【更新】独バイオンテック、中国製薬大手とワクチン合弁会社設立。外資初の進出、年間最大10億回分を生産へ(BUSINESS INSIDER JAPAN 川村 力 [専門編集委員]May. 10, 2021, 04:00 PM NEWS)
>「バイオンテックは1億ドル相当のmRNAワクチン製造技術とノウハウをライセンス供与する」
中国製薬大手、ビオンテックとワクチン製造合弁会社を設立へ(ADPB 2021年5月10日 22:02)
>中国医薬品大手の上海復星医薬集団(Shanghai Fosun Pharmaceutical Group)は9日、子会社がドイツ製薬ベンチャーのビオンテック(BioNTech)と合弁会社を設立し、新型コロナウイルスワクチンを製造することで合意したと明らかにした。
ドイツ、最悪じゃないですかね。ワクチンが軍事技術と関わるとすれば、情報漏洩も甚だしいと思います。ヨーロッパが中国に軍事技術を売ろうとしたパターンはこれまでにもあったと思いますが、最新鋭の技術を売る行為はちょっと記憶にありません。ワクチンで攻撃することは出来ず、軍事技術そのものではありませんが、応用は利かせられるものですし、ワクチン外交に使われることは間違いありません。あの悪名名高い人権侵害国家のイメージアップに合弁会社のワクチンはさぞかし貢献するでしょう。
中国のコピー技術を舐めてはいけないと思います。これまで例えば新幹線技術が盗まれ、自作の技術とされ、輸出までされました。ただでさえ、中国は「世界の工場」として急速に発展してきました。最新鋭の技術がその都度、中国に吸収されれば、中国経済の規模感から、急速な成長は止まらず、アメリカ越えの覇権国家になる可能性が高いように思えます。mRNAワクチンというゲームチェンジャーが中国の手に早速落ちるとは、今度の合弁会社は中国のやり口の新たな象徴になりそうです。西側先進国の技術を買っては肥え太る中国のやり口・・・。中国からは資金の引き上げも出来ないと言い、公平な競争条件がないと言われます。ビオンテックはその辺の交渉をキチンとしたでしょうか?ただ単に市場の大きさに釣られただけではないでしょうか。
これだったらトランプ政権の方がマシだったかもしれません。同盟国重視のバイデン政権でドイツを止めることが出来るでしょうか。同盟国重視と言えば、同盟国にとっていい感じもありますが、「裏切って」いい訳ではありません。楽天にもアメリカは舐められた感がありますが、アメリカは自由主義国のリーダーとして、中国の覇権主義に対抗していく必要があると筆者は思います。ワクチンが軍事技術なら、合弁にストップをかける術はあるようには思いますが。
ワープスピード作戦をファイザーが断ったのが美談のようになっていますが、国からの資金提供を受けていれば勝手なことは出来なかったと考えることも出来ます。今回、合弁会社を設立するのはファイザーではなく、ビオンテックですが、アメリカの援助を断り、中国との合弁を選ぶなど、どう正当化するのか分からない失策だと思います。
カナダ、中国カンシノとのコロナワクチン提携打ち切り(Newsweek 2020年08月27日(木)05時37分)
中国の今の失敗はワクチン技術の低さにあると思います(日本よりはマシかもしれませんが)。それをいきなり最新鋭とは。また一つ大きくなった中国と戦わなければいけないのでしょうか。中国にmRNAワクチンを渡すなと言っているのではありません。売るのはいいが、造らせるのは不味いと言っているのです。どれだけ多くの企業が中国市場の罠に嵌まったことか。
日本は国産ワクチンに拘っていますが、ビオンテックとの合同等、可能性を探ったでしょうか 日本なら良くて中国はダメみたいですが、それが安全保障の考え方でもあると思います。
コロナワクチン特許権放棄、米政権は中ロへの技術流出を警戒(ロイター 2021年5月10日2:04 午後)
