木春菊の雑記帳

2005年6月開設の徒然日記。その時みたマーガレット(木春菊)が名前の由来です。

神になった白兎

2023-12-17 22:49:02 | ドラマ
「どうする家康」終了
病なプリンスを経て貫禄ある大御所に至るまで
見事なほどの家康でした。

さて今回自分が注目したのは4つ。
まずは戦国の亡霊との対峙
「真田丸」を彷彿とさせた場面。
その時ほど長くありませんでしたが
迫力の名場面でした。
乱世を終わらせたい家康も
乱世を終わらせまいとする信繁も
望むは家康の死というのが面白い描写でした

次は茶々の最期
まるで豊臣のドラマと見間違えるほどの長い尺
茶々のいう「つまらぬ国」が
今は日本の誇りです。

次は最後の海老すくい
冒頭で阿茶局が尋ねた鯉の話。
それが家康の追憶として紹介されます。
これは必要なのかと思いきや
家康と家臣団の絆を象徴する出来事であり
この場面は納得。
海老すくいの向こうに平和となった
今の東京の姿を映すのが素晴らしき演出です

最後は北条義時の伝言
正しくは小栗旬さん扮する南光坊天海の一言ですが
「吾妻鏡」を手に頼朝公の話をする姿は
まるで北条義時。
しかもこの場面に「源氏物語」も登場させており
大河ドラマファンにとっては嬉しい限り。

来年の大河ドラマは紫式部が主人公。
武力衝突はありませんが
政争という名の戦や
女性のプライドのぶつかり合いが見られそうです。

勿論見ます
コメント
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