三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

農家のポンプ制御から索道用マイクロ無線制御システム

2010-01-29 16:46:46 | Weblog
今日も仕事の話です。
知人の電気工事屋から、農家でポンプを遠隔でON・OFFの制御がしたいので何か良い方法はないかと相談がありました。
その農家の方は、農作業をしながらポンプを制御したいので、有線ではダメだということで無線を活用した方法を考案しました。
特小無線という送信出力が小さく電波申請など必要の無い無線機を活用したシステムです。
当社は、このような無線を活用した遠隔制御は得意としています。

もう10年以上前のことですが、山頂に電力の送電線用の鉄塔を作る際に、地上→中継所→山頂まで機材を仮設のモノレールのような物で運搬しています。
運搬の際、地上や中継所や山頂からモノレールを制御するのですが従来は有線で行っていました。
この有線を地上から山頂へ道が無いような場所を駈けずり登って布設していたのですがそれを何とか無線で出来ないかとの依頼があり、マイクロ無線で当社が「索道用マイクロ無線制御システム」を作りました。
従来の有線の制御機器は大きな制御盤にシーケンサーで制御していましてそのシステムだけでかなり大きかったのですが、それも電子回路を設計し1枚の基板で全て制御できるようにあらたに組みなおしました。
当時お客様には非常に喜ばれ、これは他社でも売れると意気込んでいたのですが、10年以上前の当時でも既に電力の鉄塔などのインフラ整備は終焉を迎えておりそれ以降の商談はありませんでした。
このような超ニッチなシステムもカスタマイズさせていただきます。
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倫理とは?

2010-01-28 14:52:55 | Weblog
昨夜は倫理法人会にJCの先輩の誘いでオブザーバー出席してきました。
講演では、回転すしチェーン店の社長と倫理研究所の方が講演していただきました。

回転すしチェーン店の社長は、「売上は上げるのではなく、上がるのである。」
と、考えられて実際に実践しています。
インフレ時は作れば売れるが、デフレ時はお客様第一主義に徹しないといけない。
物が売れるために働く要素として、1営業力40%、2商品力25%、3価格力19%、その他(チャンネル力・ブランド力・広告宣伝力)16%であるから一番営業力を上げなければならない。
営業力とは、
①接客サービスの質や提供スピード(営業時間内)
②店舗の清潔さや居心地のよさ(営業時間外)
③配慮の行き届いた店舗施設
この3つが上げられるがサービスとは、正確さとホスピタリティが必要である。
ホスピタリティ(おもてなしの心)を実践するためには、CS(顧客満足度)のためにはES(スタッフ満足度)が先行する。
ES(スタッフ満足)とは待遇の改善と幸福の共有が必要である。
店舗の清潔さや居心地の良さについては、6S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ、作法)を身につけ習慣付ける必要がある。
習慣つけるには、
心を変える、行動を変える→3年すると人格が変わる→人が集まる→運命(立命)が変わる

ざっとこんな感じの講演でした。

倫理研究所の方の講演では、確かな倫理観を持っているこのような不況でも企業は勢い良く伸びるとの話から、どういう状況でも感謝する心を持つことが大事だそうです。

私自身も自分を磨かないと当社は伸びないと思い立ち、本などを読んでちょっとだけ勉強しています。
何もかも、人が何とかしてくれるとか人のせいにするのではなく、自らの行動が大事だと思っております。
最近自民党の大会で前楽天監督の野村氏の講演で、「負けに不思議な負けなし」と言われていたそうです。
毎日の積み重ねや習慣が大事ですね。

ちなみに倫理とは、人として守るべき「みち」や規範。正しい生き方を示すくらしみち。
①人として守るべき世の中の規範としてのみち。
例「人に迷惑をかけてはいけない」(慣習倫理)
②自分も他者もともによりよく生きるために踏み行うみち。
例「情けは人のためにならず」(対人倫理)
③自己を高め陶治するためのみち。
例「人格を磨く」「修養」「型による稽古」(個人倫理)
とのことです。

