関西旅行 錦市場、三十三間堂、室生寺、長谷寺、三輪明神、飛鳥寺、岡寺、橘寺、東大寺、奈良国立博物館、興福寺、東寺・観智院
年末年始に帰省を兼ねて高齢の関西旅行へ。
12月31日の朝に東京から新幹線で京都に。四条烏丸の近くて朝食を食べた後、錦市場を見物。錦市場は大混雑。京都の観光地はどこもそうだが、外人客が過半数以上を占める。
三条通りまで歩きタクシーで三十三間堂へ。1000体の仏像は大迫力。
江戸時代には本堂西側の軒下(長さ120m)矢を射通す競技が行われて最大1昼夜に8000本も射通した人もいたとのこと。もっとも実施には多額の費用がかかり、誰でも出来るものではなかったようだ。
京都駅までバスで行き、JR京都線で大阪へ、阪急に乗り換え西宮の実家で夕食を食べた後、大阪に戻り桜の宮駅近くのビジネスホテルに泊まる。
1月1日はホテルで朝食。朝食会場は大川(旧淀川の一部)に面していて眺めがよい。大阪アメニティパークの高層ビルも身近に見える。
ホテルを出て桜ノ宮駅から大阪環状線で鶴橋に出て近鉄大阪線で室生口大野へ。1時間に1本もないバスを待って室生寺に向う。
仁王門を通り、長い急な石段を上ると、金堂と弥勒堂がある。
弥勒堂は修理中で正面からは見えかったが、金堂には見事な十一面観音立像、文殊菩薩立像、本尊釈迦如来立像、薬師如来立像、地蔵菩薩立像が横一列に並び、これらの像の手前には十二神将立像が並んでいる(二体貸出中)。
金堂の更に石段を上がったところに金堂がありさらに上に五重塔がある。室生寺の五重塔は日本で二番目に古く、最も小さな五重塔とのこと。
奥の院まで行くのは諦めて仁王門より境内から出て門前の食堂で昼食を取り、バスで室生口大野駅に。
近鉄にのり長谷駅に。駅から約20分歩いて長谷寺へ。400段の屋根付き戒壇を登って本堂へ。
本堂は崖にかかっていて舞台造。高さ10メートル以上の十一面観音像が安置されている。
喫茶店を寄った後、長谷駅に戻る。駅への登り坂は結構堪える。長谷駅から近鉄に乗り、大和八木と西大寺で乗り換えて近鉄奈良駅へ。猿沢の池の近くのペンションで宿泊。
1月2日はペンションで朝食を取った後、JR奈良駅まで歩き、JR桜井線で三輪駅に向う。JR桜井線は普段はローカル線だが正月3日は増発され、車両編成も長くなる。
鉄道ファンらしい乗客を多数見かけた。元は東京の山手線で走っていた車両を使った列車が運行されるからかもしれない。
巻向駅の近くには卑弥呼の墓との説もある箸墓古墳がある。
天理辺りから列車は混雑。三輪駅で大部分の乗客は降りて、臨時出口から大神神社へ向かう。午前中であったがかなり人出は多い。二の鳥居から森を通り石段を上がって拝殿に向う。
御神体は拝殿の背後の三輪山そのもので祭神は大物主大神(三輪明神)。大和朝廷以前の古い土着の神様のようだ。
摂社の狭井神社と久延彦神社を回る。
二ノ鳥居近くを通って三輪駅に戻り再びJRで桜井駅へ。桜井駅からタクシーで飛鳥寺へ。
商売繁盛、学業常時などの売り文句のない寺なので人は少ない。
ここには日本最古の大仏が安置されている。
中大兄皇子らに殺された蘇我入鹿の首塚もある。
近くの食堂で昼食を取った後、岡寺まで歩く。
岡寺の参道には古くからの商店があるが空いている店は少なく、歩く人はほとんどいない。
仁王門まで来ると車で来る人で結構人が多くなる。厄除けの寺とのことだ。
岡寺は駅から遠く、バスも少ないので車の客が大部分になるようだ。
仁王門は重文。本尊の如意輪観音は日本最大の塑造とのことだ。
赤寺参道を下り、少し歩いて橘寺へ。
聖徳太子が建立したちされる寺の一つで聖徳太子誕生の地とのこと。
建物は何回も燃えているが、本堂内では重文の聖徳太子坐像(室町時代作)などを観ることが出来る。
