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ワニなつノート

《おすすめ記事  『当事者の語りプロジェクト』》

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【地元の保育所、学校に通ってーー「他愛もないけんかができたことが、今思えば幸せ」】

文・油田優衣  写真・其田有輝也

 

「なんか扱いが雑だったかも。ごめん(笑)」

           ◆

 

《これはおすすめ×10000~~~~~の記事》 ๛ก(ー̀ωー́ก)

っていうか、このまま今年の就学相談会の資料にパクろっと。

 

【み】《見るべきものはみんなみせてきた》だな。

 

          ◆

「なんでけんかしたんですか?(笑)」

「しょうもなすぎて覚えてないけど(笑)。

障害児ならではのけんかもあったし、そうじゃないのもたくさんあったな。

わりと私って「ちょっと優遇されてる」って思われがちなんですよ。

雨や雪が降ってすごい寒い日は・・・見学・・・って言うと、「りえちゃん、ずるい」ってなるんですよ。「私も休みたい」みたいな(笑)。

そこでもめたりとか、「いや、だって私は」みたいに・・・。

でも、そこで話ができるから、「あー、そうなんだ」って。

それから、(障害に)ぜんぜん関係なくいじってくる男子とけんかしたり。

そういう他愛もないけんかができたことが、今思えば幸せだったのかなって。

そんなやりとりから悪い言葉も覚えたしね。

障害あるなしに関わらず、みんな一度は通る道を体験できたって感じですよ。」

 

            □

 

Q「保育所で育ったことが大きかったのかなぁとか」

 

「・・・最初は「どうしたの? 何で歩けないの? 病気なの? 痛いの? これ何?」って質問攻めなんですよ。

「なんかよくわかんないんだけど、病気で歩けないんだよね」

「べつに痛くはないけど、優しく触ってね」みたいなことを言うと、「ふーん」って。

で、もう終わったら、何の隔たりもなくふつうの子として扱われました。

だから、・・・保育所時代の友人に会うと、「障害児っていう概念が植えつけられる前に、もうりえちゃんがいたから、障害児と思ってなかった」って。

それで、「今思えば、すごい難病で大変だったのね」って、「なんか扱いが雑だったかも。ごめん(笑)」って言われて(笑)。」

 

           □

 

Q「早い段階で、お互いが出会うのが大事ですよね。」

 

「「ウルトラマンいるよ」って言ったら「あ、いるんだ」って、「サンタクロースいるよ」って言ったら「いるんだ」って、ありえないことでも「あ、そうなんだ」って受け入れる純粋な心がある。

私みたいなちょっと変わった子がいても、実際に普段の生活の中に存在しちゃってると、それがふつうになっていくというか、だんだん慣れていって、どうすればいいかわからないってこともなくなるし・・・」

 

Q「あたりまえの光景になるというか。」

 

「そう、お互い何の違和感もなかった感じ。」

 

【全文は、以下から(^^)v】

地元の保育所、学校に通ってーー「他愛もないけんかができたことが、今思えば幸せ」|1回目 | 当事者の語りプロジェクト -重度訪問介護制度を利用する重度障がい者の等身大の姿- (wawon.org)

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