるのかもしれませんが、プロでも一つ間違えば感染してしまうものを、自宅療養でどの程度まで対策できるか疑問が無いと言えるでしょうか?さらに言えば感染者も生活せねばなりません。世話をしてくれる人がいればいいですが、そうでなければ買い出しにも行くでしょう。軽症者をウイルス拡散マシーンと定義すると、自宅療養の危険性は分かりやすいと思います。本当に自宅療養してくれるかどうかも分かりません。風邪をものともしない人は案外少なくないのですから(筆者の心証です)。マスクだって売ってなければしません(風邪の症状のある人は布マスクで言い訳が出来なくなると思います)。またプロの検疫官でも感染するのに、世話している人で感染しない自信がある人はどれだけいるでしょうか?軽症者を隔離することは一定の合理性があって、軽症者を自宅療養に切り替えて検査を沢山しようでは寧ろ感染拡大の原因になりかねないような気がしている訳です。
ここで前言を翻すようですが、検査数が多いドイツでは軽症者は隔離されているようです(無症状者は自宅待機だとか)。そして致死率が日本より低いとか。多く検査しているなら当たり前とも言えますが、日本で事実上、検査されてない感染者が東京において増えて感染源になっている疑いが強くなっている以上、参考にならないとは言えず、専門者会議でも対応の変更には触れているはずです。
厚労省が心配しているのは恐らく病床の問題なのでしょう。ドイツ(29.2床)はアメリカ(34.7床)に次いで人口10万人あたりの集中治療用の病床が多いようですが、日本(7.3床)は医療崩壊したイタリア(12.5床)より少ないことを踏まえると、日本は欧米より遥かに少ない感染者数の段階で医療崩壊が起きることは確実のように思われ、これが厚労省の検査数を抑制する方針に繋がっていると思われます。何とも貧乏くさい話ですが、今それを言ったところで失った時間は戻らず、幸いにして感染者数は(検査数が少ないことを計算に入れても)少ないレベルで止まっています。つまり無症状者が感染源として多くの役割を果たしているケースでは無症状者を入院させなかったら、感染が拡大する可能性があり、日本で感染が拡大しなかったのは無症状者を入院させていたからという考え方も成り立ちます。しかし既に触れましたが、検査されていない無症状者を含む感染者が多くおり、感染が大都市で拡大傾向である以上、今までのやり方でいいのかといったところでしょう。医療崩壊を心配したところで、補足してない感染者が増えたらどうしようもありませんから、筆者は変更した方が良さそうだと思っていますが。
無症状者や軽症者は病院以外で隔離するという考え方もあるでしょう。ただし無症状者の数は多く対応しきれないかもしれませんし、そううつるものでもないなら自宅待機でも問題ないとも言えます。待機してくれるかどうかの心配はあって、それが決断が難しい要因でしょうし、対応施設・感染者が差別されるかもしれず(施設名は公表しなくても噂話になるでしょうし、施設に入っていることから感染者が割れる可能性もあります)、それも決断が難しい要因なのかもしれません。しかし未検査の感染者の問題を今までのやり方でクリアできるとも限りません。無症状者からの感染を心配し過ぎのような気もしますし、心配が必要だという結論なら、尚更検査する必要があると考えるのが当然です。
ここで死亡者について考えてみると、軽症から突然重症になって死に至るようです。ですから、(ドイツじゃありませんが)救命するには軽症の内から入院して欲しいところです。すなわち風邪の症状=新型コロナウイルスの検査の強いアナウンスで検査を拡大する可能性が考えられそうです(高齢者は既にそうなっていると思いますが、メッセージが混在しており、強いメッセージになっていません。医療体制の問題もあるでしょう)。軽症者はくしゃみや鼻水から大きな感染源になっていると考えられますし、新型コロナウイルスとして無症状(どちらがどうと区別がつくのか知りませんが)でも同じことです。これで問題は既に病床が大都市で足りていないことです。しかしそれは時間も問題ですし、体制を変更して、(補足している)感染を拡大させてでも、アンダーコントロールの状態にしていった方が広がりが抑えられるとも考えられます。また無症状からの感染の広がりを抑えること(自粛による感染拡大の抑止)は検査体制の拡充とは別に残すことも可能です。問題は①無症状の隔離を何が何でも維持する。②軽症の隔離のみ維持する。③重症以外自宅療養とする。・・・この3つの判断を行わないといけないことです。