今日は午前中二日酔いでしたが、かなり真面目な日記を書きました。


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今日も無線の話題です。

2010-01-27 15:12:37 | Weblog
今日も無線の話題です。
一般に民間で使われる無線機には、特定省電力無線機(通称:インカム)、簡易無線(通称:CR)、業務用無線機(通称:SR)があります。
・特定省電力無線機とは、10ミリワット以下の送信出力しかなく屋内やイベント等で話す相手が比較的近距離の場合良く活用されています。
送信出力が小さいため、屋内でも1Fと3Fとで通信などの場合は使えないこともありますが、電波申請もないため5年に一度の再免許申請もありませんし低価格です。
・簡易無線機とは、送信出力が1ワットから5ワットもあるため見通し(電波の障害物がない場合)であれば1Km以上も離れた場所からの通話が可能です。
ただし、周波数が他の無線機と共通のため混信する可能性があります。
このような場合は、チャンネル切り替えにより混信を防ぐことができます。
・業務用無線機とは、その名の通り主にタクシーなど専用周波数を割り当てられ業務で活用する無線機です。
専用周波数のため混信がありません。
ただし、専用周波数を使用するため業務計画や無線従事者が必要など様々な諸用件を満たさないと使用することが出来ません。
と、このように用途別に分かれています。

近年、簡易無線機とタクシー用の業務用無線機はデジタル化されました。
携帯電話もデジタルになってますのでご存知だと思いますが、電波の受信が悪い場所になるにつれラジオだと雑音が入りだんだん聞こえなくなります。
デジタルは受信感度が一定のラインまで落ちてしまうとそれまでクリアな音から突然全く聞こえなくなります。
これが、アナログとデジタルの大きな差です。
まだこのデジタル簡易無線機が発売されるまえに、無線業界の会でデモを実施して従来のアナログ簡易無線と通信の聞き比べをしました。
実験では、建物の地上2Fと地下1Fとの間の通信でアナログの場合は雑音が多く聞き取りにくかったのですが、デジタルの場合クリアな音でビックリしました。

今日はなぜ無線機の話かと申しますと、当社のホームページを見ていただいて無線機の商談を今年になって早くも2件頂いています。
ありがとうございます。
だから、ちょっと詳しく書きました。

当社はとにかく無線機の取り付け工事や保守メンテが創業の原点ですし40年以上四国地区でお世話になっています。
最初は、水防無線(現在の防災行政無線)やタクシー無線からスタートしました。
それから、国のマイクロ無線、衛星通信、列車無線など無線という無線はほぼ全て扱っております。

無線でお困りの際は何なりと弊社までご連絡下さい。
http://www.sandenkeiso.co.jp



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外部突起衝突規制

2010-01-26 08:26:39 | Weblog
当社は長年タクシー無線の販売から施工保守メンテを行っていますが、国交省ではタクシー社名屋上灯(通称:あんどん)や無線のアンテナなど外部突起物に対し、人と衝突や接触した際の人体の負傷を和らげることを目的に外部衝突規制が昨年1月より施行されました。
タクシーのあんどんなど準備が整っていないことから、適用猶予期限が2017年3月に設定されるとのことです。
従来のあんどんは、磁石で固定されており、この規制の期限までにデザインや取り付け方法がどう替わるのか?また、アンテナも棒状のものが主流ですからどう替わるのか興味があります。
しかし、この規制によりタクシー業界全体が不況にも関わらず、デジタル無線に代えなければならないし、料金メーターもデジタル化しなければならないし、あんどんまで替えなければならないと、費用負担が大変です。
この中で、費用負担が一番高いが業務効率を上げる事が出来るデジタル無線については、業務効率が上がることからCO2も減りますので是非補助などの優遇処置を国交省や無線の管轄である総務省が前向きに検討していただきたいと思います。
以前にもこの日記に書いたと思いますが、タクシー無線などの陸上移動無線の高度化の歴史イコールタクシー無線の進化の歴史であったため、タクシー会社は惜しみも無い無線の高度化に対する費用負担をしてきましたし、陸上移動無線の高度化を支えていました。
昭和30年代にクラウンが100万円の時代に無線機が何と!80万円ほどもしたそうです。それだけタクシー会社は儲かっていたことになりますが・・・・
当時の無線機は、無線機の回路が真空管を使っており非常に大きく、無線機の本体はトランクへ内蔵されて、操作部だけ室内に搭載していました。
それから、技術革新によりトランジスタからICへと進化するにつれ無線機の低価格化とコンパクト化が進みました。
昭和60年代頃から、半自動AVMが登場し、車輌の位置情報をボタンを押すことによって配車センターに知らすシステムやサインポスト方式や今ではGPSで自動に位置情報を知らせるシステムに進化しました。
これをタクシー業界上げて導入していただいた結果これだけ陸上移動無線が進化できましたので不況の今は、公共交通という役割もありますし、料金は国が決めることに戻ったこともあり何とか国が支援していただければと思っております。

当社の松山営業所には大昔の水防無線(今の防災行政無線)を飾ってあります。
当時の無線機はかなり大きく、送信部と受信部が分かれていましたが今や携帯電話が非常にコンパクトで様々な機能が掲載されています。
私が生まれるちょっと前から今までの進化は思いもよらぬ凄い進化だと思います。

私の脳みそは相変わらずですが・・・
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広島へ行って来ました。

2010-01-25 17:51:46 | Weblog
今日は広島へ日帰りで行って来ました。
M電機中国支社のM課長にお会いしました。
相変わらずの紳士な方で、私もそのようになりたいけど無理だと思いました。
MCAS中四国へもご挨拶に伺いまして情報交換し、中国MRCへはセンター長へ挨拶してきました。
今日のお土産はいつもの鳴門金時のお菓子です。
私の名前と同じなるとですからいつも活用しています。

何もない日記でした。
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今日はジャズの日

2010-01-22 08:52:13 | Weblog
今日は完璧な二日酔いです。
酒臭い匂いでご迷惑をおかけしています。

引退までにあと何回あることやら・・・・

今日は脳みそがアルコールで浸かっている為、頭がまわりません。
よって、日記のネタが出てきません。
そこで、今日は何の日と検索してみると、今日はジャズの日だそうです。
東京都内の老舗ジャズクラブ「バードランド」「サテンドール」「オールオブミークラブ」のオーナーらによる「JAZZ DAY実行委員会」が2001(平成13)年から実施。
JAZZの「JA」がJanuary(1月)の先頭2文字であり、「ZZ」が「22」に似ていることから。
ジャズのファン層の裾野を広げる為に、ライブコンサート等さまなざまPR活動が行われる。
とのことです。

私も音楽が好きで、ジャズも一時聴いてました。
特にバドパウエルの「クレオパトラの夢」という曲が好きで、この曲の面白いのは、いい音が出るステレオで聴くと良く分かるのですが、バドパウエルが叫びながらピアノを演奏しているのでその声もきこえます。
気持ちも何もかも演奏に没頭していたのでしょう。

気持ちも何もかも社業に没頭?出来ればと二日酔いの脳みそで思いました。

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のんびり気分

2010-01-21 16:26:33 | Weblog
連日日航問題が取り立たされています。
赤字路線の撤退問題で地方空港の危機が到来しようとしています。
最近でも南紀白浜空港の例がニュースでありました。
赤字路線の撤退で観光の街は大変なことになると心配しています。
また、東北地方の空港では、東北新幹線が開通するため新幹線の利用も促進したいが、空港の便数が減ってしまうのも困るので、行きは飛行機、帰りは新幹線という案も考えられるとちょっと変ですが何としても交通インフラを残そうと懸命に策を考えています。
利益誘導策で全国に作りまくった空港や鉄道や高速道路が大きく転換期を迎えているように思えます。
そこで、考えを変えてみてはどうかと思います。
たとえば、東京からあっという間に飛行機で南紀白浜へ行くよりも、旅を楽しむ意味でも新幹線や在来線を乗り継ぎ、時間はかかりますが駅弁を食べつつ外の景色を眺めながら南紀白浜での楽しいひと時を膨らます時間的余裕があっても良いのではないかと思います。
それには、南紀白浜だけのPRではなく移動での旅の楽しみを広域的にPRできれば飛行機がなくなっても問題ないと思うのですがいかがでしょうか?
交通インフラが充実し過ぎて本来のたびの楽しみが半減しているような気がするのは私だけではないでしょう。
10年以上前に高松から東京に新幹線で移動中に当時あった食堂車で食事をしました。
そうすると、前の席の方は、東京の方なのか?お洒落な関東弁(標準語)を喋っていました。私は当時、カッコつけやがって!と田舎ものの私は田舎者丸出しで思ったこともありました。
東京駅に近づくにつれ、ビルだらけで圧倒された思いでもあります。
何気ないことですが、このような事もありました。

早く移動できる事も良い事ではありますが、今の時代はのんびり気分も必要ではないでしょうか?