善相と悪相が彫りこんだ二面石は面白い。
寺までタクシーを呼んでもらって近鉄橿原神宮前駅まで行き、近鉄を乗りついて近鉄奈良に戻り、猿沢の池近くのペンションに再泊。
1月3日はペンションで朝食後、近鉄奈良駅のロッカーに荷物を置いて、東大寺に。
バスに乗ったが渋滞するので途中下車して歩く。
ここも外人客が過半数以上。鹿が珍しそうだ。
南大門から大仏殿に。
巨大な大仏を拝観してから奈良国立博物館へ。
企画展は春日信仰に関する美術、新たに修理された文化財などでもう一つ。
名品展では塔館や海住山寺、松尾寺まどの寄託の絵画、延暦寺、園城寺、等の書など打数の重文、国宝を含む素晴らしい名品が陳列されていた。
仏像館はいつもながら素晴らしい仏像が難十も陳列されている。室生寺の釈迦如来や弥勒菩薩、岡寺の義淵僧正坐像など、今回訪問した寺院の国宝・重文がここで見られるものも多い。
奈良国立博物館の食堂で食事をした後、隣の興福寺に。
昨年再建された中金堂が公開されていた。
本尊の釈迦如来や薬王菩薩・薬上菩薩、四天王立像などが安置されている。
東金堂には本尊の薬師三尊像、四天王立像、十二神将などを安置。
五重塔は京都の東寺の五重塔に次いで高いとのこと。
国宝館には乾漆八部衆立像(阿修羅像が有名)や乾漆十大弟子立像六躯、旧山田寺仏頭がある。
近鉄奈良駅に戻り、ロッカーのに預けた荷物を受け取った後、近鉄特急で京都へ。
近鉄特急は余り早くはないが京都行の急行が少ないので止むを得ず利用する。
京都駅で二も戸をロッカーに預けてから近くの東寺に行く。東寺の観智院へ。ここは庭が美しい。
但しメインとなる枯山水庭園は元の有名な「五大の庭」を最近作り替えてた庭園のようだ。
宮本武蔵の鷲の画も面白い。五大虚空蔵菩薩が貸し出し中なのは残念。
東寺の五重塔を拝観。一階まで入場できる。講堂、金堂を拝観し、京都駅に戻り、夕食を食べて新幹線で東京に帰る。
年末年始に帰省を兼ねて高齢の関西旅行へ。
12月31日の朝に東京から新幹線で京都に。四条烏丸の近くて朝食を食べた後、錦市場を見物。錦市場は大混雑。京都の観光地はどこもそうだが、外人客が過半数以上を占める。
三条通りまで歩きタクシーで三十三間堂へ。1000体の仏像は大迫力。
江戸時代には本堂西側の軒下(長さ120m)矢を射通す競技が行われて最大1昼夜に8000本も射通した人もいたとのこと。もっとも実施には多額の費用がかかり、誰でも出来るものではなかったようだ。
京都駅までバスで行き、JR京都線で大阪へ、阪急に乗り換え西宮の実家で夕食を食べた後、大阪に戻り桜の宮駅近くのビジネスホテルに泊まる。
1月1日はホテルで朝食。朝食会場は大川(旧淀川の一部)に面していて眺めがよい。大阪アメニティパークの高層ビルも身近に見える。
ホテルを出て桜ノ宮駅から大阪環状線で鶴橋に出て近鉄大阪線で室生口大野へ。1時間に1本もないバスを待って室生寺に向う。
仁王門を通り、長い急な石段を上ると、金堂と弥勒堂がある。
弥勒堂は修理中で正面からは見えかったが、金堂には見事な十一面観音立像、文殊菩薩立像、本尊釈迦如来立像、薬師如来立像、地蔵菩薩立像が横一列に並び、これらの像の手前には十二神将立像が並んでいる(二体貸出中)。
金堂の更に石段を上がったところに金堂がありさらに上に五重塔がある。室生寺の五重塔は日本で二番目に古く、最も小さな五重塔とのこと。
奥の院まで行くのは諦めて仁王門より境内から出て門前の食堂で昼食を取り、バスで室生口大野駅に。
近鉄にのり長谷駅に。駅から約20分歩いて長谷寺へ。400段の屋根付き戒壇を登って本堂へ。
本堂は崖にかかっていて舞台造。高さ10メートル以上の十一面観音像が安置されている。