無症状は無症状と分かっていれば、結構自分で感染拡大を防げるとは思うんですけどね。強い発声を避ける等やりようはありますし、若い世代に割合が多いとすれば、分かっていなければ(性的な)濃厚接触を避けることも不可能(一人一人なら爆発的な感染はなく対策の行き過ぎは禁物です。変な会はどうしようもありませんが)です。感染していて感染させるようなことをやったら、悪質なケースでは傷害罪の適用も考えられるような気もします(専門家でも感染してしまう感染症で簡単に傷害罪等を適用すべきではありません)。不随意に鼻水やくしゃみが出る(ウイルスが体外に出る)軽症者は隔離すべきかと思われ、個人的にはその線引きを重要視しています。無症状を解放すれば病床は空くのも重要かと思います。いずれにせよ、検査を拡大する方向性であれば、隔離施設と働き手を確保できるかという問題をクリア出来るかどうかで採るべき選択肢も変わってくるのでしょう。その辺は政府でなければ判断できないかもしれませんが。
軽症者は3密が揃っている条件下で空気感染を起こしクラスターを発生させ爆発的な感染の原因にもなっているような気がします。一人一人の感染で爆発的感染を引き起こすことは難しそうですから3密対策は重要なはずです。無症状でも同じ可能性はありますが、検査した方が外に出ない可能性が高いような気もします(分かってなければ外にも出るでしょう)。ただ無症状者を本気で検査するとスクリーニングに近くなり、陰性と判定された人が実は陽性の可能性も多々出てき、逆に事の本質が見失われるかもしれません。軽症者(風邪の症状)からドンドン探していくのが正解ではないかと思う訳です。
発声によるウイルスの対外放出がどの程度のものか分かりませんが、体育の授業でやる集団ランニングの掛け声で前の人にウイルスが付着したりするんだろうかと思いました。まぁ体育の授業で風邪をおして走る人もいないと思いますから、無症状者のケースでということになると思いますが(軽症者の方が同じことをしても無症状者に比べウイルス量が多く感染力があると思っていますが、これも証拠がある訳ではありません)。ライブハウスでも無症状の感染者が原因だったのか軽症者の感染者が原因だったのかが未だに引っ掛かってはいますが、いずれにせよ、無症状者は分かっていれば概ね自宅療養で問題ないのでは?というのが記事の趣旨です。
無症状者からの感染が無いと言っているのではありません。風邪の症状がなくても、咳やくしゃみをすれば、飛沫を通じてウイルスは拡散(飛沫感染/接触感染)するでしょう。しかし風邪の症状がなくて、咳やくしゃみをすることは通常ありません。今年は幸い花粉が少ないですが、花粉症ならくしゃみをします。ホコリでゴホゴホすることもあるかもしれません。ただ無症状者は軽症者より恐らくウイルスは少ないと思われ、感染力は比較して小さいはずです。無論数の問題はありますが。ここで注意したいのは、強い発声はもしかしたら咳やくしゃみに近いのではないかということです。つまりライブハウス等でシャウトしたら、無症状者からの感染も注意が必要なレベルになるかもしれません。ただ3条件は公表されているので、皆が注意すれば、避けられるレベルの話に止まるはずで、主たる感染源とまでは言えないと考えます。
これに対し軽症者は風邪の症状があります。ここが大きな問題と思われ、無症状者からの感染を警戒するあまり、軽症者に対する警戒が甘くなっているのではないかというのが筆者の見立てです。軽症者は咳やくしゃみをするはずです。これが曲者で正にウイルス満載の飛沫を吐き出している訳です。マスクをしてない人は論外にせよ(マスクを防護のためにつける意識の人が多過ぎて、(病原体に接するので完全武装すべき医療関係者を除き)感染源の人が本来つけるものだと忘れられているような気もします)(布マスクの配布はいいと思いますが、マスクで眼鏡だと曇るので下手すると事故で死にます)、マスクをしていても感染させてしまう時は感染させてしまうと考えられます。新型コロナウイルスは接触感染すると思われ、要は飛沫から直接ではなくても、飛沫が何か固形物につくと2~3日生き延びるとも言われ、この日本で何故か注目されていない接触感染が経路不明の感染の大きな割合を占めると思います。