思えば、バイデン政権はビオンテックのこの動きを知っていたのかもしれませんね。特許権放棄と言えば、お花畑みたいですが、アメリカという国は中露への技術流出を当然警戒しているはずです。
>「バイオンテックは1億ドル相当のmRNAワクチン製造技術とノウハウをライセンス供与する」
中国製薬大手、ビオンテックとワクチン製造合弁会社を設立へ(ADPB 2021年5月10日 22:02)
>中国医薬品大手の上海復星医薬集団(Shanghai Fosun Pharmaceutical Group)は9日、子会社がドイツ製薬ベンチャーのビオンテック(BioNTech)と合弁会社を設立し、新型コロナウイルスワクチンを製造することで合意したと明らかにした。
ドイツ、最悪じゃないですかね。ワクチンが軍事技術と関わるとすれば、情報漏洩も甚だしいと思います。ヨーロッパが中国に軍事技術を売ろうとしたパターンはこれまでにもあったと思いますが、最新鋭の技術を売る行為はちょっと記憶にありません。ワクチンで攻撃することは出来ず、軍事技術そのものではありませんが、応用は利かせられるものですし、ワクチン外交に使われることは間違いありません。あの悪名名高い人権侵害国家のイメージアップに合弁会社のワクチンはさぞかし貢献するでしょう。
中国のコピー技術を舐めてはいけないと思います。これまで例えば新幹線技術が盗まれ、自作の技術とされ、輸出までされました。ただでさえ、中国は「世界の工場」として急速に発展してきました。最新鋭の技術がその都度、中国に吸収されれば、中国経済の規模感から、急速な成長は止まらず、アメリカ越えの覇権国家になる可能性が高いように思えます。mRNAワクチンというゲームチェンジャーが中国の手に早速落ちるとは、今度の合弁会社は中国のやり口の新たな象徴になりそうです。西側先進国の技術を買っては肥え太る中国のやり口・・・。中国からは資金の引き上げも出来ないと言い、公平な競争条件がないと言われます。ビオンテックはその辺の交渉をキチンとしたでしょうか?ただ単に市場の大きさに釣られただけではないでしょうか。
これだったらトランプ政権の方がマシだったかもしれません。同盟国重視のバイデン政権でドイツを止めることが出来るでしょうか。同盟国重視と言えば、同盟国にとっていい感じもありますが、「裏切って」いい訳ではありません。楽天にもアメリカは舐められた感がありますが、アメリカは自由主義国のリーダーとして、中国の覇権主義に対抗していく必要があると筆者は思います。ワクチンが軍事技術なら、合弁にストップをかける術はあるようには思いますが。
ワープスピード作戦をファイザーが断ったのが美談のようになっていますが、国からの資金提供を受けていれば勝手なことは出来なかったと考えることも出来ます。今回、合弁会社を設立するのはファイザーではなく、ビオンテックですが、アメリカの援助を断り、中国との合弁を選ぶなど、どう正当化するのか分からない失策だと思います。
カナダ、中国カンシノとのコロナワクチン提携打ち切り(Newsweek 2020年08月27日(木)05時37分)
中国の今の失敗はワクチン技術の低さにあると思います(日本よりはマシかもしれませんが)。それをいきなり最新鋭とは。また一つ大きくなった中国と戦わなければいけないのでしょうか。中国にmRNAワクチンを渡すなと言っているのではありません。売るのはいいが、造らせるのは不味いと言っているのです。どれだけ多くの企業が中国市場の罠に嵌まったことか。
日本は国産ワクチンに拘っていますが、ビオンテックとの合同等、可能性を探ったでしょうか 日本なら良くて中国はダメみたいですが、それが安全保障の考え方でもあると思います。
コロナワクチン特許権放棄、米政権は中ロへの技術流出を警戒(ロイター 2021年5月10日2:04 午後)
思えば、バイデン政権はビオンテックのこの動きを知っていたのかもしれませんね。特許権放棄と言えば、お花畑みたいですが、アメリカという国は中露への技術流出を当然警戒しているはずです。