近い将来人口減少で自治体そのものが消滅してしまうというショッキングなニュースが昨年ありました。
それに関連する内容で、日本の空家率は13.5%で四国は16%を超えています。
2013年の日本全国の空家は820万戸もあります。
とある総合研究所の試算では、2035年の空家率は何と!32%と3軒に1軒が空家になるとのことで、1000万戸をはるかに超えてしまいます。
このような状況下でも田畑をつぶして新築住宅は建ち続けています。
日本の産業の構造的な問題があると思いますがそろそろ手を打たないと街そのものがゴーストタウンになってしまいます。
誰も住んでいない古いマンションや1戸建ての団地。
当然のごとく買い物客が居ないので全てシャッターに閉ざされた商店街。
今朝、リサーチ会社の情報誌に目を通すと、商店街組合が倒産と載ってます。
そろそろ少子化で街そのものがどうなってしまうのか真剣に捉え何か策を打つべきだと思うのは私だけではないでしょう。
ただ、誰も住んでいないマンションや団地や商店街などをその自治体がそれなりに手を加えて保存していれば映画の撮影現場としての活路や街ごと大学や何らかの実験の場としては有効に使えると思います。