咳やくしゃみを目の前でされれば、記憶に残るでしょうが、咳やくしゃみではなくても唾液(よだれ)や鼻水にもウイルスは含まれている(唾液・鼻水・よだれは飛沫という理解でいいんでしょうか?ひとりでには飛びませんが(唾は飛ばす人がいますが)(くしゃみで飛びますが)。エアロゾルではなさそうで)訳で、ここから接触感染されると何時何処で感染したか分からないということになろうかと思います(鼻水から感染するなら北の方に拡大する傾向があるのも分かります)。ここで無症状も危ないと思う人もいるかもしれませんが、ゼロリスクはない訳で、筆者が言いたいのはそういうことではなく(手洗いでかなり感染は防げると言い、不安を煽っている訳でもありません)、軽症者が顕著に拡散しているのではないかということです。新型コロナウイルスには風邪症状がありますが、風邪において鼻水・くしゃみとはウイルスを体外に追い出す仕組みなのだそうです。感染の原因になる訳ですが、ウイルス拡散マシーンと化した軽症者を隔離してきたことが、中国に近い日本が感染の拡大を抑えてきた原因なのではないかと思いました。
医療崩壊の危険性を考慮して、検査を絞ってきた日本ですが、東京を中心とした大都市での感染拡大傾向が見られ、本当に今のままでいいのか疑問が出てきていると思います。しかし感染が拡大したのは中国から遠い欧米の方でした。接触感染を誘発しやすい習慣もあると思いますが(握手・ハグ)、日本の対策が劣っているのに日本の感染者数が少ないなんてことはありそうにありません。今までは検査してないからだと言われてきましたが、欧米での死者を含む増加ぶりで、日本での感染の広がりは抑えられているのは自明になってきています。一つには医療崩壊を防いでいることですが、もう一つ優れているのは軽症者を隔離してきたことではないかと思われる訳です。自宅療養も本当に注意して自宅療養すれば、ある程度感染の拡大は抑えられるのかもしれませんが、プロでも一つ間違えば感染してしまうものを、自宅療養でどの程度まで対策できるか疑問が無いと言えるでしょうか?さらに言えば感染者も生活せねばなりません。世話をしてくれる人がいればいいですが、そうでなければ買い出しにも行くでしょう。軽症者をウイルス拡散マシーンと定義すると、自宅療養の危険性は分かりやすいと思います。本当に自宅療養してくれるかどうかも分かりません。風邪をものともしない人は案外少なくないのですから(筆者の心証です)。マスクだって売ってなければしません(風邪の症状のある人は布マスクで言い訳が出来なくなると思います)。またプロの検疫官でも感染するのに、世話している人で感染しない自信がある人はどれだけいるでしょうか?軽症者を隔離することは一定の合理性があって、軽症者を自宅療養に切り替えて検査を沢山しようでは寧ろ感染拡大の原因になりかねないような気がしている訳です。
ここで前言を翻すようですが、検査数が多いドイツでは軽症者は隔離されているようです(無症状者は自宅待機だとか)。そして致死率が日本より低いとか。多く検査しているなら当たり前とも言えますが、日本で事実上、検査されてない感染者が東京において増えて感染源になっている疑いが強くなっている以上、参考にならないとは言えず、専門者会議でも対応の変更には触れているはずです。
厚労省が心配しているのは恐らく病床の問題なのでしょう。ドイツ(29.2床)はアメリカ(34.7床)に次いで人口10万人あたりの集中治療用の病床が多いようですが、日本(7.3床)は医療崩壊したイタリア(12.5床)より少ないことを踏まえると、日本は欧米より遥かに少ない感染者数の段階で医療崩壊が起きることは確実のように思われ、これが厚労省の検査数を抑制する方針に繋がっていると思われます。何とも貧乏くさい話ですが、今それを言ったところで失った時間は戻らず、幸いにして感染者数は(検査数が少ないことを計算に入れても)少ないレベルで止まっています。つまり無症状者が感染源として多くの役割を果たしているケースでは無症状者を入院させなかったら、感染が拡大する可能性があり、日本で感染が拡大しなかったのは無症状者を入院させていたからという考え方も成り立ちます。しかし既に触れましたが、検査されていない無症状者を含む感染者が多くおり、感染が大都市で拡大傾向である以上、今までのやり方でいいのかといったところでしょう。医療崩壊を心配したところで、補足してない感染者が増えたらどうしようもありませんから、筆者は変更した方が良さそうだと思っていますが。
