僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

サンマ不漁から投石がヒット

2010-08-17 17:50:49 | 読書
今年は、エルニーニョが原因で海水温があがり、秋刀魚が不漁で、例年の10分の1しか漁獲量がないそうです。しかも脂がのっておらず価格も1尾400円もするそうです。

けれど10月から三陸産の秋刀魚がでまわってくるので、安心されたし。


サンマといえば、明石家さんまが小学生のとき、木の上のムササビめがけて投げた石がたまたま命中して木から落下したそうです。確か剥製にして飾ったとか飾らなかったとか。

石が命中したといえば、志賀直哉の『城の崎にて』の中で、小川の石の上にイモリがいたので、主人公が驚かそうと投げた石が、そのイモリにあたって死んでしまうという記述があります。

また、森鴎外の『雁』で、岡田が、不忍池に10羽ばかりいた雁を目掛けて石を投げたら、ひゅうという響きをさせて飛んで一羽の雁に中ったとあり、一羽の雁が擡(もた)げていた頸(くび)をぐたりと垂れたというくだりがあります。(良い子の皆さんは真似をしてはいけません!罪になります。)

高校野球も白熱を帯びてきましたが、私のコントロールは、まぁ駄目です。