夕暮れ時、スイカの棚に羽化したばかりのセミを見つけました。
白く透ける翅、模様から「アブラゼミ」ではないかと。
スイカのツルで懸垂してるような危なかしい体制です。
あの茶色いアブラゼミの、美しい瞬間ですね。
この夏、まだセミの鳴き声は聞いていません。
長かった土の中の暮らしから這い出して、
天敵の少ない夕暮れから夜に羽化し、朝には飛び立っていきます。
短い命を鳴いて終えていくセミたちの夏はこれからですね。
セミの寿命は種別によって違うようですが、
アブラゼミの土の中での幼虫期が3~4年、
土の中が安全な訳でもなく、人に耕され、モグラ等に狙われ・・・。
羽化してから数週間の命、天敵の鳥から逃れたら1か月ほどとか。
最近は天敵になる子供たちの蝉取り姿は見なくなりましたね。
我が家の畑、シートを敷き詰めています。
やっと生き延びたのに、出口を塞いでいるんですね。
なんだか申し訳なく思います。
19:40、翅が茶色くなってきました。
色がついて少し逞しく見えます。
最近はセミも子供も少なくなって。
我が家の隣は子供達のセミ取り場、
虫取網も数本常備して、貸してあげてた頃が懐かしい。
見つけた時は緑がかってたけど、
茶色に変わるのが早いですね。
クマゼミやツクツクボウシは透明の翅で
綺麗な緑だったと思います。
脱け殻にはたくさん出会えるけど
羽化は夜だからね。
子どもの頃
神社で行われたラジオ体操の時 この光景に対面したことがあります
緑っぽかった記憶が・・
なに蝉だったんだろう?・・・
毎日雨続き
雨間に今年3回ほど聞いていますが
まだ元気さはありませんね
セミの合唱に悩ませられる日が近いです(笑)
でも、羽化に出会うことは稀で嬉しくなりました。
今夜もどこかで羽化が始まっているでしょうね。
何度も見ちゃいました。
綺麗だ。