新聞記事に、欧州連合は水素戦略を公表し、燃焼しても温暖化ガスを排出しない水素を脱炭素計画の中心に据え、運輸や産業でも排出ゼロを目指し景気浮揚にもつなげるとのこと。
日本での水素は、以前トヨタが水素カーを発売したり国の水素活用の補助もあったりと一時期ちょっとだけ機運が高まった時がありました。
その頃欧州では、再エネの柱が太陽光発電と風力発電で電気自動車も登場し蓄電池の性能も高まってきたため個人的には水素は無理ではないかと思っていました。
ところが欧州では、再エネ普及は排出のない電力を通じ家庭やオフィスの脱炭素には貢献しているが、大型の飛行機や船舶、トラックの電化は難しく鉄鋼やセメントなどの産業でも現状は石炭を活用しているので水素を活用すればこうした課題を解決できると期待されています。
水素は一部実用化されており、2050年には世界のエネルギー需要の24%を水素が賄うとの分析もあります。
日本はFIT終焉後の再エネ含めた脱炭素社会を実現させる意欲が乏しいように思え、このままでは世界から取り残されてしまうと思っているのは私だけではないと思っております。
ところで、6月後半から雨ばかりでその恩恵は、自宅の家庭菜園のサツマイモの苗が急成長し土が見えないくらい茎や葉が一気に成長しています。
雨が降らず水道水をかけてもそこまで伸びません。
しかし、それに負けないくらい雑草も成長しており、雨ばかりで雑草を抜く事も出来ていません。
植物にとってそれこそ恵みの雨と思えます。
しかしながら、台風でもないのに豪雨災害が続いており、海の水温が上がってきているため気象条件が合致すれば上昇気流となって雨雲を作り続けるのが影響のようです。
早く恵みの雨程度に落ち着いてほしいと願っております。