ラヴリーを探して・・・

ラヴリー:美しい、素晴らしい などの意

いかに楽(ラク)して楽しく遊ぶか。それが私のテーマ。

十割蕎麦なのにィ!?

2007-05-11 | 
GW後半の5月3日。
天気も良かったので、今シーズン初バイク。(モーターサイクルではありません)

友人も含め計3人で、のんびりあてもなくフラフラとしていた。

お昼前。お腹もペコペコだったので、蕎麦でも食べようかということで、長野県青木村にある、前々からずーっと気になっていた蕎麦屋に行ってみることにした。

「さかい」
上田市からR143で青木村に向かい、青木村に入ったすぐあたりに左手にある。
スーパーナカムラの手前。
民家にくっついて店があるので、見過ごしてしまいがちだが、ちゃんと「そば」の幟は立っている。
営業時間等は不明。駐車場も無いに等しい。

どこから入ればいいのかわからなく、家の玄関の前でオロオロしていると、その家の住人(多分、息子?)が店の主人を呼んでくれた。
ご主人に案内され、どんどん奥(右手)に進んでいくと、ちゃんと店の入り口があった。
これはかなりわがりづらい。

しかし、中はとても良い雰囲気だった。



いろりもあったが、蕎麦は食べにくそうなので、テーブル(座卓?)席に座った。
ご主人も、奥さんも、とても気さくな感じの良い方で、親戚の家に遊びに行ったような感じがした。

車ではなかったので、まずはビールで乾杯。

おつまににと、いろんなものが出てくる。

珍しいものでは、コレ ↓


蕎麦の実だ。何も加工されていない、そんまんま蕎麦の実。
これをつまんで、ぽりぽりと食べるだけ。
ここの蕎麦は、八ヶ岳産の蕎麦を使用しているそうだ。

言われるままに、それを食べてみた。

純粋に、蕎麦の味がする。
「あ、蕎麦だね」なんて言いながら、ぽりぽりとつまむ。

ここに、奥さんこだわりの沖縄の塩をちらっとかけると、あら不思議。
蕎麦の味がさらに深まります。甘みが感じられましたよ。

さらに、奥さん手作りの、きのこの煮物、お漬物なんかも出てきた。

蕎麦は、注文を聞いてから、本物の石臼で“人力”で挽き、打ち始める。
せっかくだからとその様子を少し見せてもらった。

自慢の蕎麦は、薄っすら緑がかった色だった。

2004年に平井堅さんも来た事があるらしく、待ち時間にはその時の写真も見せてくれた。
なんでこの店知ってたんだ!?

そして本命、蕎麦の登場。



写真ではわかりづらいが、蕎麦はほんのり緑色。

そして、食べてビックリ。
十割なのに、もっちりとしている。
蕎麦であの食感は初めてだ。不思議だ・・・。
これが「技」なんだろうねぇ。

十割はボソボソしているという概念が、どこかに飛んでいってしまった。

ご主人のお勧めの食べ方は、蕎麦に直にわさびをすーっと塗り、上からこだわりの塩(沖縄産)をパラパラと振り、つゆにはつけないで、そのまま食べる。

納得。おつゆもついていたが、その方が蕎麦の味が濃くて美味しい!
いやぁ、こだわりの店やわ・・・。脱帽です。

新蕎麦の季節はどうなってしまうんやろ。気絶もんか???

これはまた来ねばならぬ。



セットにすると、蕎麦のお吸い物と、揚げ蕎麦もち?が付いてきます。


満たされた後は、その辺の里山をバイクで走った。
シーズン初なのに、けっこう登ったなぁ・・・。
おかげで、なかなか良いトレールも見つけました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする