ワニなつノート

未来へのことば(メモ4)


いま、前回の「引用文」を読んで、さらに惹かれるところを赤い文字に代えてみた。

私が、3人に共通して惹かれるもの。
私が、教えられるもの。
私が、確かめたいこと。


ひとりひとりが、子どものころに、どんなふうに見られていたか。
ひとりひとりが、子どものころに、どんなことを思っていたか。

子どものころから、大人になる間に、どんな経験をしてきたか。
どんな環境を経験してきたか。
どんな人とのつながりを生きてきたのか。

生きる支えになったものは何だったのか。
楽しかったことは、うれしかったことは、何だったか。

何が、分かっていることで、
何が、分からないことだったか。
何を、分かりたいと願ってきたか。

それぞれに、二十歳を過ぎて、
四十歳を過ぎて、
六十歳を過ぎて、
子どものころに大切だったものは、何だったか。

子どものころの、どんなことが、それぞれの「いま」につながっているのか。

特に私が知りたいことは、子どものころ、同年代の仲間たちの存在が、いじめられること、理解されないことも含めて、大人になったいまのあなたのなかに、どう受け止められているのか。

そして、いま、同じようなことで、きっと悩んでいる子どもたちに、教えてあげたいことは、どんなことか。
伝えてあげたいことは、なにか。

その子のお父さん、お母さんに、話しかけたいことは、何か。

       ◇

それらの言葉はまた、私自身が、すぐとなりで、語りかけられている言葉だと感じる。

「あなたのそばにいる、子どものこえを、おもいを、ちゃんときいてあげてほしい。

子どもに伝わることばで、子どもが感じられるやり方で、きぼうを語ってあげてほしい。」

その言葉を、私は、聞くことができているか。
その思いを、私は、引き継いでいくことができているか。

私が、このブログや相談会で、話していることは、ひとりの子どものきぼうにつながっているのか。


10年前、「やっちゃんがいく」という絵本をかいた。
小学校3年生だったやっちゃんは、来年、定時制高校を卒業し、二十歳になる。

25年前に出会ったこうちゃんは、もう三十を過ぎた。
今週の日曜日の就学相談会に、「ひとりで参加したい」と言ってくれている。
今まで、母親と一緒に参加したことはあるが、一人で参加するのは初めてだ。

テンプルさんや東田さんと、同じ「ことば」を、私はやっちゃんやこうちゃんの「ことば」からも、受け取ってきた。

そして、日曜日に私は、また何人かの小さな子どもたちと出会うことになる。

私はそこで、何を受け伝えていけばいいのだろう。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ようこそ就園・就学相談会へ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事