《おすすめ記事 『当事者の語りプロジェクト』》
【地元の保育所、学校に通ってーー「他愛もないけんかができたことが、今思えば幸せ」】
文・油田優衣 写真・其田有輝也
「なんか扱いが雑だったかも。ごめん(笑)」
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《これはおすすめ×10000~~~~~の記事》 ๛ก(ー̀ωー́ก)
っていうか、このまま今年の就学相談会の資料にパクろっと。
【み】《見るべきものはみんなみせてきた》だな。
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「なんでけんかしたんですか?(笑)」
「しょうもなすぎて覚えてないけど(笑)。
障害児ならではのけんかもあったし、そうじゃないのもたくさんあったな。
わりと私って「ちょっと優遇されてる」って思われがちなんですよ。
雨や雪が降ってすごい寒い日は・・・見学・・・って言うと、「りえちゃん、ずるい」ってなるんですよ。「私も休みたい」みたいな(笑)。
そこでもめたりとか、「いや、だって私は」みたいに・・・。
でも、そこで話ができるから、「あー、そうなんだ」って。
それから、(障害に)ぜんぜん関係なくいじってくる男子とけんかしたり。
そういう他愛もないけんかができたことが、今思えば幸せだったのかなって。
そんなやりとりから悪い言葉も覚えたしね。
障害あるなしに関わらず、みんな一度は通る道を体験できたって感じですよ。」
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Q「保育所で育ったことが大きかったのかなぁとか」
「・・・最初は「どうしたの? 何で歩けないの? 病気なの? 痛いの? これ何?」って質問攻めなんですよ。
「なんかよくわかんないんだけど、病気で歩けないんだよね」
「べつに痛くはないけど、優しく触ってね」みたいなことを言うと、「ふーん」って。
で、もう終わったら、何の隔たりもなくふつうの子として扱われました。
だから、・・・保育所時代の友人に会うと、「障害児っていう概念が植えつけられる前に、もうりえちゃんがいたから、障害児と思ってなかった」って。
それで、「今思えば、すごい難病で大変だったのね」って、「なんか扱いが雑だったかも。ごめん(笑)」って言われて(笑)。」
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Q「早い段階で、お互いが出会うのが大事ですよね。」
「「ウルトラマンいるよ」って言ったら「あ、いるんだ」って、「サンタクロースいるよ」って言ったら「いるんだ」って、ありえないことでも「あ、そうなんだ」って受け入れる純粋な心がある。
私みたいなちょっと変わった子がいても、実際に普段の生活の中に存在しちゃってると、それがふつうになっていくというか、だんだん慣れていって、どうすればいいかわからないってこともなくなるし・・・」
Q「あたりまえの光景になるというか。」
「そう、お互い何の違和感もなかった感じ。」
【全文は、以下から(^^)v】
地元の保育所、学校に通ってーー「他愛もないけんかができたことが、今思えば幸せ」|1回目 | 当事者の語りプロジェクト -重度訪問介護制度を利用する重度障がい者の等身大の姿- (wawon.org)