しかし、仕事ではそうも言ってられません。
特にもともとのん気な性格の私ですから仕事はSpeed重視です。
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小松島

2010-01-20 16:16:05 | Weblog
昨日は徳島県小松島市に行ってきました。
1件は夏祭りで行われる花火大会の花火の製造実演の会社でもう1件はお寺です。
共にJCメンバーでJCの縁で付き合いが続いています。
花火は今は夏の花火大会に備えて作っているとのこと。
伝統芸能のようで、このような伝統的な技法を後世に伝えていただきたいと思いました。
また、仕事上の羨ましい事も聞きました。

お寺では、騒動になっている事がありまして、各お寺に税務署が一斉に監査に入っているとのこと。
お寺は基本的に宗教法人なので、法人税はありませんが住職の所得税は支払っています。
ですから、お寺の経費と個人の経費がしっかり分離されているかどうかを確認するために調べられているそうです。
監査っていう言葉だけでも嫌いですが、税金で様々な行政サービスを行っていますしそれを受けていますので、穏便な監査をお願いしたいものです。
税務署の方は我々にとって嫌われる商売ではございますが、心のこもった愛のある監査をしたら不平不満がだいぶ違うと思いますのでその辺りを実践していただきたいと思います。
ちなみに当社は、数年前に監査を受けましたが真面目にしておりますので、問題となったのは解釈の違いだけでした。

今日は電気設備工事会社の社長とお話しましたが、LEDが伸びているそうです。
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やる気をあたえ続けて下さい。

2010-01-18 14:44:26 | Weblog
休日に八栗寺へ行きました。
八栗寺は四国八十八ヵ所でもあり商売祈願の寺でもあります。
お世話になっている社長がしょっちゅう行っていることも聞いていましたので昨年に引き続き参拝してきました。
このような時の願掛けは、「やる気をあたえ続けて下さい。」とお願いします。
これで今年もバッチリです。

さて、民主党O幹事長側近が次々と逮捕され今日の国会はいきなり荒れ模様だと思います。
せっかく、各国が緊急支援を打ち出し持ち直しを見せている段階で国の舵取りを行う国会が荒れ模様ではいったい日本はどうなるのか心配だと思われる方は多いと思います。
マスコミや野党も政局に追い込むような報道や国会での答弁も必要かもしれませんが日本が希望に満ちた行く末を引き出せるような報道や答弁もお願いしたいと思っております。

ところで、1月も早くも18日です。
昔から、1月は「いぬ」、2月は「にげる」、3月は「さる」という具合に年度末は慌しいようで一気に終わってしまいます。
何してたんだと思わないように、西川きよしではありませんが、「小さなことからコツコツと」が大事ですね!
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学ぶ

2010-01-15 10:37:42 | Weblog
この日記でも以前ちょっとだけ書きましたが、利益第二主義「過疎地の巨大スーパーAZの成功哲学」という本を読みました。
利益第二主義という見出しから凄いのですが、九州の人口2万7千人の過疎の町に1997年に日本初の24時間営業で売場面積1万1650㎡、商品点数23万点、駐車場1500台、敷地面積は東京ドーム3.6個分と巨大な総合スーパーを建設しこのご時勢に右肩上がりの業績を上げています。
面白いのは、効率を無視した品揃え、つねにローコストのため集客チラシは年数回だけ、従業員マニュアルはなし、社員教育なしと常識はずれ経営なのに大きく伸びています。
なぜこうなったのか様々な視点から書いていて非常に面白くユニクロの全く逆の発想だなと思いました。
最後に、学ぶ大事さを伝えています。
人は教わらず、学ばずして、何一つ考えるようになりません。子供のときは親から、学校では先生から、就職すれば先輩からというように、教わり学んだ後初めて自分の考えが生まれるものです。
学ぶという心がけがあれば、宇宙の万物みな先生となります。物言わぬ木や石、天候など自然現象など一つとして師ならざるものはありません。全てが先生です。
ですから従業員には、「どんな人からも謙虚に素直に学ぶよう心がけて下さい。そして、仕事に生かすことが出来るように、発想力や応用力を養って下さい。」と話しています。学ぶ心の旺盛な人ほど新しい考えを作り出し、独創性を発揮できる人といっても過言ではありません。
と書いてあります。
また、小売業は営利企業ではありますが、そこからもう一歩踏み込んで、地域の皆さんの生活に何か寄与するという発想を持てば、結果として利益はかえって来るとおもいます。
それは、小売業に限らずさまざまな業界や業種に共通する、あるいは日本社会にとって欠かせない視点ではないでしょうか。
と地域社会の生活者に寄与するという発想で締めくくっています。

当社も、無線通信・セキュリティー・太陽光発電でこの四国という地域社会で少しでも貢献し生活者に寄与することが出来れば自ずと伸びていけると思います。
学ぶって大事ですね!
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