日曜邦画劇場で「ハルフウエイ」を観ました。
監督は北川悦吏子、プロデュースが岩井俊二、音楽小林武史です。
小樽を舞台にヒロ(北乃きい)とシュウ(岡田将生)の高校生カップルの日常を
描きました。
早稲田に行きたいが、地元の大学に進むヒロに反対され断念するシュウ。
最初、強行に東京行きを止めたけれど、罪悪感から再び早稲田行きを促すヒロ。
ハルフウエイとはヒロがシュウに出した英単語のhalfway(途中)の間違った発音のこと。
「地元に残って小さくまとまるより、東京に出て様々勉強して立派な人間として帰ってくるほうがいい。
これから長い人生をふたりで添い遂げるつもりならそれを見守るのも大事なこと。」と大沢
たかお演じる書道の先生に言われ、人間として一歩成長したヒロ。
高校卒業を前にして揺れる乙女心を見事に表現できている映画でした。