Halの冒険 （２０）

１学期のラスト１０日間をなんとか乗り切ったHalは、
終業式の夜に、ほっとしてつぶやきました。

「頭が痛い！　勉強のしすぎかなぁ…」

さて、そんなお茶目なHalの２学期です。


[０８・９月１９日]
≪妹≫

さてさて２学期になりまして、
Halは毎日楽しそうに学校に行ってますよ～(o^-')b

「学校、たのしい」と言って、
毎日当たり前のように集団登校で出かけています。

Halのいない時間が増えて、内心ホクホクですが、
顔に出さないようにしてます（〃▽〃）

と言うか、Halが自然体で気負いみたいのが見えないからか、
家族みんなが特に変化がない気がする。

まぁ、行っても行かなくても、HalはHalだし。

ただ相変わらず悩みがあるのかないのか、分かりづらいヤツなんで、
学校生活どうなんだ(?_?)とは思うけど、あんまり詮索しても…。

なんか気をつける事とかある？

あっ、週３時間、算数の個別授業に仲良しな友だちと行ってます。
国語はみんなと同じ教室で、３年生のドリルをやったり、
みんなと同じ事をやったりしているそうです。
そのことを、Halは特に気になってないそうです。

[０８・９月２０日]
≪私≫

返信、忘れてたぁ。
毎日、楽しそうに学校に行ってるって、すごいね～(^o^)/

自分で、何年もかけて、
自分の折り合いのつけかたを、ひとまず見つけたんだろうね～♪

Halが、こんなに早く？
自分で自分の折り合いを見つけることができたのは、
『学校に行っても行かなくても』と思ってくれる親がいるから、
安心して自分自身の課題というか、
悩みにとことん向き合えたからだろうね(^o^)Ｖ

またこの先、つまづいたり、転んだりすることもあるだろうけど、
Halは自分で解決できるって分かったから、少し安心だよね。


≪妹≫
Halはやる時はやるヤツだと思ってたけど、
思いのほか早かった(*^ ・^)ノ
過小評価だったか(>_<)

まぁこの先もまだまだ色々あるだろうけど、
またオロオロしながらでも、
信じてついていけば大丈夫なんだなって思いました(^-^)

また、たまにメールしますね。