無症状者や軽症者は病院以外で隔離するという考え方もあるでしょう。ただし無症状者の数は多く対応しきれないかもしれませんし、そううつるものでもないなら自宅待機でも問題ないとも言えます。待機してくれるかどうかの心配はあって、それが決断が難しい要因でしょうし、対応施設・感染者が差別されるかもしれず(施設名は公表しなくても噂話になるでしょうし、施設に入っていることから感染者が割れる可能性もあります)、それも決断が難しい要因なのかもしれません。しかし未検査の感染者の問題を今までのやり方でクリアできるとも限りません。無症状者からの感染を心配し過ぎのような気もしますし、心配が必要だという結論なら、尚更検査する必要があると考えるのが当然です。
ここで死亡者について考えてみると、軽症から突然重症になって死に至るようです。ですから、(ドイツじゃありませんが)救命するには軽症の内から入院して欲しいところです。すなわち風邪の症状=新型コロナウイルスの検査の強いアナウンスで検査を拡大する可能性が考えられそうです(高齢者は既にそうなっていると思いますが、メッセージが混在しており、強いメッセージになっていません。医療体制の問題もあるでしょう)。軽症者はくしゃみや鼻水から大きな感染源になっていると考えられますし、新型コロナウイルスとして無症状(どちらがどうと区別がつくのか知りませんが)でも同じことです。これで問題は既に病床が大都市で足りていないことです。しかしそれは時間も問題ですし、体制を変更して、(補足している)感染を拡大させてでも、アンダーコントロールの状態にしていった方が広がりが抑えられるとも考えられます。また無症状からの感染の広がりを抑えること(自粛による感染拡大の抑止)は検査体制の拡充とは別に残すことも可能です。問題は①無症状の隔離を何が何でも維持する。②軽症の隔離のみ維持する。③重症以外自宅療養とする。・・・この3つの判断を行わないといけないことです。
無症状は無症状と分かっていれば、結構自分で感染拡大を防げるとは思うんですけどね。強い発声を避ける等やりようはありますし、若い世代に割合が多いとすれば、分かっていなければ(性的な)濃厚接触を避けることも不可能(一人一人なら爆発的な感染はなく対策の行き過ぎは禁物です。変な会はどうしようもありませんが)です。感染していて感染させるようなことをやったら、悪質なケースでは傷害罪の適用も考えられるような気もします(専門家でも感染してしまう感染症で簡単に傷害罪等を適用すべきではありません)。不随意に鼻水やくしゃみが出る(ウイルスが体外に出る)軽症者は隔離すべきかと思われ、個人的にはその線引きを重要視しています。無症状を解放すれば病床は空くのも重要かと思います。いずれにせよ、検査を拡大する方向性であれば、隔離施設と働き手を確保できるかという問題をクリア出来るかどうかで採るべき選択肢も変わってくるのでしょう。その辺は政府でなければ判断できないかもしれませんが。
軽症者は3密が揃っている条件下で空気感染を起こしクラスターを発生させ爆発的な感染の原因にもなっているような気がします。一人一人の感染で爆発的感染を引き起こすことは難しそうですから3密対策は重要なはずです。無症状でも同じ可能性はありますが、検査した方が外に出ない可能性が高いような気もします(分かってなければ外にも出るでしょう)。ただ無症状者を本気で検査するとスクリーニングに近くなり、陰性と判定された人が実は陽性の可能性も多々出てき、逆に事の本質が見失われるかもしれません。軽症者(風邪の症状)からドンドン探していくのが正解ではないかと思う訳です。
発声によるウイルスの対外放出がどの程度のものか分かりませんが、体育の授業でやる集団ランニングの掛け声で前の人にウイルスが付着したりするんだろうかと思いました。まぁ体育の授業で風邪をおして走る人もいないと思いますから、無症状者のケースでということになると思いますが(軽症者の方が同じことをしても無症状者に比べウイルス量が多く感染力があると思っていますが、これも証拠がある訳ではありません)。ライブハウスでも無症状の感染者が原因だったのか軽症者の感染者が原因だったのかが未だに引っ掛かってはいますが、いずれにせよ、無症状者は分かっていれば概ね自宅療養で問題ないのでは?というのが記事の趣旨です。