喫茶店を寄った後、長谷駅に戻る。駅への登り坂は結構堪える。長谷駅から近鉄に乗り、大和八木と西大寺で乗り換えて近鉄奈良駅へ。猿沢の池の近くのペンションで宿泊。
1月2日はペンションで朝食を取った後、JR奈良駅まで歩き、JR桜井線で三輪駅に向う。JR桜井線は普段はローカル線だが正月3日は増発され、車両編成も長くなる。
鉄道ファンらしい乗客を多数見かけた。元は東京の山手線で走っていた車両を使った列車が運行されるからかもしれない。
巻向駅の近くには卑弥呼の墓との説もある箸墓古墳がある。
天理辺りから列車は混雑。三輪駅で大部分の乗客は降りて、臨時出口から大神神社へ向かう。午前中であったがかなり人出は多い。二の鳥居から森を通り石段を上がって拝殿に向う。
御神体は拝殿の背後の三輪山そのもので祭神は大物主大神(三輪明神)。大和朝廷以前の古い土着の神様のようだ。
摂社の狭井神社と久延彦神社を回る。
二ノ鳥居近くを通って三輪駅に戻り再びJRで桜井駅へ。桜井駅からタクシーで飛鳥寺へ。
商売繁盛、学業常時などの売り文句のない寺なので人は少ない。
ここには日本最古の大仏が安置されている。
中大兄皇子らに殺された蘇我入鹿の首塚もある。
近くの食堂で昼食を取った後、岡寺まで歩く。
岡寺の参道には古くからの商店があるが空いている店は少なく、歩く人はほとんどいない。
仁王門まで来ると車で来る人で結構人が多くなる。厄除けの寺とのことだ。
岡寺は駅から遠く、バスも少ないので車の客が大部分になるようだ。
仁王門は重文。本尊の如意輪観音は日本最大の塑造とのことだ。
赤寺参道を下り、少し歩いて橘寺へ。
聖徳太子が建立したちされる寺の一つで聖徳太子誕生の地とのこと。
建物は何回も燃えているが、本堂内では重文の聖徳太子坐像(室町時代作)などを観ることが出来る。
善相と悪相が彫りこんだ二面石は面白い。
寺までタクシーを呼んでもらって近鉄橿原神宮前駅まで行き、近鉄を乗りついて近鉄奈良に戻り、猿沢の池近くのペンションに再泊。
1月3日はペンションで朝食後、近鉄奈良駅のロッカーに荷物を置いて、東大寺に。
バスに乗ったが渋滞するので途中下車して歩く。
ここも外人客が過半数以上。鹿が珍しそうだ。
南大門から大仏殿に。
巨大な大仏を拝観してから奈良国立博物館へ。
企画展は春日信仰に関する美術、新たに修理された文化財などでもう一つ。
名品展では塔館や海住山寺、松尾寺まどの寄託の絵画、延暦寺、園城寺、等の書など打数の重文、国宝を含む素晴らしい名品が陳列されていた。
仏像館はいつもながら素晴らしい仏像が難十も陳列されている。室生寺の釈迦如来や弥勒菩薩、岡寺の義淵僧正坐像など、今回訪問した寺院の国宝・重文がここで見られるものも多い。
奈良国立博物館の食堂で食事をした後、隣の興福寺に。
昨年再建された中金堂が公開されていた。
本尊の釈迦如来や薬王菩薩・薬上菩薩、四天王立像などが安置されている。
東金堂には本尊の薬師三尊像、四天王立像、十二神将などを安置。
五重塔は京都の東寺の五重塔に次いで高いとのこと。
国宝館には乾漆八部衆立像(阿修羅像が有名)や乾漆十大弟子立像六躯、旧山田寺仏頭がある。
近鉄奈良駅に戻り、ロッカーのに預けた荷物を受け取った後、近鉄特急で京都へ。
近鉄特急は余り早くはないが京都行の急行が少ないので止むを得ず利用する。
京都駅で二も戸をロッカーに預けてから近くの東寺に行く。東寺の観智院へ。ここは庭が美しい。
但しメインとなる枯山水庭園は元の有名な「五大の庭」を最近作り替えてた庭園のようだ。
宮本武蔵の鷲の画も面白い。五大虚空蔵菩薩が貸し出し中なのは残念。
東寺の五重塔を拝観。一階まで入場できる。講堂、金堂を拝観し、京都駅に戻り、夕食を食べて新幹線で東京に帰る。